2008年度スタート

社会人は1月から新年度がスタートしているのですが、ジュニアに関しては4月からが新年度ということになります。

3月の葛飾区サッカー連盟少年部で仮登録をさせていただいたわけですから、今日がクラブチームとしてのスタートということになります。
そのスタートの日に快晴なわけですから、いやがおうにも期待が高まるわけです。

まだまだNSP CLUB Juniorの人数は少ないですし、スクールと当面は一緒に行っていくのですが、ここ半月のビラ配りなどで問い合わせが来て、少しでも増えてくれないかな?などと思っています。

葛飾区・・・というか下町のクラブチームでは子供の移籍を基本的に認めていないため、私たちのチームに移籍をしたいと思っている方がいらっしゃったとしても、なかなか現実として移籍をすることはできないのです。
しかしながら最初から私たちのチームを選んでいただければと考えているため、新一年生でサッカーチームを探している方にとっては、とても良いチームだと宣伝いたします(笑)

たぶん近隣で元プロ選手が直接指導をしているチームはありませんし、高木のプレーを見るだけでも充分子供たちにとって意味のあるものだと考えています。
葛飾区連盟ではスクールに関しても所属チームの許可がいるそうですが、よろしければ子供たちに認めてあげてください。
絶対にモチベーションを高く持ってチームにお返しいたします。

逆に私たちのチームは子供たちが別のチームに行くことを引き止めません。
葛飾区連盟の通達とは違う方向かもしれませんが、私たちのチームにあわない子供がいたとして、その子をチームでずっと保持しておくことは、そのお子さんにとっては不幸なことでしかありません。
むしろ自分に合ったチームを探し、そちらに行くべきだと考えています。
その点では日本サッカー協会の少年の移籍に関しての理念とほぼ一致していると考えていいと思っています。

高木も雲田も私もサッカー好きでたまらないという子供を増やしたいのですし、サッカーに限らず好きなことを見つけることを応援するのが大人の役割だと思っています。
監督や代表の恣意的な人事ではなく、私たちは「まず子供ありき」という考え方でこれからクラブチームを運営していきます。

と、同時にスクールも同じように「個々の能力をあげる」ことを主眼とし、所属チームに帰って間違いなくモチベーションがあがった状態でプレイできるようにしていきたいと考えています。
無論そうした子供が私たちのチームと対戦するときに、大きな壁となってしまっても、それはそれで喜ばしいことだと思っています。
私たちのチームはチームとしてありますが、一番はこの下町周辺の子供たちのモチベーションアップと技術向上、そしてサッカーが好きでたまらない子供を増やすことが目的ですから。

小さな夢じゃないからこそ、少しずつしか前に進まないのだと、そう理解しています。

審判としてのつながり

昨年夏より東京都サッカー協会の派遣審判として活動しているのですが、審判技術レベル向上のために、非常に役に立っていると感じますし、なによりも審判仲間とも言える人たちができ、そして今日あらたにお手伝いをいただけることになり、感謝しています。

NSPクラブ全体としては審判資格取得については「やかましい」くらい言っているのですが、今年NSP CLUBは初年度になりユニフォームも新調するため新規取得に限っては一年猶予するという趣旨の話をしたところ、なんと所属選手で審判資格を持っている人が、私を除き一名だけしか更新しなかったため、慌てて審判で協力いただける方を募りました。
なんとかチーム内で資格を保有しているのが三名、帯同でNSP Grestaに参加していた鈴木くんがついてくれるということですがそれでも私を含めて一人足りなかったのです。

ところが先日T-1の審判をしたときのA2を担当していた彼が、快く協力を承諾してくれました。
3部にあがった段階では選手に前審や後審をやらせたくありませんから、その時はお金を払ってでも帯同を・・・と考えていましたが、今年はお金を払ってでも審判を雇わなければとしなければならなかったのですが、引き受けてくれる人がいてくれ本当に感謝しています。

その彼は高校生でS3級であり、当然ながら審判としての強化指定を受けています。
私というかNSPクラブとしては、今後全面的に彼をバックアップしていき、SRへの道ができるまで協力をしていきたいと考えています。
それくらい有望な審判が私たちのチームに協力してくれるというのは、本当にありがたいことでありそのお礼として上に行くための協力体制を敷こうと考えているわけです。

こういう審判としてのつながりも素晴らしいものだなぁと感じます。

この一週間の出来事

今週は平日からサッカーの審判と言うことがありました。

なんとT-1リーグの割り当てということで行ってきました。

割り当てってなんだ?という方のためにどういう仕組みになっているのか説明しますと、毎年夏にS3級審判向けに割り当てをもらいたい審判員への講習会があります。
昨年はクーパー走と筆記テストでしたが、国立霞ヶ丘で行われました。
そして翌月から東京都サッカー協会から日程確認のメールが送られてきて、それに土日の予定を記載して送り返すと、スケジュールに合っていた場合に派遣審判要請の連絡がきます。

昨年は主にU-15の高円宮とTリーグが来ましたが、年明けに「東京都社会人チャンピオンシップ向け審判研修会」という案内がきたのです。
東京都社会人チャンピオンシップは、東京都サッカー協会所属の社会人クラブチームが選抜され、トーナメントをしていくものであり、東京都社会人サッカーのトップを競うものとなります。
その審判は全てS3級から派遣されているため、150人の審判員がその研修会に出席し割り当てをもらうためにテストをこなしていくのです。

テストの点数は隣の人が採点しているためあっさりとわかってしまうのですが、私は八割程度というぎりぎりのところでしたが、二月にA2と第四審判員の割り当てがあり、そこで認められれば二次戦(決勝トーナメント)の審判割り当てがくるというものです。

私は残念ながら二次戦の割り当てが来なかった(といっても決勝戦だけはなぜか7月)ため、S2級審判の推薦は受けられないであろうと考えられるわけですが、少なくとも上を目指す審判は派遣審判もこなしていくことになります。

そして4/5は台東区チーム(NSP SIMBA)の練習に参加してきました。
プレーヤーとして登録して実際に出ているチームのひとつですが、最近は土曜日に少年スクールと、今年からチーム活動が始まるのでなかなか参加できていない状況でしたが、NSP CLUBの選手から審判証をあずかるため半分だけ練習に参加してきたという感じです。

4/6日曜日はC級指導者講習会でいっしょになったFC町田ゼルビアユースコーチであるじんちゃんこと神野くんのお招きで、U-18 T-3の試合の主審を担当してきました。
T-1の下部となるわけですが、運営の違いはなるほど区リーグのような感じでした。

審判が持ち回りということなのですが、S4級の審判ばかりなのとコーチが審判をやってしまうと・・・ということもあるため、私がお手伝いをさせていただいたのですが、こちらも良い経験となりました。
今後NSP CLUB Youthを作る計画をしておりますが、当面の目標としてT-3参加というのは掲げるべきだと感じた次第です。
そういう公式戦を通してU-18世代にも真剣勝負の場所を作ってあげることにより、将来サッカーで何かをする人が生まれるかもしれませんし、なにより「がんばってやった」という記憶を残すことにより、その次の世代に何かを生んでくれるのではないかと思っているのです。

もちろんNSPクラブの指導責任者である高木もそのあたりを考えているのですが、彼はそういうことを軽々しく口にしませんが、それは立場の違いであり現場責任者としての口の重さだと思っています。
代表としての工藤はそれと違い、やはり上の目標を口にするのが仕事だと思っていますし、選手を集める、スポンサーを集めるためにはそういう目標を掲げていることを言わねばならないというのが本音です。
そしてまたそれを実は高木と工藤の間で話がついているから「本当の目標」というのがどこかにあるのです。

少々はなしがそれてしまいましたが、90分の審判は良い経験をもらう時間になりました。

そして・・・本当は別件で出かける予定だったのですが、トップチームの参加者が少ないことが判明し、あわてて浦安へと行って来ました。
しかも・・・・・選手としてです。

25分×4本にフル出場したのですが、最初の二本は9人で戦ったためよく動きました。
しかも慣れないディフェンスゆえ、普段は監督として偉そうなことを言っていますが、選手から叱咤されながらラインのあげさげやマンマークを行ったのです。

木曜日からの四日間で90分+120分+90分+100分と合計400分走り通した体は、昨夜へろへろになりましたが、好材料としては肉離れが完治したのを確認できました。
まあ最後の二本はマークしていた選手に振り切られるシーンがあったのもありましたが、それでもなんとか結果は一失点のみですみましたので、悪いイメージはなく練習試合を終えることができました。
43歳の体には非常にきつい四日間ではありましたが、良い体験をした四日間でもありました。

来週からはスクールとジュニアチームの練習がありますし、土日はまたまたサッカー三昧というところでしょうか。

4/13はFC町田ゼルビアユースの帯同として、T-3の主審を担当してまいります。