オリンピックの開会式前に始めないと終わらないサッカーは、男女とも勝利というスタートでした。
ここでは男子に焦点をあててみたいと思います。
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フル代表で世界最強のスペイン・・・U-23とはいえ勝利をしたことに対しては評価できます。
ただし勝ったことについてのみしか評価ができないわけで、特にFWに関しては落第点といっていいでしょう。
相手が退場者を出した中で決定機は4回あったわけで、それをことごとくはずすというのはありえないことと言えるでしょう。
世界のトップクラスとの差は結局こういう決定的なところでの決定力であり、確実に得点をするということが重要になってきます。
あの試合を見ていて思ったのは、DFはシュートをさせないようにすることで決定機を減らすということができていましたが、FWは決定機をことごとくしかもフリーという状況ではずすことを繰り返したわけです。
足が速いことは素晴らしい能力の一つかもしれませんが、ストライカーは決めてなんぼですので、評価は不可能というわけです。
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ここまで辛辣に書くのは、日本は絶対にこれ以上の能力があると信じているから書くわけで、サッカーライターの森本さんとは意見が異なりますが、日本はまだまだのびしろがあると考えています。
だからこそ能力のある選手がきちんとやらないということが歯がゆいわけで、もっともっと世界に互することができると信じています。
そのためにはサッカー底辺の底上げが必要であると考えていて、私たちのような底辺で活動する人たちが支えていくのだと思っています。
しかしそれを勘違いしてはいけないとも思っています。