ワールドカップ予選でバーレーンに敗退

マスコミの論調からは勝って当たり前なのにというものが見え隠れしている。

バーレーンに勝てる保証ってあるのか?と対戦相手が決まってから感じていたのであるが、やはりというかなんというかオマーンに敗退してしまった。
言ってみれば私は当たり前の敗戦だと思っている。

戦う姿勢が全く見えてこないチームなのである。

比較のしようがないが、ドーハ組は結局のところワールドカップへ行くことができなかったのに、勝とうとする姿勢が前面に押し出ていた。
これは精神面というかその時の選手の心情が左右するものだと思っているが、どうも最近の日本代表を見ているとまず戦うという姿勢が見えてこないのである。
テクニック的なものは1993年当時の日本代表よりもはるかに上であると思うのだが、最近の風潮なのか勝利に対しての執着心が見えてこないのである。

ウエンブリーで柱谷哲二が手を出してゴールを防いだことがあったが、誉めることのできないプレーではあるが、その心は汲み取ることができるであろう。
で・・・今の代表はと振り返ってみれば、先日の東アジア選手権において鈴木が首を絞められたとき、誰か行ったか?
絶対に勝とうとする北朝鮮や中国みたいな姿勢がみられたか?

はっきり今の日本はそういう意味で弱体化してしまったのではないかと考えている。
それは日本サッカーのという問題ではないかもしれない。

とにかくワールドカップ予選はまだ先がある。
勝つ姿勢を見せてくれる稲本、中田、中村俊輔などを入れて、絶対に勝つと心に決めてほしい。
こんな日本代表の試合なんざ見たくもない。

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