本日(といいながら日付は既に昨日になっていた)SIMBAが所属させていただいている台東区協会の打ち合わせに参加してきた。
内容は決勝トーナメント(1部A,B両ブロック上位2チームずつと2部の上位2チーム)の日程と審判の割り当てなどに関してのことであったが、台東区リーグも来年を見越してユニフォームをパンツやストッキングもそろえようということになった。
台東区は良い意味でのおおらかさというかアバウトさがあったのであるが、やはりその状態では際限の無いものまで出てきてしまうということで、少しずつきちんとした形にしていこうということであり、私達としても賛成できるものであると感じた。
無論良いアバウトさを残しながら、みんなで作っていくんだと言う区民大会の位置づけというのはとても良いものであるし、何よりもぎすぎすした関係じゃないというのがSIMBAとしても楽しみながらも真剣にサッカーをできているのだと思っている。
先日の最終戦には私が審判として依頼を受けることができなかったため、鈴木くんに依頼をしておいたのであるが、すこぶる評判が良かった。
まだ彼のジャッジには不安点がないわけではないが、日ごろの準備が本番できちんと出たようで、それを運営側からお褒めいただいたことですこぶる鼻が高かったのである。
無論、NSPクラブとして審判を育てていくというのは命題であり、サッカーを勉強するためにも審判としての目を養うことも重要であると日ごろから口を酸っぱくしていっている。
サッカーとは経験の積み上げでうまくなっていくこともあり、より高いレベルを目指していくのであれば、サッカーを知らなければならないスポーツなのである。
なぜなら他のスポーツと決定的に違うのは、チームスポーツでありながらフィールドに入ってしまえばそれぞれが考えなければならないものであるということだ。
他のチームスポーツは意外と監督からの指示などがメインとなってくることが多いのであるが、サッカーはその頭がなければ試合前の指示さえ実行できないというなんとも厄介なスポーツなのである。
だから勉強はできなくともサッカーに関して賢くない人はサッカーをうまくなることはないし、運動能力だけに頼っていては結果としてその才能を生かすことはできなくなってしまう・・・・と話がそれてしまった。
現在SIMBAで実行している審判のスタイルを、来年以降は全てのチームに浸透していこうと考えている。
それは練習試合で審判のトレーニングをこなし、それを上級レベルのものがチェックし、本番のゲームでの進行に役立てていこうというものである。
SIMBAでさえ帯同として6人の審判を抱えており、それ以外にも資格者やこれから受験するものもいるわけであるが、彼らを育てていくのがNSPクラブとしての役割でもあると思っている。
そのためには私が2級を目指しているということもあるのだが、台東区連盟からの推薦を出してくれるということもありそうで、そのチャンスを生かしていければと考えている。
当然ながらそのためには私自身が努力をしていかなければならないわけであるが、私には運動能力は落ちてきていてもサッカーの頭がある。
それらの資産を使って楽しい中にも規律を持ったジャッジメントを行って、審判として、監督として今より上を目指して行きたいと考える。
来年も台東区連盟のお手伝いをさせていただけることになりそうで、審判としてのスキルアップも努力していこうと思う。