クラブユースU-18は、関東プリンス所属の横浜Fマリノスの優勝でした。
関東予選グループステージで、プリンスプレミア所属のFC東京に3点リードされながらも土壇場で追いついたのは実力だったと改めて理解しました。
しかし、昨年プリンスプレミアで最下位に沈み、関東プリンスで闘っている三菱養和が優勝したことを思うと、ノックアウトとはいえユースのレベルは大きく差があるわけではない証明なのだと思っています。
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審判としてこういう年代の選手の試合を担当させてもらうことがあります。
もしかしたらこの中から将来の日本代表がでるかもしれないという顔ぶれの試合を間近で見られるのはたいへんな幸せです。
柏レイソルU-18からハンブルガーSVに移籍した(最初はU-19ですが)伊藤達哉なんかは、彼が中学二年の三菱養和カップで審判をしたときに会っていますし(ブルーファイターズ時代ももちろん)、こういう選手たちと同じフィールドにまだ立たせて貰っているのは、審判員としてありがたいと感じています。
そのかわりフィジカルを整え、ルールを学び絶えず準備をしていますが^^;
選手時代はフィジカルの優位だけで、練習嫌いだった私からは信じられないトレーニングをしています(笑)
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でも、こうした高いレベルの選手とやることが楽しいとも思っていません。
Tリーグの下位であっても真剣勝負をやっている場の審判は、本気で彼らと向かい合い、学生の審判とも話し合いチームを作るのも喜びです。
大学リーグの下部であっても、真剣な選手はいっぱいいますので、手を抜くなんてことは考えられないわけです。
この足が続く限り(彼らに置いて行かれない限り(笑))、彼らの真剣勝負の場を見届けていたいと思います。