選手権予選10/13の結果を見て

高校選手権の東京予選が行われていますが、二回戦でさっそく番狂わせが起きています。

Aブロックは順当に勝ち残っていて、三回戦は以下のとおりになっています。
・成立 vs 実践
・高輪 vs 東海大高輪台
・東久留米総合 vs 東海大菅生
・狛江 vs 修徳

Bブロックは二つの波乱がありました。
一つは昨年ブロック準優勝だった関東第一が国分寺に0-1で敗退しました。
もう一つは正則学園が東京実業にPKで敗退しました。
東京実業は主審で入った時に丁寧なサッカーをするなあとは思いましたが、まさか正則学園にPKとはいえ勝利するとはたいしたものです。
対して関東第一はここで負けるのか?というショックでしかありません。
今年のチームは選手権に出られるだけの力がある(昨年もですが)と思っていただけに、二回戦での敗退というのは残念でしかありません。

Bブロックの三回戦は以下のとおりです。
・帝京 vs 三鷹
・野津田 vs 駒沢大高
・国分寺 vs 東京実業
・暁星 vs 國學院久我山

Aブロックの成立 vs 実践は決勝でもおかしくない対戦です。
実際Tリーグやプリンスはトップチームが出ていないこともあって参考にはならないのですが、まちがいなくこの二チームは決勝に進んでもおかしくないチームです。
成立はインターハイにも出場しているのですが、実践も当然選手権を狙ってくるので凄まじい戦いになることは必至です。

地区からで勝ち残っている高輪は、T-1残留を決めた東海大高輪台と近隣対戦となりました。
やはりトーナメントにシードで残っている学校に勝つのは容易なことではないので、高輪の健闘を見てみたいと思います・・・が20日は審判割り当てがあり難しいようです。

修徳は葛飾小学校出身で11番を背負う二年生小野寺がおり、ぜひ選手権での活躍を見たいのでこんなところでつまずいてほしくはありません。

都立勢で選手権の可能性が・・・となると東久留米総合ですが、ここからはどこも強敵ばかりですので厳しい戦いとなるように感じます。
都立の中では間違いなく良いサッカーをしているので、善戦を期待しています。

Bブロックは関東第一と正則学園がいなくなったことで、國學院久我山の可能性が高くなったように感じています。
関東第一には知っている選手もいたので応援をしていたのですが、残念でなりません・・・

兎にも角にもあと三回の試合しかないわけで、東京の代表が決定するというのに、審判割り当てが今年は昨年よりも厳しいため、決勝まで見ることができないかもしれません。
そう考えると修徳には選手権に出てもらわないと、私は小野寺の活躍が見られないことになります。

一昨年度の伊東(群馬・桐生第一)以来の葛飾小学校卒業生の選手権出場が叶うのか、興味を持ってみています。

水曜スクール最後のDNA

水曜スクールは本年度で一度終わらせる予定としております。

それというのもコーチの日程的な関係のためで、土曜日にスクールを集約しているからです。

そんな中、高木成太が教えていた最後の生徒の一人となった6年生が、葛飾区の6年後期トレセンに合格をしました。

このところ基礎に力を入れて徹底的にしごいていたのと、体力の強化のために負荷をかけるジョグをやっていたのですが、それが身になってきたようです。

昨日のスクールからは中学生になる準備として5号球に切り替えたのですが、重い・・・とブチブチ言っていました。
パスとトラップの基礎練習で、私がいつも通りに蹴っていてもボールがやはり重く感じられるとのことで、4号球と5号球の違いを肌で感じていたようです。

もちろん来年からは5号球となり、あたりも少しずつ強くなっていくわけですから、この時期に5号球を使うのは成太とも毎年やっていたことです。
しかし子供達はその重さをすぐにわかるようですし、何をしなければならないのはわかってくるようです。

それにしても成太の水曜スクール、最後のDNAがトレセンに合格してくれたのは本当にうれしいことです。
本人とご家族の協力があるからこそ上を目指すことができるのだと思います。

中学生の段階でフィジカルを言う必要はありません

よくスポーツをしている子供の親御さんから聞かれるのが「この子は大きくなりますかね?」というものです。
私がそこそこ大きく見えるからなのかもしれませんが、私は保護者の体格は参考にはなりますがあてにはなりませんし、中学生卒業段階の大きさもあてにならないと申し上げます。

ちなみに私の参考数値です。
・父 168cm/スポーツ体型・・・バレーボールなどを学生時代に選手として経験
・母 152cm/普通体型・・・中高は卓球選手として活躍
・私 180cm/格闘家体型(苦笑)・・・ずっとサッカーをやっています&陸上競技会に出場させられました^^;

と、両親の身長と体型が全く参考にならない状況にあります。
そしてもう一点、高校入学時と夏休み時、卒業時、25歳、現在を比較します
・15歳 158cm/43kg
・16歳 175cm/48kg(上記の三か月後です)
・18歳 178cm/72kg
・25歳 180cm/68kg(一時期仕事が忙しくて59kgになりました)
・48歳 180cm/76kg(28歳くらいから72-74kgです、また煙草をやめて87kgまで一時期増えました^^;)

というくらい、高校入学時の体格が全く参考にならないほどの成長をしました。
ちなみに高校一年時の担任は悪気はなかったのですが「工藤は気持ち悪いぐらい伸びたな」と言っていました(笑)

少なくともこういう「特異な例」はありますので、親御さんの参考も、高校入学時の参考も関係ないことがあります。

ただしこれだけは言えます。
「人並み以上どころか、その想像を絶するほどの大量の食事をしていました」ということです。
4人家族で弟がいましたが、成長期で普通に食べる弟でしたが、私のせいで10kgのお米が3-4日でなくなるというとんでもない量です。
それに合わせておかずも食べましたし、たぶん一時期はやった早食い大食いの人と変わらないスピードと量を食べていました。

今も同年代などと比較してもやはり食べる量は多いようですし、たとえ病気をしても食欲が減ることはほぼありません。
そこまで食べても太らなかったのは運動と代謝能力のおかげだと思っていますが、実はこの食欲は30歳くらいまであまり変わらないという・・・
社会人になった時で朝からお米が5合でしたので^^;;;;;

さらに言ってしまえば、スポーツはフィジカルが全てではありません。
リオネル・メッシのような例はありますし、すべてではないと断言します。
しかし、少しでも大きい方が有利なのは感じることがあります。
ですから、フィジカルを悩む前に子供がするべきなのは「運動をして食べて寝る」これに尽きるのです。
もちろん勉強も必要ですが、とにかく私の中では睡眠も重要だったと感じます。

お子さんにこういう例もあるんだよと参考になればと思いますが、こういう特異な馬鹿はたまにしかありませんので悪しからず^^;
ちなみに元妻の弟も高校一年時で20cm伸びた奴ですが、彼も私ほどではありませんが大食いでした。
※私ほどではないといいながら、一緒に食べに行くと驚かれました^^;