忘れていたトラップの極意

mixiにACミランコーチのトラップについての書き込みがあった。

見ていくとキーワードは「リトル・ジャンプ」・・・思い出したのは小学校時代のパス練習の時に、膝をうまく使うようにと軸足の膝を折る癖をつけるようにとやっていたことを思い出した。

最近トラップが下手になったと感じたのは、結局膝の痛みによる軸足の曲がりが足りないのだ!と気がついた。

子供達もやはりどうしてもトラップがうまくいかないようであるが、なるほど「リトル・ジャンプ」を行うことで、膝の使い方を楽に上手にできるようになる可能性が高くなる。
考えてみれば高いボールを足でトラップする際には軽く跳んでタイミングを合わせるわけであるが、グラウンダーでもタイミングを合わせてリトル・ジャンプを行うことによりやわらかいタッチを実現させようと考える。

30年前、先生から言われた「膝」ってのを今頃思い出すなんて・・・

Jリーグに戻ってくる海外組って?

昨日、中村俊輔が横浜Fマリノスに戻ってくるんじゃないかというニュースが駆け巡った。
結論から言えば「戻るべきではない」というところだろうか。

はっきりいえば、彼がイタリアに出発したとき一切の期待をせず、海外でもまれて良くなればいいね程度しか思わなかったのであるが、結果を見ると海外でもまれたことが良い方向に現れていると感じる。
それが横浜Fマリノスに戻るなどとはお笑いでしか無いだろう。

Jリーグの側からすれば、マリノスは中村俊輔に見限られたはずなのに、尻尾を振って・・・どころか地面を掘ってそこに額をつけて「戻ってきてください」と懇願しているようなものだ。
こんな程度のチーム運営であれば、当然ながらチームが強くなろうはずもない。
むしろ「中村俊輔がどこに行こうと知ったことではない。うちに来たいというのであれば話は別だが。」というくらいの気概がなくてはならないだろう。

そして中村サイドであるが、日本を第一に考えていることなどないだろう。
金の面からいえば横浜Fマリノスが話になるなら別であろうが、既に移籍金が発生しない年齢でもあるし、スペインの中位であっても今のスコットランドでのサラリーに近いものは手に入れられれば当然そちらを優先するのではないだろうか。
イタリアというのは選択肢として少ないと感じるのは、イタリアの移籍ははっきり失敗であったし、もう一度同じことをしてしまってはイメージが悪くなる。
それであればイタリア以外のリーグへ行ったほうがいいわけで、Jリーグを含めたアジアリーグではなく、ヨーロッパのリーグで戦ったほうが後々のことを含め有利に働くと代理人は見ているのではないだろうか。

それにしても中田浩二もバーゼルから鹿嶋に戻るらしいが、鹿嶋とバーゼルでさえ環境は異なるだろう。
ヨーロッパ一国のチャンピオンチームとJリーグチームでは、所属する選手の質もレベルも異なるだろうし、なによりもチャンピオンズリーグ予選からの戦いでもAFCチャンピオンカップなどより得られるものが大きいだろう。
まあこちらはそろそろ力も落ちたからというのもあるのかもしれないが、それが通用してしまうというのがJリーグの現実なのかもしれない。

ただし日本に戻って今のところ大失敗なのは浦和の高原だろうか。
もともと私は彼をあまり好きではなかったが、ドイツに行ってそれなりの活躍をすることで日本代表の中で一応信頼できるストライカーだと思っていたのだが、残念ながら日本に帰ってくる少し前から勘違いが大きくなり、それが現在大きな空回りになっているのではないかと思っている。

そういえばマリノスからUSLのポートランド・ティンバースに移籍した鈴木なんかは海外に行ってからが失敗の始まりだったのかもしれない。
2002年のワールドカップ時においてはNo.1のストライカーだと私は公言していたが(笑)、どうもその後の彼を見ているとその片鱗さえ感じられないのである。
今では勘違い野郎とでもいうのだろうか、残念ながらあまり人懐っこいほうではない彼は、そう見られるのかもしれない。

そういう意味では稲本は賢いと思う。
プレミアリーグのトップレベルのチームに所属し、その後プレミアや一部、トルコなどを経てドイツへ行き、すっかり海外での活躍が当たり前という選手になっている。
多分現状においてまだ稲本の上をいっていると感じるボランチは日本人選手の中にはおらず、その結果だけをみると海外で稲本のようにもまれる方がJリーグで安穏としているよりも良い結果を残す人がいるし、なによりも争いに耐えられるだけの精神力を持っていると感じるわけだ。
やはりJリーグというのはまだそのレベルであるとするのが妥当なのだろう。

野球もまた然り・・・野茂投手は戦力外となっても日本では登板しないようであるが、それは彼の価値を日本での登板で落とすであろうと考えているからかもしれない。
それはどこか稲本にも共通しているのか、稲本もキャリアを海外で終えることがその後の人生に有利だと思える。

なによりも一番の成功例は中田英寿であり、若くしてキャリアを終わらせた彼は、衰えを見せずに自身のトップレベルで活躍できる範囲で終わったからこそ「山口百恵さん現象」のような「まだ見たい」という声を引き出せるのだろう。

とすると、海外からJリーグに戻ってくるのは、もしかしたら鮮度が落ちたということなのかもしれない。

【Formula 1】SUPER AGURIはどうなるのか

SUPER AGURIに吉報 エクレストンが対応に乗り出す 20/04/08 01:41(F-1live.com)

財政難に直面しているSUPER AGURIだが、19日(土)、2つの吉報がもたらされた。

まず、27日(日)に佐藤琢磨とアンソニー・デビッドソンがレースに出走できるかどうかは未定ではあるものの、SUPER AGURIのトラックの1台がカタロニア・サーキットに向けて出発したことが判明。

ドイツの『Auto Motor Und Sport(アウトモートア・ウント・シュポルト)』誌によると、水曜日には、かつて同じような状況に見舞われたチームを個人的に救済してきたF1最高権威のバーニー・エクレストンが対応に乗り出したことを含め、チーム存続をかけた交渉が盛んに行われているとのこと。

また、SUPER AGURIがバルセロナでチェッカーフラッグを受けるためには、200万ユーロ(約3億2,800万円)が月曜日までに必要なのだと報じられている。

さらに、エクレストンが目下、今回はドイツと見られる別の買い手企業にセッティングに励んでいるとも言われているのだ。

彼の課題のひとつは2009年末まではSUPER AGURIにマシンとエンジンを供給し続けるようHondaを説得することとも言えるだろう。

(c) CAPSIS International
Source: GMM
Jim
RACING-LIVE Japan

なんてことでどうなってんのよ状態なのであるが、ドイツの銀行家はあっさりとこれを否定した。

ドイツの銀行家、SUPER AGURI救済を否定 バックマーカーに興味はなし・・・ 21/04/08 23:58(F-1live.com)

ドイツのレース関係者兼銀行家は、“SUPER AGURIの救済を行うのではないか”という推測を否定した。

SUPER AGURIとマグマ・グループとの契約が暗礁に乗り上げたことで、ドイツの投資家などが同チームの危機的状況を救うのではないかといううわさが最近広まっていた。

しかし元ドライバーで現在はモータースポーツ・エグゼクティブや銀行家として活動しているトーマス・ベイシェア博士は、スイスの専門誌『Motorsport Aktuell(モートアシュポルト・アクチュエル)』に対して、“SUPER AGURIを救済する意思はない”という事実を明らかにしているのだ。

ベイシェア博士はSUPER AGURIのゲストとしてバーレーンGPを訪れていたものの、「F1ビジネスを行うつもりはない」と言明。

さらに「後方集団に埋もれているチームとは関与したくない。大量の資金が必要になるのは疑いようもないからね」と付け加えた。

またベイシェア博士は、バーレーンGPにSUPER AGURIやほかのチームから招待を受けたのは“単なる偶然”だと明らかにしている。

Source: GMM
© CAPSIS International
Kay Tanaka
RACING-LIVE Japan

いや?、ドイツの銀行家さんもはっきり言うね?。
というか、バックマーカーではないところを買おうとでもしているのかしら?と思うわけだが、それは現状がワークス化しつつあることを考えれば「スポンサー」程度でしかないことは間違いがないだろう。

とするとこの銀行家とやらは、チーム運営をしないのか?といえばどうもそうでもないらしいというのが巷の声とのことである。
レッドブルなどの中堅チームには興味があるのかもしれないが、そこらへんも落ち着いているから売りそうなチームもないと思うのだが、結果としてバックマーカーであったとしてもHONDAのマシン提供があるのだから来年以降どうなるかなんてことは考えないのかな?などとも思うわけだし、まあバックマーカーに金をだしたってせめてポイントしてもらわんと金にならんなんて思っているのなら手を出すだけ無駄なのは当然。

だが・・・モータースポーツを愛するものとして、モータースポーツを投資対象としてみる人が、チーム運営に携わって欲しくないというのが本音。
やはりモータースポーツに熱意を持って運営することのできる人が、長期的にやってほしいというところである。

それにしてもSUPER AGURIがこんなに早くまずい状況になるとは思ってもいなかったので、少々心配ではある。