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お父さんコーチや審判について思っている人たちの数

先月エントリーした記事が、久しぶりにすごい数の方々に見ていただきました。

それだけ「お父さんコーチ」「お父さん審判」というのに様々な関心があるのだなあと感じた次第です。

何度でも書きますが私はお父さんコーチや審判に否定的ではありません。

ただし学んでいただきたいと思いますし、やるのでしたら自分の子供だけではないということを意識していただきたいと願っているだけです。

昨年でしたか、お父さん審判出身の方がS1級レフェリーとなったことがあります。

その方はものすごく学ばれ、トレーニングをしS1になったのだと思っています。

みんながみんなそうなれということではなくて、興味を持って突き進んでいただきたいと思っているわけで、自分ができる精いっぱいの力をチームや子供たちに向けていただきたいと願うだけなのです。

そして先月のエントリーとも重なるわけですが、やりたくないなあと思ってみても、公式戦に審判は必要になるわけで、コーチとして入ったはずなのにS4級審判を取らされ仕方なしに審判となったとしても、その時だけでいいですから一生懸命レフェリーとして選手たちの協力をしてください。

そこにいる少年少女が自分の子供だと思って精いっぱい走って、ジャッジして、楽しんでください。

コーチする時間を作るために普段の仕事を別の日に詰め込んで、終わってからの飲み代をなんとか確保して参加するお父さんコーチは素敵です。

だからこそ、精いっぱい取り組んでほしいと願うのです。

私は「ああ、だからお父さんコーチは」という言葉が聞かれる度に残念な思いになります。

そんなことはない数多くのお父さんコーチを知っているからこそ残念なのです。

U-18の選択肢としてクラブチームという決定

高校年代でJユースじゃなきゃ高校の部活で選手権を目指すというのが一般の流れなのかもしれません。
プロを目指す選手達はJユースのセレクションでひっかからなければ、高校選手権出場に近いチームを選択するのは当然のことかもしれません。

じゃあもう一歩でもう一つランクが上げられるかもしれないという選手を、東京で言えばT4以下のチームでとなると、その先はなかなか厳しくなるのは間違いがないでしょう。

そんな中でありますが、選択肢として東京の場合はU-18のクラブチームがあると思っています。

何が部活動と違うかといえば、指導者がプロフェッショナルであるということが最も違います。

例えば葛飾区を本拠にしているジェファFCのユースは、國學院久我山高校で長年監督をつとめていらっしゃる、李済華(り じぇふぁ)さんが監督を務めている。

T1からT2に降格してしまったが、頑張っているのはトリプレッタというチーム。
昨年T1に上がったときは、修徳高校を破っての昇格だったのはすばらしかった。

ちなみに東京のJ下部以外のU-18は以下。

・FCトリプレッタ ユース
・杉並アヤックスサッカークラブ U-18
・リオ・フットボールクラブ
・杉並フットボールクラブ ユース
・三菱養和サッカークラブ ユース
・横河武蔵野フットボールクラブ ユース
・大宮ソシオフットボールクラブ U18
・西多摩SSS1993
・INAC多摩川 U-18
・nexo tokyo FC U18
・TFCシュトルツ
・ジェファ・フットボールクラブ U-18
・大森FC U18

三菱養和と横河武蔵野は別格としても、それ以外に11チームものクラブチームがある。

普通の高校に行くのであれば、こちらも選択肢として興味深いと思われる。

かく言う私も当時としては珍しいクラブチーム出身者であるため、クラブチームという選択肢を考えられる。

Jじゃなくとも、東南アジアのクラブであったり、オーストラリアであったり、高校でもトップクラスのチームの監督はコネがあるのだが、実はクラブユースの監督やコーチはプロフェッショナルであるため、それらの人と変わらないネットワークがある。
そのため普通の高校よりもその後の選択肢は広がるわけだし、職業としてのサッカー選手からその後の指導者などというルートもできてくる。

私達もいつの日かU-18にチャレンジをしてみたいと思っているが、苦労しているユースクラブをみるとその大変さがよくわかる。

だが、普通の高校よりもはるかに指導力としては魅力のあるクラブチームを少しでも増やすことで、東京のクラブチームのレベルももっと上がっていくことと思う。

今は高校の部活を辞めた選手が入っていたりするが、そうではなくて最初からクラブチームを目指すという選手が集まってくることで、もっと面白いクラブが見られるのではないだろうか。