J2, J1昇格、降格

J1での降格は横浜FC、そして昨日ヴァンフォーレ甲府が決定した。
残るJ2との入れ替え戦出場チームは最終節で決定するのだが、得失点差を考えるとサンフレッチェ広島が有力であるのは間違いがないだろう。
なにせ昨日の大宮には気迫があった。

さてJ2はといえばとうとう東京ヴェルディ1969が首位、同勝ち点でコンサドーレ札幌、勝ち点3差で京都サンガとなり、3位以内は決定した。
あとは自動昇格チームと、たぶんサンフレッチェであろうチームと戦うのはどこかということだろう。

こちらも最終節で決定するのであるが・・・
C大阪-東京V
札幌-水戸
草津-京都
ということで、中位との対戦は東京ヴェルディであるが、予断は許さないであろう。

ただし得失点差を考えると・・・
東京 33
札幌 20
京都 21
ということで、札幌がキーを握っているのは間違いがない。

東京はほぼ二位以内を確定しているわけであるが、札幌は引き分け以上でなければ京都の対戦結果次第と言うことになる。
第二クールで首位を奪って以来ひたすら続けていた首位を今日明け渡したわけであるが、とにかく最終戦は勝つ気で望まなければ引き分けさえも危ないのではないかと考えるし、札幌は第三、四クールで下位へのとりこぼしが目立つし、実は水戸との相性はよくないのだ。

札幌に入れ替え戦・・・とならないように、とにかく最終戦は勝利で、さらにはドームで決めていただきたいものである。

オリンピック出場を決めたU-22代表とオシム監督

サウジアラビアとの激闘を引き分け、U-22日本代表は4大会連続のオリンピック出場を決めた。
国立にはなんと43,000人ものサポーターが押しかけたそうで、カタール戦の21,000人から22,000人も増えたそうである。
A代表だけではなく、U-20代表くらいまではこれくらい入って欲しいなと願う次第。

直前に倒れたオシム監督へのメッセージもスタジアムのあちらこちらで見られ、オシムのためにという思いは選手も観客も、そして反町監督も思っていたことだろう。
サウジアラビアの決定的なシーンに「オシム監督の想い」と表現されたようだが、そうではなくあれはみんなの「オシム監督『への』想い」なのではないかと思っている。

今回の最終予選も厳しかったのは言うまでもない。
カタールもサウジアラビアも強かったし、なによりベトナムが当初素晴らしい力を発揮した。
ベトナムと他の国の差は、アウエーでの日本戦位の差はあると感じていたのであるが、勝てないまでも引き分けに持ち込んだこと、日本のホームで1-0とはいえ善戦したことは驚くべき事実である。

あとの二枠はオーストラリア、韓国ということで、結果的にA代表がワールドカップに出ているチームばかりという結果となったようであるが、結局この後も当分オーストラリア、韓国とはライバル関係が続きそうである。
そこに中東各国が今回の結果を見て強化をしてくるであろうから、日本にとっては頭の痛いところでもあろうが、ワールドカップも、オリンピックも出場が当然というイメージとなってきたため、日本サッカー協会や監督にとってはいいプレッシャーとなってくるのではないだろうか。
まあ反町監督としては、カタールと得失点差の戦いにならなかったことで、サウジアラビア戦に最低でも引き分けということに集中できたのであるから、「勝てばオリンピック」のサウジアラビア相手によく引き分けたということだろう。

まだカタール?ベトナムの結果が出てきていないのだが、カタールが勝ったとして(カッコ内は勝ち点)
1.日本 (11)
2.カタール(10)
3.サウジアラビア(9)
という僅差である。

ちなみに他の国もオーストラリア・韓国と中東という図式であったようで、中東の強国二ヶ国があったC組がやはり激戦であったようである。(シリア、レバノンは強国とは言えないだろう)
やはりイラク、バーレーン、そしてこのところおとなしいのだがクウェートがC組二カ国以外にいるのである。

来年2月からのワールドカップ予選は、またまた激闘になりそうである。
また眠れない夜が始まる・・・・・(笑)

早速の試練

12月16日にNSP CLUBは練習試合をするのであるが、相手はトカファシオ我孫子という、今年度千葉県二部で優勝し、来年度は一部と言うどう考えても強い相手であることは間違いがないだろう。
まあトカファシオさんの掲示板でも「三チームが合併したばかり」ということで、かなりなめられている様子であるが、それも当然のことであろう。
なんせ私達はようやくクラブとしての体をなそうとしている時なのであるから。

こんな強いチームと練習試合をすることで、徹底的にダメな部分を洗い出すのと同時に、良かった部分というのを伸ばすことを監督として考えなければならない(監督と正式に決まったわけではないが)。
先日のようなディフェンスの状況であれば、何点献上するかわからない状況であろうが、それでも今はいいと考えている。

私達は目先の勝利ではなく、来年の今は、再来年の今は、三年後の今はどの位置にいるかを考えているわけで、強豪との練習試合は続けて行うべきだと考えている。
いつも勝てるであろうという相手との練習試合は快感を求めているだけであり、自分達がどの位置に現在いるのかという理解をするためにも、こういったチームに胸を貸していただくのは非常にありがたく感じる。
そのため掲示板の書き込みが例えうちがなめられていたとしても、試合をしていただけるだけで充分ありがたいのである。

ただしなめられっぱなしは嫌なので(負けず嫌いの本領発揮)、相手に「おっ」と思わせるだけのことだけはしたいと思っています。