チャンスと一名様追加

土曜日はSIMBAの練習試合に久しぶりに全部出られる時間だと喜んだのもつかの間、ストッパーとして出た二本目に瞼の上を派手に切って退場・・・そのまま家に帰って休んでいた。

そして本日病院に行ったのであるが、一週間から10日ほどで傷はふさがるとのことで、2cmの傷はそれで癒えるとのこと。
久しぶりに自分の鮮血をみたのであるが、目のところからだったので驚いたのである。

そして昨日は西遊馬運動公園までCLUBの練習試合で遠征。
南与野でキャプテンと待ち合わせをして現地へ向かう。
それにしても朝早い上(8:20集合)遠いところであった・・・orz

結果は決定機に関してこちらが多かったにもかかわらず、相手GKが素晴らしいセービングを連発し1-2での敗戦。
ワンサイドカットができなかったミスからの失点と言うことで、今後はこの練習を徹底的にやっていかねばならない。
都リーグ、北区リーグともにもうすぐなのであるからそんなに時間があるわけではない。

まあ良い材料もあったがこちらでは明らかにしない(笑)
今年度対戦するチームが読んでいる可能性もあるため、良い部分を知られたくないということで・・・である。

目のほうは腫れ上がり、この日は人数がぎりぎりになる可能性があったのでバンテージを持っていったのだが、人数も間に合ったため監督業に専念した。

そして練習試合が終わってすぐにSIMBA帯同の船場くんがノロウィルスでできなくなった審判を、CLUBに参加していたO田氏に依頼し台東区のリバーサイドに送り、その後荒川河川敷のサッカースクールへ。

今日は既出の雲田コーチに加え、指導者講習会でも一緒だった横塚コーチも初参加であった。
指導者講習会は30名をA、Bチームに分けて基本的には二人のインストラクターがそれぞれを見ることが多かったのであるが、雲田コーチは私と同じAで横塚コーチはBチームであったのだがウマがあうというのだろうか、仲良く休憩時間などでも話をしていただいた。

先日も仲間に感謝の言葉を書いたが、こういうつながりというのは本当にうれしく、またありがたく感じる。
3月中にも何人かで集まろうかと話をしているのであるが、ぜひ集まりたいものだと思っている。

スクールであるが日曜日はどうしてもそれぞれのチームでの練習があるため人数が減ってしまうのである。
そのため実は高学年においては高木コーチを独り占めという時間帯ができたのである。
保護者の方とも話をしていたのであるが、グラウンドは別としてこんな環境はないという話をしていたのである。
実はその高学年の彼はサッカーを最近始めたのであるが、変な癖がついていないため伸びしろが大きかった。
まさにゴールデンエイジということで今後の伸びを期待するのと同時に、中学になっても時間帯が合えば練習にきてもいいとさえ思っているくらいだ。

今までサッカーができなかったのであるから、今後今までやってきた子供に追いつくためには、より多くの練習をする必要があると思うのだが、そのお手伝いを私達ができるのであれば精一杯協力をさせていただく。
なんせ彼はNSPサッカースクール一期生なのであるから。

一流に教えてもらう・・・で?

自分達の否定と肯定を交えるかもしれません。

今mixiの指導者コミュニティで「本物を与える」「一流に育てる」といった書き込みをした人がいました。
私個人として・・・というよりNSPクラブ代表としての意見としては、本物を与えるのは私達の役割ですが、それは全てが元Jリーガーだったり、一流のトレーナーなりを与えて満足するのは当クラブの方針ではありません。

理由として・・・
1.サッカーはプロ選手だけではないこと
2.NSPクラブはサッカーの裾野を広げることを目的としている
3.楽しいサッカーを提供する

ということだからです。

現在も、そしてこれからもNSPクラブは高木成太という本物が直接、間接を問わずコーチをしますし、代表である私も本物の指導や審判を育てるため、まず自己研鑽をしております。
ですからNSPクラブは「本物を与える」クラブであると宣言させていただきます。

でもそれはどこのクラブでも本物を与えようと、例えばお父さんコーチであっても自分のできる範囲で精一杯本物たろうとしている方もいらっしゃいますし、当クラブだけの話ではありません。
ただしそのコーチングであったり、トレーニングであったりはそれぞれ差がありますので、「一流アスリートに与える」だけのものというわけにはいきませんし、それが全てだとも思っていません。

そしてNSPクラブ・・・こちらは指導責任者である高木の意見ですが、「サッカーをやるのはプロばかりじゃない。プロにならなかった子供たちだって大人になって楽しむことのできるサッカーがある。それを今教えておくことは必要でしょ。」というものである。
ゴールデンエイジといわれる9?12歳くらいは、大変吸収力の高い世代であり、ここでサッカーの基本的な体の使い方を覚えさせてしまえば、後は本人の努力次第ということでその後が変わってくるわけです。

中村俊輔選手をみればわかりますが、彼は横浜Fマリノスジュニアユースからユースに進むことができませんでした。
しかしその後の成長により高校卒業後に横浜Fマリノスでデビューし現在の彼があるわけです。
しかし彼もきっとゴールデンエイジまでに習得しなかったら今日の彼はなかったのではないかと考えられるわけです。

私だって43にもなってサッカーをそれなりにやることができているのは、その時代に遠藤先生というコーチに出会ったからであり、ゴールデンエイジなんていわれる前に基本をみっちりとやらされたからだと考えています。
その後先生と一緒に活動したのは二十歳のときの札幌市立八軒北小学校のコーチとしてお誘いを受けた時でしたが、遠藤先生の教えることというのは当時すでに身についていました。
遠藤先生は札幌のサッカー界では有名な先生だったのですが、私は小学校時代の「選抜の監督」でしかありませんでした。
それが現在も私自身サッカーを楽しむことができている力となっているわけで、その体験があるからこそ教える側が本物にならないといけないと考えているわけです。

そうした難しいことが裏にはあるのですが、子供たちにはサッカーのすばらしさ、楽しさがあることをまず教えなければなりません。
そうしないと「練習ばかりでつまらない」となりがちで、サッカーを嫌い・・・だけではなく、スポーツが嫌いとなってしまいかねないのです。
ですから楽しんでサッカーをできる環境というのを考えなければなりません。

毎週メニューをある程度考えていくのですが、集中力が切れたときなどは当然予定が狂うわけで、その場で次のものに変えられるかというのも重要になってきます。

サッカーの裾野を広げるためにそうした地道な活動が必要なわけで、しかし決して自己満足になることなく「教える」ということをしていかなければなりません。
勝利至上主義になりませんと保護者の方に説明を致しましたが、それらが全て含まれた上ということです。
勝つことがモチベーションになるのも事実ですが、目の前の勝利をもぎ取るためだけに一部の選手だけしか出場できないですとか、ファウルをよしとしてしまうような環境にはするつもりはありません。
勝利は練習や努力の結果であり、相手との力の差というのもあります。
ただ勝つのを目標にしてしまうと、サッカーの楽しさとは相容れない部分がでてきます。

話を戻しますが、一流だけを与えれば一流ができるわけではありません。
サッカーの能力が高い子供を選抜して一流のコーチングや環境を与えるのはJリーグの下部チームだけで十分だと思いますし、それでさえ町のクラブチームに彗星のごとく現れる素晴らしい選手に食われる時だってあるのです。
NSPクラブはそういう子供が出てきたら「ラッキーだね」程度と捉え、クラブチームの子供、スクールの子供にサッカーの楽しさ、素晴らしさ、そして本物のコーチングを与えるために努力してまいります。

ほっとした一言

今日、本業のお客様の会社より事務所に戻る際、電車の発車寸前に携帯がなった。

じんこーちの一日を書いている、FC町田ゼルビアユースのコーチ「じんちゃん」からのコールだった。

じん「あの・・・C級指導者研修会で一緒になった・・・」
工藤「はいはい、じんちゃんでしょ(携帯に登録しているので名前が出てきている(笑))、今電車に乗るから15分後に電話させてもらっていい?」
じん「はい、大丈夫です。お願いします。」

ということで電車に乗って地元駅に到着してからかけなおす。

じん「あの・・・Tリーグの審判なんですが、うち4級ばかりでだみさん(研修中は「だみあん」で通していた)もし都合が合うときに一試合でもいいんでお願いできませんか」
工藤「ああ、いいよ。3月20日から社会人の試合があるし、日曜日は練習があるけれど予定が合えばいくよ。」

ということで、FC町田ゼルビアユースの帯同のお手伝いをすることになりました。

私が3級を持っていることを覚えていてくれたこと、話を持ってきてくれたことがとてもうれしかった。
ほぼ一ヶ月間土日に講習を一緒に受けていた仲間に何かを頼まれるのは、とてもうれしいことであるのは間違いがない。
ちゃんと時間が合うようにこちらもスケジュールを調整することにしよう。

そしてじんちゃんとの話が少し続いた(というか続けた)のであるが、気になっていたのはC級の合格通知がきたかということであった。
じんちゃんが「だみさん、あれからC級で何か来ました?」といってきたので、思わず「じんちゃんには届いた?」と聞き返す始末。
結局二人ともまだ何も届いていない状況で、じんちゃん曰く「落ちた人には比較的早く連絡が来て追試の日程が示されると先輩が・・・」というもの。
そして合格した人は一ヶ月ちょっとかかって合格通知が来るらしいということ。

追試の場合は電話連絡が来るとのことであるが、まだ来ないので少しだけ安心したのであるが、結果は果たして・・・