そうです、日本代表対オーストラリア代表のワールドカップ予選です。
たぶんマスコミの「負けたら岡田監督解任」ってのはまだサッカー協会ではない話だと思っていますが、私はこの意見には賛成です。
とにかく岡田監督を買っていませんから。
アジアカップ予選で若手を積極起用したわけですが、結局バーレーン戦は負けるという大失態をやらかしましたし、キリンカップでも巻を最後に使いましたが、アジア相手に巻は有効でもオーストラリアでは意味がないであろうということがはっきりしたと思っています。
私は巻は好きな選手の一人ではありますが、どういう試合、どういう場面で活きるのかと冷静に考えてみると、高さに高さという単純なぶつけ方ではいけないと考えますし、アルゼンチンのようなチームがどうして強いのかを考えると、体格が全てではないと思っています。
ただしDFレベルでは「ある程度の身長」が必要だと考えています。
NSP CLUBもセンターバックに主に起用されるうちの二人は180cmを超えていますし、跳ね返すということを考えれば動きが同等であれば特にセンターバックは背がある程度あった方がいいと考えています・・・が代表とは別ですね^^;
今のままではとてもではありませんが「世界のベスト4」など夢のまた夢でしかありませんし、日本が戦うためには個のレベルを上げねばとてもではありませんがまず「戦う」ということができません。
ワールドカップ本戦に出場したとして、シードチームに敗退すると考えた場合、間違いなくそのすぐ下のランクの国には勝たなければなりません。
それはほとんどの場合、たぶんヨーロッパの中位であろうと考えますが、過去のワールドカップを考えてみても、とてもではありませんが今の日本代表の力で間違いなく勝つことはできないでしょうし、ベスト16に進出したとしてもドローが良くてまたヨーロッパの中位もしくは南米の準強豪、アフリカの強豪と当たるでしょうからベスト8でさえ間違いなく「遠い」といえるでしょう。
「お前は日本代表を愛していないのか?」と言われるかもしれませんが、私は世界中のどこの代表よりも当たり前に日本代表を愛していますし応援をしています。
だからこそ冷静に何が日本に足りないのか、指揮官の問題点はなんなのかを考えているわけで、まあたかだかサッカーファンの戯言でしかないわけです。
ですがサッカーライターであり友人の森本氏と電話でよく話をさせてもらったりするおですが、北京オリンピックの時の私の予想は全て当たりましたし、森本氏が考えている以上に日本代表というのはスキルは持っていたとしても活かしきれていないという現実に絶えず見舞われます。
その顕著なものがフル代表であり、岡田監督のヨーロッパスタイルで組織力を使ってがちんこという形は、アジアでは通用してもワールドカップ本戦では通用しませんしヨーロッパ型のオーストラリアには通用しにくいと考えます。
そしてもし今日勝ったとしてもそれには条件が揃うことが必要で、必ずその条件がなければワールドカップ本戦でもそれが条件となるため、対戦相手には容易に破られてしまうでしょう。
その条件とは「良い状態でピッチ上に遠藤と中村俊輔がいる」というもので、この二人のパーソナリティーによるものが大きいと考えています。
そう・・・今までが中田英寿に頼ってきたようなものです。
あと三時間後には結果がでていますが、私は岡田監督では本戦は勝ち抜けないと思っていますし、修正は早い方がいいと思っています。
日本代表には期待をしたいのですが、イビチャ・オシムとは違いますから・・・