テニスのラケットのことなんぞを・・・

競技系で球技をやったものとしてはサッカーは当然なのですが、もうひとつ少しだけやっていたのはテニスでした。
ちょっと子供がやりたいなんていうもので(たぶん錦織に影響されたのでしょう)ラケットを取り出したのですが、重いラケットなものですから子供には驚かれてしまいました。
それほど古いラケットというわけではない・・・といっても10年ほど前のものなので、重すぎはしませんが当時としては重くて硬いラケットを使っていました。

一番最初に使ったのは「フタバヤ ウイニングショット」というウッドのラケットでした。
初心者から上級者まで使えるもので、これは一年くらい使いました。
今考えれば信じられないほど柔らかいフレームで、先輩が持っていたWilson T2000なんかと比較すると柔らかすぎるほどのものでした。

次に使ったのが「DONNAY Pro」というもので、強引にトップスピンをかける私は、尊敬していたビョン・ボルグと同じラケットをということで選択したものです。
しかしこれは思った以上に良く、木をベースに使ったラケットにしては硬めの良いラケットでしたが、どうしても硬いラケットがほしいと、それからラケット探しが始まりました。

そこで友人から譲ってもらったのが「YAMAHA グラファイトY-15」・・・型番はよく覚えていませんがそんな名前だったでしょう。
しかし私にはこのラケットがどうしても合わず、ねじれる感じが好きになれませんでした。
そして時代はミッドサイズのラケットへと移行したこともあり、いつも行っていた札幌スポーツ館の方にアドバイスをいただいたのです。

そうしたらあるテニスクラブのコーチが自分には合わないからと「フタバヤ MIDAS Ⅱ」を二本格安で譲ってくれるというものですから、とにかくミッドサイズラケットということでしばらく使ってみました。
これは一年以上使ったのですが、私はかなりガットを硬く張るものですから結局一本は壊れる形でだめになりました。

当時、私は山の手テニスクラブという有志が集まってできたクラブに所属していましたが、そこに来ていた北村さんというテニススクールのコーチ(学生時代にも北星学園でお会いしました)が使っていた「Willson STING」を貸していただいたところ、とにかく硬くていい!ということでこれを使い始めました。
ものすごく硬いフレームだったのですが、さらにブリッジがついたタイプの「Willson STING Ⅱ」が発売されると移行するのは本当に速かったと思います。
社会人になるまではこのラケットを主に使っていました。

社会人になってもしばらくは使っていたのですが、残念ながら製造中止となってしまったので、結婚した後だったでしょうか、新しいラケットを探すことになったのです。
それが今のラケットの基本となっています。
形が似ていることやアンドレ・アガシが使ったからなどなど理由はあります。
「Prince Graphite Mid Plus」というラケットでした。
最初はOver Sizeを使わせてもらったのですが、どうしても思ったよりも飛びすぎる印象があり、ではということでMidにしたというのが本当のところでしたが、これがすこぶるいいわけです。
トップスピンもかけやすく、ボレーもしやすいし硬い!
これは本当に長く使っていて、実は今も2本バッグには入っています。
合計でたぶん15本くらい買ったでしょうか・・・試合や練習中にクラックが入ってだめになる感じで終わっていくラケットなのは、グラス繊維が壊れるからなのかもしれません。
今の残りのラケットも数年内に駄目になるのかもしれません。

今はそれと「Prince Graphite MIDSIZE」を併用しています。

次回はサッカーのスパイク・・・といってもスパイクは数種類しか使っていないからだめかな?(笑)

ブログのデザインを変更しました

このブログを立ち上げてから、ずっとデザインを変えていませんでした。

社会人をリスタートするに当たって、また将来のジュニアユース、ユースクラブの未来に向かって、輝かしい未来を暗示するための写真に変えてみました。

左から、NSPクラブ サッカー部のエンブレム、平成21年 東京都北区会長杯優勝、工藤の審判姿、そして高木成太とお世話になった故、中川昭一氏の写真を並べました。
余計なものがあるとしたら私の審判姿かもしれませんが、NSPクラブの代表は私ですので、ちらっと写っておこうかな・・・と思って並べました。

NSPクラブ サッカー部として、実質上の初年度の最初の大会で、市区町村レベルでは明らかにレベルの高い東京都北区会長杯を優勝したのは本当に素晴らしいできごとでした。
この優勝をもう一度全ての東京都社会人カテゴリ、ジュニアユース、ユースで達成するため、優勝の歓喜を暗示する写真を掲載しました。

ちなみに21番はTaka(現:三井住友海上[東京都1部])、14番は当然 高木成太(現:FC鈴鹿ランポーレ[三重県一部]兼任監督)、背中しか見えていない8番が私です^^;

平成25年度チームはこの二月後半からスタートし、その年度の東京都社会人四部優勝、東京カップへの出場と最低三回戦への進出、平成26年度の東京都社会人三部優勝をめざしていきます。
そのために来年度からとはなりますが、一緒にサッカーをしたいと考える方の参加を求めます。
平日練習を行っていきますので、お試しで参加していただけると助かります。

連絡はお問い合わせよりメールでお願いします。

錦織、ベスト8で終了

錦織、全豪テニス4強逃す…マリーに敗れる


男子シングルス準々決勝でマリーと対戦する錦織(25日、豪州・メルボルンで)=松本剛撮影


男子シングルス準々決勝でマリーと対戦する錦織(25日、豪州・メルボルンで)=松本剛撮影
 【メルボルン(豪)=三室学】テニスの全豪オープン第10日は25日、豪州・メルボルンで行われ、男子シングルス準々決勝で第24シードの錦織圭(フリー)は、第4シードのアンディ・マリー(英)に3―6、3―6、1―6でストレート負けを喫し、初の4強入りはならなかった。

 女子シングルス準々決勝では、第2シードのペトラ・クビトバ(チェコ)がサラ・エラニ(イタリア)に6―4、6―4でストレート勝ちを収め、第4シードのマリア・シャラポワ(ロシア)もエカテリーナ・マカロワ(ロシア)に6―2、6―3で勝って4強入りした。

(2012年1月25日15時29分 読売新聞)

初めてのグランドスラム準々決勝は0-3のストレート負けでした。
正直なところ予想通りの結果になってしまったことを残念と思いながら、もしかしたらGame Breakもないのではと思っていたので、そこは期待をはずれて嬉しいこともありました。

ただやはり相手は別格のマリーです。
コーチは私達の世代でテニスをかじったことがあるなら知らない人はいない、あのイヴァン・レンドルです。

今回の対戦はマリーが絶対に優勝を狙ってくるであろうことで少ないセット数で終わらせたいこと、そしてもしかしたらそれ以上に二歳年下の日本人選手に対して「まだ当面勝てないよ」という暗示を与えるために徹底してたたきに来るだろうと考えていました。
案の定、本来はスロースターターであるはずのマリーが飛ばしに飛ばし、全てのセットで最初の錦織のサービスゲームをブレークしたのです。
もうそれが全てといっていいと思います。

錦織サイドとしては完敗はやむないことと割り切るでしょうが、明るい材料としてはブレークバックできたこと、ストロークの打ち合いで負けなかったことなどが挙げられるでしょうが、残念ながらやはりどうやってしてもまだまだ力が不足しているのを再確認したことでしょうから、ここからまずはトップ10に入るため何をしなければならないかというのが明確になったのではないかと思われます。
サーブもそうでしょうし、やはりフォアでのエースを取ること・・・つまりはエアケイというウイナーを見せることで相手に対し優位に立つ・・・、バックハンドのエースはところどころでいいものが見られたので、やはりウイナーに持ち込むまでのパターンをつくることが必要です。

しかし・・・それだけ完敗としても、錦織圭という選手の可能性を今まで以上に大きく感じましたし、まだ22歳の若者が果たしてどこまで行くのかという楽しみを持つことができました。
日本のプレーヤもここまでやれるんだという姿を見せてくれたおかげで、テニスをしている中高生世代に大きな夢を持たせてくれるものだと思います。
日本テニス協会が強化に力を入れているのは当然知っていますが、それよりも錦織をはじめとした若手がこうして活躍してくれることが、強化にとっては最善の方法だと感じます。

今後の錦織圭の活躍を願わずにいられません。