食べるということ

私はありがたいことに健康と体格に恵まれていると思っています。

大きな病気はしたことがありませんし、身長180cmで体重75kgはもう少し絞りたいかなとは思いますが、48歳という年齢を考えれば充分なものだと両親に感謝しています。

それでよく保護者の方に「どうすれば大きくなりますか?」と聞かれるのですが、「食べることです」といつも答えています。

私の父は身長168cm、母は152cmと大きくはありません。
それどころか母は小さい部類です。
遺伝的にも大きな親戚は少ないですし、肥満体がいないというのもあります。
それでもこんな私のような者もでてくるわけです。

ではなぜかな?と考えれば考えるほど「食べること」に尽きると思っています。

私の食欲は中学の後半からとどまることがありませんでした。
言ってみれば情人の域ではなく、フードファイター並であったのは当時を知っている友人ならわかっているはずです。

弁当箱は六つで、それでも足りなくて一日五百円の食費、朝夕はラーメン丼で数杯のご飯を平らげ、当然ながらおかずもそれに比例して食べていました。
牛乳は一日1リットル以上でしたので、親不孝をしたと思っています。

なぜそれだけ食べたかといえば、私は高校にはいる時で身長が158cmと小さい方でしたので、少しでも大きくなりたいというのと、スポーツをすると必然的に腹が減り、食欲もわいてくるのです。 

もし私の子供達がそれほど食べたとしたら、気絶しそうな食費かもしれませんが^^;
ありがたいことに、両親は食べさせてくれたわけで、高校に入ってからの3ヵ月で身長を17cm伸ばすことができました。

高校の部活はテニス、学校外ではサッカーのクラブチームでやっていましたが、それも伸びるのにタイミングがよかったのかもしれません。

しかし、食欲はその後はさらに増したのです。
背は高くなったのですが、体重が50kgを切っていたので、今度は筋肉をつけなくてはならないわけで、体が要求していたわけです。
卒業時には体重も72kgくらいになり、足も速かったため突貫ファワードとしてその後もサッカーを続けてくることができました。

それもこれも、どうしてかというと食べたからということになります。

社会人の監督も兼任していますが、とにかく今の選手は食べないと感じます。
ただ、最も信頼している選手の一人である吉崎はよく食べますし、活躍する中で考えてみると食べる選手の方が体力があります。

フィジカルが全てではありませんが、小さい選手でもしっかりと芯を持っているわけで、それは体づくりから考えればきちんと食べているわけです。

もちろん私の若いころのように食べすぎだろ!というのはあるかもしれませんが、それにしても最近の選手、特にジュニアユースの選手は食べないと感じています。

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