カテゴリー: 代表のつぶやき

ジュニアユースの準備・他

ジュニアユースの体験会は1月の予定をこなすことはありませんでしたが、2月は順調に行っており明日26日に2月の最終練習会を行います。
11名はそろいそうですので、15名程度をまず目標に置き、楽しいサッカーができるように環境を整えていかねばなりません。

幸いなことに中学入学が迫った今、ジュニアユースと部活で最後のせめぎあいがあるようで、お問い合わせもいくつかいただいております。
中学校の部活をまるまる否定するわけではありませんが、ほとんどの中学校ではスキルアップはできない(サッカー専門の先生がいらっしゃるのでしたら別ですが)と考えておりますし、私たちには経験豊富なコーチ陣をそろえることができますので、その差は歴然だと感じています。

ですが本格的な参戦は2011年度ということもあり、環境のことを考えて既存のチームにという方も多くいらっしゃいましたが、私としてはそれもまた当然のことだととらえています。
それどころか正直に「子供のことを考えると環境の面で不安が・・・」とメールをいただける保護者の方が数名いらっしゃり、その言葉をいただけただけでありがたいと感じました。
少し考えていただければわかるのですが、何も言わずに連絡がなくなったり、「もうメールは不要です」とだけの方が多いのが普通ですので、そうした丁寧なお断りメールに理由があることが私たちにとっては既にアドバイスとしていただいているのですから感謝をするものだと思っています。

そして現在確定をしているメンバーと保護者の皆様には、絶対にジュニアユースを進めていき、子供たちによい環境を与えることをお約束いたしますので、どんどん私たちに注文を出していただければと思っています。
その注文が私たちにとってだけではなく、必ず将来の子供たちのためになっていくものだと思っておりますが、全部が今すぐできるわけではありませんので長い目で見ていただければと感じます。

指導者をないがしろにする事件を聞きました。
他のチームだったり学校(小中ではありません)だったりするわけですが、保護者の中でご自分の子供がどうやっているのか考えずに学校や代表に申し上げられる方がいらっしゃるそうです。
そして優秀な指導者を解雇したり、事実上の更迭をしたりする事件をここ数ヶ月で数件ききました。
非常に残念なことであり、また先生の場合は次の学校に異動されるまで指導をされないということになりますので、子供たちにとってはなんとも残念なことだと思っています。

親の都合で学校やチームを振り回してはいけないと感じます。
ただし指導者や運営としては保護者の意見を聞かねばなりませんが、なによりもまずは子供たちのためでしかありません。
ここを保護者も指導者もはき違えてはならないわけで、問題の本質はどこにあるのか、自分の子供の本音はどこにあるのか、子供たちの考えはどうなのか、それらを考えて運営をしていきたいと考えます。

ジュニアユース体験会と日本代表戦に思うこと(+審判研修会)

ジュニアユース体験会は2月19日に予定しております。

まだまだ「サッカーをやりたい」という子供を掘り出していきたいと思っています。
ジュニアユースで大丈夫かしら・・・と考えている方は、まず体験にきて「まだうまくなる」ということをじっかんしていただければと存じます。

さて、昨日の東アジアカップの感想です。

新聞やニュースでは「玉田よくやった!」となっていますが、私は全く違う見方で、決定機をあれだけはずした(先日の中国戦も含め)玉田を先発で、しかも何本外したかと考えれば、代表戦に必要ないと考えています。
個人的に言えば東アジアカップは不要だと考えます。
やるのであればオーストラリア、韓国、日本・・・加えるなら中国の四カ国での大会であり、香港との戦いは世界の代表と戦うことを考えれば参考にさえならないのです。
欧州組がいないということをさっ引いて考えたとしても、残念ながら最近のパフォーマンスが落ちている中村俊輔が中盤に入ってしまえば、そこでスピードがどうなるか?というのはそれこそ疑問符がつくことになります。

今の日本に求められているのは驚異的なパフォーマーでしかなく、その意味ではCSKAモスクワの本田やカターニャの森本であり、ベテランとなった中で必要なのはDFを除き稲本、遠藤でしかないでしょう。
はっきり書きますが、日本代表に現段階で規律だなんだと求めたとしても、世界で戦うには絶対的に物足りないと感じており、過去の優れた選手をみてもどこかやんちゃなところがあると感じています。
本田がなんだと騒がれたりすることもありますが、では彼以上のパフォーマンスや実績を海外で残してきた選手は現役でどれほどいるのでしょうか。
そう考えてみればおりこうさんでアイディアのない選手ではなく、一方向に秀でた選手であったり、悪ガキであっても周囲を黙らせることのできる能力を持ったプレーヤーが必要なのではないかと思われます。

NSP Club U-15においてそうした悪ガキはどんどんいらっしゃいと思っています。
ですが徹底的にしごきますから覚悟をしていただきたいのと、礼儀だけはとにかく教えます。
礼は間違いなく必要なものであり、規格外であったかもしれない高木や私でさえ礼は重んじておりますし、平山も当然ながらその部分には相当やかましくなります。

しかしサッカーとは楽しくやることが目的ですから、楽しくやりたいならまずは礼・・・これを徹底し、NSP Clubって違うね!と言われるようなクラブを作り上げて行こうと考えています。

さて、昨日2/11は東京チャンピオンシップの審判兼研修会でした。

今年は試合数が少ない(駒沢第二、補助の人工芝張り替えがある)ため、割り当ては四審で一試合というのも覚悟していましたが、7日にA1、昨日はA2の割り当てをいただきました。

7日でだめ出しをいただいたフラッグの位置に関してはほぼ完璧にできていたと思いますし、それなりの評価をいただいたと思っています。

会場には3級審判インストラクターの研修で、葛飾区連盟の鈴木部長もいらっしゃっていました。
A1に入っていた上山さんと私に試合終了後声をかけていただき、ご挨拶をいたしました。
私はまだ年数が足りないようでインストラクター資格はないそうなので、まだアクティブレフェリーとして研鑽いたし、少しでも上を目指していこうと思っています。

困ったときはお互い様

ほんと、この数日間は感謝、感謝ばかりです。

私の審判人脈を頼って連絡をしてくれた方が二人で5試合。
それにすぐ応えられた(1試合は決まっていませんが)のは、いつも協力をいただいている審判の仲間です。

年下ばかりではなく、年上の仲間もいるわけで、こうした先輩達のご協力というのもたいへん感謝しております。

依頼をしていただいた方のお一人は、家庭の事情があってたいへんだとお聞きしました。
いつも仲良くしていただいている先輩が、困って私に連絡をいただいたことに応えられたのは、本当に仲間のみんなのおかげだと思っています。

私だっていつ何があるかわかりませんし、NSP CLUBの試合において、基本的に都リーグは帯同の方にお願いしております。
そうした時に頼りになるのはやはり仲間でしかないんです。

日頃アクティブレフェリーとして活動をしていて、そうした中で本当にサッカーを愛している審判の皆さんと接することができるのは、私としてはたいへん光栄なことであるといえます。
そうしたものが現在掲げている「リスペクト」にもつながってくるでしょうし、当然ながらアクティブレフェリーの仲間はそうした意識を持った素晴らしい仲間です。

そして私はこうした仲間の輪を広げていきたいと考えています。

困ったときに連絡できる場所、とりあえず工藤に相談してみようなんていうことでも構わないと思っています。

そしてまた新たなシーズンが始まるわけですが、4級の方でもこうした協力への参加をお願いしています。
将来的に3級を受けたい方や4級でも公式戦の審判をやりたい方、もっと公式戦の審判数を増やして経験を得たい方、そういう方であればお会いして互いに納得をすれば仲間として迎え入れたいと思っています。

さすがに誰でも彼でもというわけにいきませんが、こうしたものに協力したいという方がいらっしゃいましたらご連絡をいただければ幸いです。