東アジア選手権に日本代表を出す必要はない

今日の試合はいわゆる中国よりになるのは覚悟をしてはいたが、安田へのゴールキーパーの少林キックはレッドカードだしそのほかのアフターでのファウルの中にもイエローカードがいっぱいちりばめられていた。

はっきりこの大会に出場することに意味はないし、怪我をしてJリーグへの出場ができなくなるようなことがあれば、選手としてただ損でしかなくなる。
羽生へのカニバサミもオリンピック予選のフィリピン戦での小野伸二を思い起こさせるような・・・といってもあれほどひどくはないが・・・ファウルであったがカードは出ず。

で・・・カードを出さなければ残り5分は本当にジャッジのエラーも含めて何でもありになった。
「チョンゴ!」と掛け声をかけるのは当たり前だし普通のことだと思う。
日本だって真っ青にスタジアムが染まり「ニッポン!」のコールがスタジアムを包むのがホームだ。
しかし相手への敬意を忘れてしまってはいけないし、ただただ相手を削るファウルに対して審判へのジャッジにブーイングはないだろう。
そこは国というものではなくサッカーの対戦相手への最低限の敬意である。

少年の試合を審判としてジャッジしているときに注意するのは、そういう時のベンチであったり外野(保護者)を気にするようにしている。
はき捨てるように「くそ審判」と言ってみたり、アシスタントレフェリーの後ろで勝手なジャッジをすることさえある。
自分の子供(とそのチーム)を応援するのは構わないが、相手への敬意とレフェリーへの信頼を忘れてはいけない。
まあ信頼に値しない審判がいるのも事実ではあると思うが、そこは冷静に対処をしなければならないのは観客、選手の当然の行いである。

あ・・・子供=いわゆる中国・・・と考えればわかりやすいか(笑)

C級指導者講習会でのつながり

まだ合格発表が届かないので不安になりつつあるこの頃です。

う?胃が痛い・・・(嘘)

さて、そんな講習会ですが本当にいろいろな人たちと交流を持つことができました。

一番驚いたのはNTT九州にて熊本の国体代表でうちの高木コーチと同僚だったZONOさん。
現在、子供さんがサッカーをはじめたため、そのチームのコーチとしての資格を取りに来ていたのです。
実は成太くん、人の名前と顔は仲良くならないと間違えるのですが、何も言わずZONOさんの写メールを送ったところ「これは・・・熊本時代の人?」と返ってきたのです。
それだけZONOさんの印象が深かったのでしょうか。

それから横川武蔵野FCで現役引退をしたIさん。
ゲームの中でのコーチングや魅せるプレーをしてくれました。
さすがでしたが・・・A対Bのゲームで負けた後、ドリンク代を集めていたのはあなたでした^^;
ご苦労様です。

それからヤナギくん。
FC町田ゼルビアの選手で、とってもいい奴でした。
まだまだ選手として活躍してもらいたいと心から願っています。
将来コーチとしてはうちがオファーをだすから(笑)

そして同じチームのユースを見ているじんちゃん。
実際にアシスタントでコーチに入っているだけあって、素晴らしいコーチングを魅せてくれました。
彼と私の母の実家が一緒で驚きましたが、今度一緒にジンギスカンにいこう!>ヤナギも一緒ね(笑)
じんちゃんのブログはこちら「じんコーチの一日」
http://jinwakaba77.blog86.fc2.com/

青梅FCジュニアユースからはKくん。
本人はまだプレーをできるだけの能力があると思うのだが(まだ若い)、コーチだけをしているとのこと。
ぜひプレーヤーとして子供たちにプレーを見せてほしいと願っています。

足立区の栗の実サッカークラブのKさんは最初に隣の席に座った縁でずっと一緒だった人です。
とても心の優しいお父さんで、きっと子供たちから人気があるんだろうなぁと思っています。
うちのクラブチームがしっかりしたら、ぜひ練習試合をしましょう。

かっきーさんこと柿沼さんは最年長ながら引っ張って行ってくれた人です。
要町で洋食屋「美味しん坊 千川店」を経営されているとのことで、今度みんなで伺います。
同店住所:東京都豊島区要町3-56-5

それからゴールキーパーでお世話になったのは聖望学園中高でGKコーチをやっているKくん。
丁寧な教え方は本当にわかりやすくとてもタメになりました。
子供たちの前ではもっと「どん!」と構えたほうがいいと思うけれど、将来教職につくことができることを願っています。

それからNTT東日本の黒岩さん。
本名で出したのは元々大宮の前身の選手だったからですが、もし黒岩さんが見て「だめ!」ってんならいつでも削除しますので言ってください。
とても強いイメージがあり、年下ですが頼もしく感じました。
きっと素晴らしい指導者として第二のサッカー人生を進んでいくんじゃないかと思っています。

東京農業大学の秋吉さんは飲み会で爆発しました(笑)
内容は秘密ね^^;;;;;;
今後も大学のコーチとして頑張ってください。

それから某航空会社のUさん。
みんなと同じですがとにかく意識が高かったですよね。
あの6日間を共有したのは、素晴らしい財産になるんではないかと思っています。

町田の横ちゃん!
名刺もらわなかったけれど、君と笑い話をしているときは本当に楽しかった。
でもふざけてばかりじゃなくて、実技が同じテーマだったので一緒に悩んだよね。
楽しい時間をありがとう。
もし時間があれば遠いけれどうちのスクールにきてみてよ。

そしてそして 雲田くん。
新しくうちのコーチとしてこれから時間があれば来てくれるとのこと。
今後の君の活躍に期待していますし、保護者の方からの信頼は間違いなく得られる人だと思っています。
一緒に頑張りましょう。

そしてここには挙げていないけれど全部で29人の仲間に感謝しています。
本当にありがとうございます。
あの6日間はサッカー人生において重要な時間であったと二週以上経った今も思っています。
またどこかでそれぞれがコーチとしてお会いすることもあるでしょうが、その時は笑顔で「だみちゃん!」と肩を叩いてやってください。

S3級審判研修会を終わって

昨日、東京社会人チャンピオンシップ一次戦の審判を兼ねたS3級の審判研修会に行ってきた。

担当をしたのは一試合目が第四審判、二試合目がA2というもので、実は本格的な第四審判と言うのは初めてであったため、ルールブックを読んで行ったのだが・・・

8時少し過ぎに駒沢補助競技場に着くと、さすが研修だけあって審判がほぼ全員揃っている。
本部運営もきちんといるため、さすが「チャンピオンシップ」にアマチュアながらもきちんとしている印象を感じた。

さて・・・研修担当のアセッサーはどなただろう・・・と待っていたら、ドアを開けて入ってきたのは東京都サッカー協会審判委員会指導部長の牧野さんである。
指導部長直々の研修とはなんとも光栄なのであるが、これで緊張したのは言うまでもない。

第四審判としては正直ミスだらけ。
審判全員でグラウンドチェックを行うのだが、テクニカルエリアがないことをそれぞれが気がついていたのであるが、そのまま放置してしまったり、担架がないことが「ここにはない」と思い込んでしまったり、交代ボードがないためインジュリータイムの連絡がきちんとできなかったりと反省点が一杯。
しかしそれらを終了後部長から指摘されるのも、全てが勉強であった。

そしてA2であるが、前半はあまり攻め込まれないサイドということもあり、これといったミスジャッジもなかったのであるが、後半にそれは訪れた。

後半開始3分程であろう。
はっきり本日最初の自分の判断と言うところであるのだが、完全なオフサイド位置にいる選手を見てオフサイドのフラッグを上げたのであるが、ディフェンスがヘッドではじき出しその後流れていったことで「あ!しまった!」と思ったのであるが、主審もこれを採用してしまいいきなりのパニック。
主審と目が合い、思わず空いてサイドのファウルとしてフラッグを振ってしまった後、瞬時に違うと気がつきオフサイドの判定へと戻す。

こころの中では「やっちまったー」というのと、正面に見える牧野指導部長のペンを走らせる姿である。
で・・・開き直りました。
この後は丁寧に判断していこうと、とにかくラインキープしようと務めたのだが・・・

試合後の反省点ではゴールキックとなるルーズボールへのもっと積極的なアプローチをとのこと。
目標としていたゲームから目を切らないこと、ハイボールに目を奪われて落ちる場所でのファウルを見逃さないこととしていたものはきちんとできていたと評価をいただく。
A2に関してはなんとか合格点と言ったところだろうか。

牧野指導部長の細やかな指摘やアドヴァイスは本当にありがたいものであり、若い審判(トレセン参加者とのこと)に・・・だけではなく私達にも丁寧に指導していただいた。
これははっきり何にも変えがたいものであると感じたのは言うまでもない。

第四審判とA2を務めて2000円の報酬であったが、指導部長からの言葉はそれ以上の価値があったのだ。

で、終わってからNSPクラブ帯同審判で、先日S3級に合格した鈴木君が見学に来ていたので一緒に食事をし、台東区の審判部に所属している恋水さんからの依頼で巣鴨で行われたU-15のA2を担当する。

肉離れは悪化はしなかったのであるが、やはり二試合目で18:15からの試合では筋肉が冷えて足がつってしまう。
だがなんとかこなすことができたのは、少年達の熱い試合であったからだろうか。

試合のレベルは高く、しかしそのせいでフィニッシュまで持っていくことができないというジレンマがある。
結局見学していた試合でのフィニッシュは五度(うちゴールは三回)、審判をしていたのはフィニッシュが二度でゴールは一度という結果である。
守備が圧倒的に優っている印象で、もっと攻撃的な試合をしてもらいたいと感じてしまった。

そしてこちらの試合で審判として思ったのは、研修のおかげでスムーズな進行ができたのと、主審への的確なアドヴァイスができたことであろうか。
主審たるものやはり自信を持って笛を吹かねばならない。

気になったのは見学していた試合で主審と副審の一人が眼鏡をしていたことであろうか。
眼鏡は選手に不安感をもたらす材料でもあり、実際にあったことなのであるが選手の警告対象となる発言をもたらすものである。
その言葉とは「お前(眼鏡をかけているので)目が悪いから見えないんだろう」というものである。
オフサイドの判定に対してある選手が言ったこの一言で、結果として二度目の警告となり退場となったのを見たことがある。
そういうことがないように、私の知り合いの多くはコンタクトにしているし、私も目のコンディションが悪い時にはコンタクトをすることがある。

そういうことにも審判は心を配る必要があるのではないだろうか。