監督・高木成太

平成23年度 天皇杯二回戦 FC鈴鹿ランポーレ 対 名古屋グランパスエイト
試合終了後の高木成太監督(FC鈴鹿ランポーレ)の記者会見コメントです。

【第91回天皇杯 2回戦 名古屋 vs FC鈴鹿】高木成太監督(FC鈴鹿)記者会見コメント(11.10.12)

10月12日(水) 第91回天皇杯 2回戦
名古屋 6 – 0 FC鈴鹿 (19:00/瑞穂陸/2,280人)
得点者:14′ ブルザノビッチ(名古屋)、19′ 橋本 晃司(名古屋)、35′ ブルザノビッチ(名古屋)、42′ 新井 辰也(名古屋)、78′ 田中 輝希(名古屋)、88′ 田口 泰士(名古屋)
★第91回天皇杯特集
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●高木成太監督(FC鈴鹿):

「本当に順当な結果だと思います。ただ、我々のスピリッツは見せられたかなと思います」

Q:格上の相手に対し、どのような戦い方で臨もうと?
「僕らは4-3-3というシステムなんですけど、いつも通り攻撃的に行こうと。ボールを奪ったら素早く前に行こうと。そういうサッカーをやろうと思いました」

Q:退場者を出したあとも運動量豊富に戦いましたね。
「僕は試合前に、『ピッチ上だけはフェアだ』って話を選手にしました。1億円もらっていようが、我々のようにバイトでサッカーやってようが、ピッチの上での90分はフェアだと。本当に戦ったんですが、ひとり退場したのは、本当に痛かったです」

Q:格上に対し、いつも通りの4-3-3を選んだ理由は。
「やっぱりいつも通りの試合をやって、選手が肌で感じてくれればいいと思って。変に守ってもどうせ守れる相手じゃないから。潔く行こうと。そういうことです」

以上

ランポーレのサッカーをする・・・それが今回のテーマだったのだと思う。
肌でJ1を感じられたこと、この先の自分たちがどこに向かうのか、選手たちもより身近に感じたのではないだろうか。

私は成太を言葉でしかいまはサポートできない。
誰にも言うことのできないことを聞くことくらいなのだろうか。
でも、監督としてそれはいえないことなどでてくるのだが、選手やフロントにぶつけてはいけない。
今は充実していると言っていても、それがフラストレーションに変わるのは簡単なこと。

だからこそ仲間として、友人として支えるだけ。
ただそれだけ。

Facebookで成太のウオールに高木義成選手が書き込みをしてくれた。
成太もたいへんに喜んでいた。

二人は2002年にヴェルディで選手として一緒に活躍をしていた。
そういえば試合後の東京プリンスで二人に会ったなぁ・・・と。
(その後、成太に鉄板焼きをごちそうになったなぁ(笑))

その二人が監督と選手として対決をするのは本音を言えば見に行きたかった。
しかしながら前週の10月5日の水曜スクールが雨で中止となり、その前の週はお休みだったため三週連続でスクールを中止をするという選択肢はなかった。
10月5日にスクールができていれば、保護者の方に頭を下げてでも行こうと思っていたが、三週連続子供とスクールができないのは、間違いなく問題であるし子供も成太と同様に大切なのである。
結果、スクールには新しく体験に三人もきてくれたし、子供たちの満足そうな顔が見られたわけで、スクールを取ってよかったと今は思っている。

それにしても成太がうらやましいのは2002年にブラジル代表エジムンドと一緒にサッカーができたこと、そして今回は監督としてストイコビッチと戦ったこと。
こればっかりはうらやましいと心の底から思う。

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