当たってしまった嫌な予感

NSP CLUBは今年度東京都社会人四部五ブロックに参戦し、6/1からようやく公式戦が始まる。

今年はグラウンドが取りにくくなったことや、審判員登録のことなどがあり全体的に公式戦スタートが遅れているわけであるが、それでも数試合を消化している。

通常星取表は前年度の実績順に並んでおり、CELSUS FCの後を次いだ形となるNSP CLUBは勝ち点差1の2位であったため、星取表の一番上に位置している。
本来三部からの降格があるため2番目か3番目になるはずだったのだが、今年は同じブロックにいないため最大のチャンス・・・と考えるのはまだ早いといっていた。
新規チームでたまにとんでもないチームが紛れ込んでいるのだ。

1998年SIMBA FC時代に見たのは大学の体育会OBチーム(ここは何度も選手の不正登録などをしているので名前は伏せる)があり、25-0や18-0などというスコアで三部にあがったということがあったのだ。

今年は五ブロックにFC.GANADORというチームがあったので、ネットなどで検索してもひっかからない。
これはどういうことなのだろうかと思っていたわけであるが、二試合を終わった結果が・・・8-0 15-0ということである。
中盤チームと下位チームとはいえ、10点以上のスコアというのは余程の差がない限りありえないため、これは本物ではないかと思っているわけだ。

現在もNSP CLUBとしては強化策を練り、選手を集めているわけであるが、FC.GANADORだけではなく中位までは競っていると考え、一戦も落とすことはできないと鞭を入れるしかないのである。

第一節にしていされていたFC.GANADORであったのだが、公式戦全体が遅れてくれていて助かったというわけだ。
とにかく今は一戦も落とさないという意気込みでいくしかない。
昨年のように勝てるはずの試合を落とすということをしてはいけない。

本日の行動

今日は練習、スクールが最初の予定。

朝、成太から電話がはいり、松本磨くんが来てくれるとのこと。
成太の怪我も痛いようではあるが、なんとか動くことのできる状態のようで一安心。

人数もいつもより少なかったため、みっちり濃いのをやっていました。
人数増員作戦は今週より遂行しています。

食事はいつもの日の出屋さんで、今日はスクール生の保護者とお子さんも二組いらっしゃった。

終わってから家に戻り、シャワーを浴びるとすでに2:45であったため慌てて着替え、東京ガス武蔵野苑へ。

全日本ユース東京予選決勝トーナメント一回戦のA2として派遣されたのである。

なんと本日はアセッサーありの試合で、これは主審であるS氏のためであったと思われるが、それでもたいへん勉強になるし、なにより自分だけのことを知るだけではなく、他の審判員との比較やよい部分の吸収という面では大変役に立つ。

全員40代の審判であったのだが、とにかく「サッカーを知っている」という感じであろうか。
ジャッジメントの確認にしろアイコンタクトにしろ、今日初めて会った主審の方であったのだが「阿吽の呼吸」でできるのであるからさすがである。
A1に入ったこちらもSさんであるが、前に高円宮杯でご一緒させていただいたのだろうか、お互いに「前に会っていますよね」と同時に言ってしまった。

主審は怪我をされている状況だったらしく走りきれていないとおっしゃっていたが、その部分は最後に見られたのは事実であるかもしれないが、副審がカバーできていたと感じるためよい進行をしたと思っている。

試合はといえばフレンドリーJrユース vs 清和Jr Nasarotということで、両方とも二回目のチーム。
清和は地元であるため立石中学校で見知った顔もいる。
結果は2-0でフレンドリーの勝利であった。
審判としてどちらかに肩入れをするわけにも当然いかないわけであるし、ゲームはゲームとしてみなければならないので、試合中は「知っている子供」という意識はない。

この試合で素晴らしかったのは応援をされた保護者の皆さんであろう。
罵詈雑言など一切なしで、いわゆるお母さんの黄色い声援という感じで「頑張れ?」とかチャンスに「いけ?」というようなものであり、非常にすがすがしい応援であったと思う。
これは両チームの保護者の方に共通していると感じた。
それもあるため審判もジャッジに対しての不満などが聞こえてこないため、試合に集中できるというよい結果を生み出し、試合は素晴らしいものになると思っている。
無論トーナメントであるため勝者と敗者になってしまうのであるが、勝つだけが全てじゃないのだし、子供たちにとってまだまだ今後のサッカー人生が続くのであろうため、この一回の敗戦でどうこうではなく頑張っていただきたいものである。

アセッサーの方から癖を直すように二点言われたので注意をすることがあった。
一発で左利きだというのを見破られたし^◇^;
そして「体が大きくて見栄えがする」というご意見をいただき、審判として堂々として見られる特徴を持っていることを指摘していただいた。
昔は「見た目」だけを強調されたので嫌な感じがしたのであるが、最近はそれも一つの特徴なのだと考え、よいように考えるようにしている。
大きくはっきりみえるのであれば、それに見合ったジャッジを行えばいいだけである。
「男前」ってのはどうかとは思うが(笑)

しかしお褒めいただき感謝である。
また審判に取り組むいい機会になったと感じる次第。

日本競泳陣を惨敗させないためには・・・

日本水泳が危機である。

日本の競泳チームは契約の関係上、MIZUNO、asics、デサントの水泳着を着用しなければならないわけであるが、さんざんワイドショーなどでも取り上げられている通り、SPEED社の水泳着が優れているようでタイム差が相当あるようだ。

このまま行っては間違いなくオリンピックで惨敗することは必至と見られているわけだが、この三社が5月末までに新素材を開発、投入しSPEED社に対抗するのはほぼ絶望的である。

これら日本の三社は自社のプライドがあるのかもしれないが、残念ながら惨敗してしまえば当然ながら消費者も「なんだSPEEDのがいいじゃん」とそっぽを向かれる可能性だってあるし、一部商品不買などの抗議行動にでるやもしれないようなことなのだ。

そしてどうしても日本製で・・・というのであれば、実はとっくに開発されている水泳着素材がある。

山本化学工業が発表しているものがそれである。
http://www.yamamoto-bio.com/yamamoto_j/sports.html

“魚の泳ぎに学んだ水着を開発”とは、サメ肌水着がでたときに「つるつるよりもすげぇんだ」と思ったものだが、さらに上を行くものを作ったということなのだ。
この製品もワイドショーなどでとりあげられていて、山本化学工業も「どうぞ使ってください」と日本メーカーに呼びかけているわけだが、メーカー各社のプライドがずたずたになるためまだどこも採用を決めていない。

だが惨敗してイメージが悪くなるよりも「国産水着を共同開発」かなんかでぶち上げて、さらに勝つことができれば日本メーカーの威信も保つことができるだろう。
むしろやっかいなのは山本化学工業が国外メーカーと提携し、それこそSPEEDと対抗するようなメーカーが発売してしまえば、当然ながら日本メーカーのプライドもなにもなくなってしまうだろう。

この会社であるが聞いたことがない会社ではあるのだが、ウエットスーツなどで有名な会社のようで、昔ダイビングのインストラクターをしていた従兄弟が知っていたくらい「知る人ぞ知る」会社のようである。

サッカーなどではウエアの素材そのものでどうこうなるわけではない(余程トップレベルでない限り)のだが、水着はそのまま肌と水の間に入るものであるため、当然ながら重要なファクターとなる。
男子の競泳選手が全身タイツのように黒いスーツで覆われるのもまた不気味ではあるが、しかしこれは私が若い頃に「スポーツウエアはこうなる」というもので読んだことがあるものなのである。
筋肉を締め付け、空気抵抗や水の抵抗を減らし、疲れを軽減させかつ汗も蒸発させる・・・そんなボディスーツが未来のスポーツウエアなんてものであったが、水泳着はまさしくそうなったということなのであろう。

そういえば今年NSP CLUBでユニフォームを購入したのであるが、とにかく軽く、汗もすぐ乾かすので、疲れが軽減するという作用がある。
素材の進化というのはここ数年でもの凄く進んだわけであるが、その研究はナノテクノロジーと呼ばれている。
ただし安全性が全部保障されているわけではないので、なんでも新しければいいということではないらしい。