錦織、ベスト8で終了

錦織、全豪テニス4強逃す…マリーに敗れる


男子シングルス準々決勝でマリーと対戦する錦織(25日、豪州・メルボルンで)=松本剛撮影


男子シングルス準々決勝でマリーと対戦する錦織(25日、豪州・メルボルンで)=松本剛撮影
 【メルボルン(豪)=三室学】テニスの全豪オープン第10日は25日、豪州・メルボルンで行われ、男子シングルス準々決勝で第24シードの錦織圭(フリー)は、第4シードのアンディ・マリー(英)に3―6、3―6、1―6でストレート負けを喫し、初の4強入りはならなかった。

 女子シングルス準々決勝では、第2シードのペトラ・クビトバ(チェコ)がサラ・エラニ(イタリア)に6―4、6―4でストレート勝ちを収め、第4シードのマリア・シャラポワ(ロシア)もエカテリーナ・マカロワ(ロシア)に6―2、6―3で勝って4強入りした。

(2012年1月25日15時29分 読売新聞)

初めてのグランドスラム準々決勝は0-3のストレート負けでした。
正直なところ予想通りの結果になってしまったことを残念と思いながら、もしかしたらGame Breakもないのではと思っていたので、そこは期待をはずれて嬉しいこともありました。

ただやはり相手は別格のマリーです。
コーチは私達の世代でテニスをかじったことがあるなら知らない人はいない、あのイヴァン・レンドルです。

今回の対戦はマリーが絶対に優勝を狙ってくるであろうことで少ないセット数で終わらせたいこと、そしてもしかしたらそれ以上に二歳年下の日本人選手に対して「まだ当面勝てないよ」という暗示を与えるために徹底してたたきに来るだろうと考えていました。
案の定、本来はスロースターターであるはずのマリーが飛ばしに飛ばし、全てのセットで最初の錦織のサービスゲームをブレークしたのです。
もうそれが全てといっていいと思います。

錦織サイドとしては完敗はやむないことと割り切るでしょうが、明るい材料としてはブレークバックできたこと、ストロークの打ち合いで負けなかったことなどが挙げられるでしょうが、残念ながらやはりどうやってしてもまだまだ力が不足しているのを再確認したことでしょうから、ここからまずはトップ10に入るため何をしなければならないかというのが明確になったのではないかと思われます。
サーブもそうでしょうし、やはりフォアでのエースを取ること・・・つまりはエアケイというウイナーを見せることで相手に対し優位に立つ・・・、バックハンドのエースはところどころでいいものが見られたので、やはりウイナーに持ち込むまでのパターンをつくることが必要です。

しかし・・・それだけ完敗としても、錦織圭という選手の可能性を今まで以上に大きく感じましたし、まだ22歳の若者が果たしてどこまで行くのかという楽しみを持つことができました。
日本のプレーヤもここまでやれるんだという姿を見せてくれたおかげで、テニスをしている中高生世代に大きな夢を持たせてくれるものだと思います。
日本テニス協会が強化に力を入れているのは当然知っていますが、それよりも錦織をはじめとした若手がこうして活躍してくれることが、強化にとっては最善の方法だと感じます。

今後の錦織圭の活躍を願わずにいられません。

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