富裕層向けのサッカースクール

聞いてはいましたが、昨日初めてそのホームページを見ました。

個人レッスンの高額なことといったら・・・それでも生徒がくるのですから、世の中お金のある方はいらっしゃるものだと感心しました。

当然ながらサッカーにしても何にしてもそうなのですが、少人数、それも一対一の方が内容の濃いレッスンになります。
自分の子供をプロ選手にするためだったら、これくらいのお金はと出せるのでしたら、出す方もいらっしゃるのだということでしょう。

有名私立中学や高校を受験するお子さんにお金をかけるのと変わらないと言うことなのだと思います。

このサッカースクールは株式会社ですし、学校などにスクールとして呼ぶ場合には、一人当たり時間でいくらということになっています。
私達はそれを地域の方々の協力や寄付などによって、社会貢献事業として無料で運営していくためにNPO法人と言う道を選びました。

彼らがどうこうではなく私達は富裕層向けではなく、葛飾、墨田、台東などの子供たちに、気軽に来られる、そして私たちが無料で学校などを訪問してサッカースクールを行うことのできる、そういう環境を作ろうと決心しただけです。

ですから私達は地域のために、参加される子どもさんのため、賛助会員さんとなられる方のために精一杯できることをやっていくだけのことです。
富裕層向けスクールの講師と比較しても、高木のほうが実績は上と自負しておりますし。

クラブチームとしてのSIMBA

さて、高木成太サッカースクールの「塾」だよ!というアピールばかりで、もう一つの柱であるSIMBA Junior Soccer Club(SIMBA Jrと略します) のことを全く書いていない状態でした。

SIMBA Jr はクラブチームとして、技術だけではなく戦術までを含めてチームとして構成して行きます。
こちらの監督としても高木は存在するわけです。

審判は帯同としてNSPフットボールクラブの有資格者が行いますし、チームとしての体裁はすぐにでも整って行きます。
監督に関してもD級、C級を受講していきますので、それぞれに専門のコーチをつけていくことができるようにします。

しかし最終的に全てを見るのは高木であり、SIMBA Jrは高木がコーチをするチームということになりますので、塾とはまた違ったものになると考えています。

お父様たちの協力を得るとして、コーチの部分ではなくゲームの中や審判でお手伝いいただくことはあるでしょうが、基本的に運営に関して、審判に関してはNSPフットボールクラブが全面的に行っていきます。

そういう組織作りを目指してクラブチームとして作っていきたいと考えています。
魅力あるクラブを作り、下町に楽しいのがあると言われるような、そんなクラブを高木と共に作っていきたいと毎日のように語っています。
現実とするべく、努力して参りますし、動いて行きます。

高学年では数名クラブチームへの申込みがありました。
すでに別のチームをやめていた子供であったり、葛飾区以外の子供だったりですが、彼らにきちんとゲームができるように、区協会と話をしていきたく思っています。

どうぞ皆様の応援をいただけますようお願いいたします。

子供に楽しいと思ってもらえるシステム作り

高木成太サッカースクールにおいても、船出したシンバジュニアにしても、まず第一に子供たちから「楽しい」と思ってもらうことが第一だと思っています。

練習とは実は淡々とした作業でつまらないものであると考えてしまいがちですが、目標があるものにとっては重要だというのは間違いないでしょう。

でも小学校低学年の子供にとっては「楽しいのが一番」というのは当然であり、練習でリフティングをやったり、ドリブルをただやっているだけというのは苦痛となります。
ですからどこのチームでもその部分に悩んでいると思いますが、そこにゲーム性を持たせて競争させるという工夫をするのも一つでしょう。

実は先週土曜日のサッカー教室前、大人三人でそのゲーム性を確認する・・・などという目標でやったわけではないのですが、準備運動代わりにいろいろとゲームをやってみました。

目の運動の練習、トラップを正確にこなす練習・・・でありながら、ゲーム性を持って楽しむことのできるものであって、これは当クラブ発起人の竹澤もマリノスの教育者向け講習で体験したものや、高木が今まで子供向けに学んだものなどであったりします。

これが実に楽しいわけで、大人三人がむきになって競っている姿は、外から見るとまるで子供のようだったのではないかと思います。
当然、高木成太サッカースクールは高木の意見を中心にして行われているのですが、それ以外にもスタッフや仲間からのこうした提言や提案をいただいて成り立っています。

子供のために・・・考えるのは「どうやって楽しんでもらうか」というものですが、夢中になってもらう材料探しはどこまでも尽きることはありません。
それが私達の姿勢です。