カテゴリー: 代表のつぶやき

【中間発表】Jリーグを目指す関東のチーム7/24現在

今年の春にJリーグを目指す関東のチームをブログにしてみたのですが、結構読まれる方がいらっしゃるので、昨日現在の中間発表をさせていただきます。

関東でJリーグを目指すクラブ中間報告

状況クラブ名20167/25現在HOME
new-Item東京武蔵野シティFCJFL通算9位武蔵野市
869-32ブリオベッカ浦安JFL通算11位浦安市
全国(地域決勝等)の壁
TOKYO23 FC関東一部1位(地域決勝圏内)江戸川区
VONDS市原FC関東一部2位市原市
つくばFC関東一部4位つくば市
869-32LB-BRB TOKYO関東二部2位文京区
早稲田ユナイテッド関東二部10位(降格圏内)西東京市
関東の壁(以下は東京都限定)
Criacao東京都一部5位新宿区
869-32スペリオ城北東京都一部12位(降格圏内)北区
フエンテ東久留米東京都一部13位(降格圏内)東久留米市
new-Item八王子FC東京都二部1位(昇格圏内)八王子
FC GIOCO世田谷東京都二部2位世田谷区
869-32南葛SC東京都二部3位葛飾区
アローレ八王子東京都二部
3ブロック2位
4位八王子市

まだまだ昇格も降格もわからない状況ですが、関東リーグではTOKYO23FCがとうとう首位に立ちました。

昨年、僅かの差で東京都1部昇格ならなかったアローレ八王子ですが、今期は4位とふるわない状況です。

対して、八王子FCの健闘が光っている状態だと感じています。

Criacaoが予想に反して中団にいるのは少し驚きです。

『少年サッカー界が抱える審判問題(寄稿)』への審判からの反論(3)

『少年サッカー界が抱える審判問題(寄稿)』への審判からの反論(2)の続きです。

その前のエントリーはこちらです。
『少年サッカー界が抱える審判問題(寄稿)』への審判からの反論

少年サッカー界が抱える審判問題(寄稿) マイボ 2016/06月20日(月)
こちらの寄稿文に関しての審判としての反論です。

(2)では審判の組織や、アクティブレフェリーについて書きました。

そこで指導者と言われる方に質問となります・・・

では、こちらに寄稿された方はそうした東京都少年サッカー連盟やブロック、市区連盟のような審判部・委員会になにかアプローチされたのでしょうか。

そしてアプローチをしたとしたなら、どのようにするべきなのか、どうやって協力体制を作るのか話をされたのでしょうか。

私は文面からしか判断ができませんが、あのようなことを書く人がとてもそういう行動に出るとは考えていません。

ちなみに台東区では少年であろうが成年であろうが疑問、質問などなんでも競技規則に関してであれば私に質問が来ます。

「このあいだこういう状況で・・・どう思う?」などというもので、簡単に答えられるものから、状況が判断しにくいもの、果ては愚痴まで聞くことになりますが、それらのすべてが参考になります。

そしてそれを東京都サッカー協会のインストラクターや、アクティブレフェリーの仲間などと共有して、それぞれ意見の交換や展開をします。

そこには私のようにコーチもたまにするというような方もいらっしゃいますので、そういう方のコーチ目線の話などということも聞かれます。

それが審判レベルの向上、ひいては試合レベルの向上につながるものだと思って、そうした情報交換などを行っているわけですし、さらに私の場合はコーチたちとも話し合いをして、今後どうしたらいいのかというのを相談させていただくことがあります。

もっとも新米インストラクターですから今は模索中のことが山ほどあり、ようやく少年のゲームにいくことができるようになったりしたわけで、これからはもっと積極的に市区、ブロックのために動いていかねばならないと思っています。

で、寄稿した方にお尋ねしたいのは、審判側にこういう人間がおりますが、話をしたことがありますか?と。

私は審判とも、指導者とも、運営ともそれぞれ話す機会をいただいておりますし、審判インストラクターとしてもさまざまな意見を聞くことができる環境におります。

それをひとくくりに

そして、ルールを知り、サッカーの試合を裁くことに酔いしれた審判が、自分の価値観でジャッジしていることは大きな問題だ。

などとは言語道断だと考えます。

敢えて書かせていただきますが、自分の価値観のみでやっているのはあなたです。

私たちは自分の価値観にならないよう、それぞれ意見を交わして、それぞれにとって良い環境を作るべく努力をしていっています。

それを否定するような言動は一切許すことができません。

真剣に審判活動に取り組んでいる審判たちに失礼です。

もちろん中には勘違いをしたような審判もいるかもしれません。

しかし、そういう審判をなくしていき、よりよい試合を作るためのレフェリーを育てる活動をしております。

そういう中で私が絶対に許すことができないのは、引用している部分です。

さらに書きます。

指導者と呼ばれる人々の多くに、審判をリスペクトしているとは到底思えない言動をします。

それが育成年代を見る指導者なのか?と問いたくもなりますし、あまりの異議のひどさに退席を命じられるような方もいらっしゃいます。

もっと言えば、試合中にずっと怒鳴り散らして自分の思い通りいかなければ罵倒するような”指導者”がいるわけです。

これはどう考えるのでしょうか。

それが全部とは言いませんよ。

しかし、残念ながら多くのチームでみられるのもまた事実です。

指導者も審判も、まずは競技者が試合をする環境をつくるべきですし、そのためのコミュニケーションも必要ですが、まずは互いをリスペクトするべきですし、いけないものはいけないと言うべきです。

私は指導者と審判はもっとコミュニケートすべきだと考えます。

それは育成だからとかなんとかではなく、まずプレイヤーが第一であるという考え方だからです。

最後に「世界基準の前に、そこにいる子供のレベルを考えてください」。

そしてその子供達がすべてではないということを知ってください。

『少年サッカー界が抱える審判問題(寄稿)』への審判からの反論(2)

『少年サッカー界が抱える審判問題(寄稿)』への審判からの反論の続きです。

少年サッカー界が抱える審判問題(寄稿) マイボ 2016/06月20日(月)
こちらの寄稿文に関しての審判としての反論です。

第一回は反論というよりはコーチの問題を出してみましたが、今回は審判の組織がどうなっているのかということと、指導者がそこにどういうアプローチをしているのかということです。

ここでは東京都少年サッカー連盟を例をだします。

東京都の場合は16ブロックに分かれており、その運営はそれぞれ所属する市区連盟のチームから役員が出て運営されています。

審判はといえば、市区連盟の審判部や審判委員会と、ブロックの審判委員会が設けられており、そこが東京都少年サッカー連盟の審判委員会へとつながる形になっています。

一般に市区連盟の審判員は、少年の場合お父さん審判となります。

市区連盟の割当や、東京都サッカー協会からの割当というのは市区連盟ではあまりなく、トレセンなどになってはじめて市区連盟から帯同として審判が付くのが一般的です。

つまり、市区連盟のお父さん審判であったり、そこに協力している審判に対して、件のコーチはまずクレームをつけているわけですが、ここに市区連盟の審判部がかかわらない、もしくはかかわりにくい現状があります。

一つは、東京都サッカー協会の下部組織に所属していないことが挙げられます。

前にも紹介しましたが、東京都サッカー協会の傘下として東京都少年サッカー連盟があり、16ブロックにわかれているところまでは東京都サッカー協会が管轄していることになります。

しかしながら、市区連盟はそれぞれの市区が独自に運営しており、多くが任意団体であったりするわけで、運営を無償ボランティアでおこなっているところがほとんどです。

その中で、私のような審判でやってきた者が審判部の役員としてインストラクターとなり、市区連盟の審判を見ることになります。

ちなみに私は東京都サッカー協会所属の審判インストラクターであり、市区連盟所属ではありませんが、私の場合は市区連盟推薦という立場でお世話になっています。

ですから、その市区連盟に所属するインストラクターがどのようにして動いているかというのが重要ですが、もうひとつ問題があります。

それは、社会人連盟と少年連盟が分裂していることが多いというものです。

東京都サッカー協会所属のインストラクターで市区連盟推薦に限ってですが、出身母体を聞くと「○○区社会人連盟」「××区少年連盟」などと分かれていることが多く、社会人所属の方はその市区の少年を知りませんし、逆もまた知らないことが多くあります。

そこで審判部内部の連携を取ることができず、苦労して審判だけでも連携しようとしているところもあります。

そうして、市区連盟に所属しているチームの市区大会などを見させていただき、審判にアドバイスをさせていただく機会をもうけさせていただくのです。

最初から素晴らしい審判などいないわけですが、それを少しでも良いものにするために、インストラクターだけではなく、市区連盟は考えています。

その上に少年ですとブロックがありますが、こちらのブロックの役員の方も多くが東京都サッカー協会で活躍されていた、されている審判の方々が所属しています。

そして、ブロック大会などに積極的に参加をして大会の反省などのなかに審判を入れていることもあります。

さらに上の東京都というくくりになると、私達アクティブレフェリーが必要とされる大会がでてきたりしますが、ここで審判ができるレベルの方をスカウトして、東京都サッカー協会所属のアクティブレフェリーなどに推薦をするわけです。

アクティブレフェリーに触れますが、少なくとも年に一回のフィジカルテスト、年三回の筆記テストがあり、筆記テストと合わせて競技規則の伝達講習会や、開幕前の規則講習会などが行われます。

そうやって審判の質を上げるために東京都サッカー協会は努力をしていますが、全てのアクティブレフェリーがパーフェクトではありませんが、少なくとも一定の基準を満たした東京都サッカー協会からの派遣審判員ということになります。

S3級アクティブの場合は主に
≪主審≫
●東京都チャンピョンシップ(東京カップ)一次戦
●東京都民大会(成人)
●市区町大会
●東京都大学サッカー連盟 三部、四部
●東京都大学サッカー連盟新人戦
●高円宮杯 U-18 T-3
●高円宮杯 U-15 全都
≪副審≫
●東京都チャンピョンシップ(東京カップ)一次戦、二次戦
●東京都社会人一部、二部
●東京都民大会(成人)
●東京都大学サッカー連盟 一部
●高円宮杯 U-18 T-1
●高円宮杯 U-15 トップ
というのがあり、それ以外には関東社会人、U-18、U-15などがあります。

そこに派遣できるかというのを審判部が判断をして、レベル分けをしたうえで派遣されています。

ですから、この審判はできると思われたからこそ、そこで審判をしていることになります。

しかしながら、市区連盟管轄の試合やブロック管轄の試合では、こうしたレフェリーに依頼することができないため、それぞれの場所で審判に取り組まなければなりません。

その事実を踏まえたうえで、寄稿した方は考えて書かれているのか?と思うわけです。

やはり長いので(3)に続きます。