墨田区河川敷のグラウンド・・・

本日もスクールは練習中止となったのは、墨田区河川敷グラウンドの水はけの悪さによるものです。
墨田区の管理者にはお願いいたしましたが、土を入れ替えたにも関わらず、余計に水はけが悪くなってしまい、今までは少々の雨でも使えていた鐘淵球技場でさえも使えず、四つ木橋緑地に至っては少々の雨で下流側のゴール前が水浸しになってしまうため、早急なる措置を期待しております。

写真を見ていただいてわかるとおり、昨日夜からの雨でこのような状態ですから、あまりの水はけの悪さに驚いてしまうほどです。
せっかく良いグラウンドにしようと土を入れ替えたのにこれでは何の意味もなくなってしまいます。

そして無断で利用している人がいるため、雨が降っているにも関わらずにつかうから、凸凹になってしまっています。
私たちのクラブに参加している子供の保護者に、グラウンドが見えるところに建っているマンションに住んでいる方がいらっしゃるのですが、雨の日にもしくは雨が上がってすぐに使っている人たちがいるとのことで、調べてみたら予約も入っていないのですから無断でグラウンドを荒らしている人がいるわけです。

その結果が写真の通り凸凹のグラウンドとなってしまうのです。
公共の施設なのですから我慢して使えない時は諦めるしかありませんし、空いているからと勝手に使ってはいけませんし、ましてやグラウンドの土が軟らかいときに入ってしまっては、その後の人たちに迷惑をかけるだけのことです。
ルールに則って利用していただきたいものです。

コンサドーレの三上選手

三上 最年少弾でクラブ800号だ

学生服姿でバスに乗り込む三上(クリックするとスポニチの写真が見られます)
Photo By スポニチ

札幌U―18のFW三上陽輔(18)が、FW新居辰基(現湘南)の持つ18歳3カ月29日のクラブJ最年少ゴール更新を誓った。きょう5日の草津戦(正田ス)は前節・富山戦に引き続き、左サイドMFでの先発出場が濃厚。4日は宮の沢でミニゲームなど最終調整を行い、気持ちを高ぶらせた。

初の遠征に、通学する札幌新川高の制服で挑む三上が、ゴールへの思いを口にした。「チャンスをもらった時はゴールを狙って、攻撃で力を発揮したい」。すでにU―13日本代表合宿で競い合ったFW宇佐美(G大阪)は、プロ初ゴールを決めているだけに「同じレベルに行きたい」と目を輝かせた。

高校生らしく遠征中も文武両道を貫く。7日からテスト期間のため、日本史と英語の教科書などを持参。サッカー以外の時間は勉強に充てる。前日も午前練習後、午後から登校。古典と総合の授業を受けた。プレーだけでなく、私生活でも“ハードワーク”を続ける18歳は「大丈夫です。しっかりやっていきたい」と語気を強めた。

10日までテストが続くため草津戦後は練習参加が微妙で、同カードがW杯中断期間前のラストゲームになる可能性もある。「頑張るだけです」。18歳1カ月での快挙とともに、あと「1」に迫ったクラブ創設以後リーグ通算800得点もどん欲に狙っていく。
[ 2010年06月05日]

私、工藤が世界で二番目に愛するコンサドーレ札幌(もちろん一位はNSP CLUB)に期待の選手が現れた。

そしてさらに嬉しいのは「北海道札幌新川高等学校の三年生」ということ。

私の高校時代はクラブチームに所属をしながら、一年次はテニス部にも所属していた。
残念ながら当時はプロというものがなかったため、クラブチームは現在のようなプロ予備軍だったりしたわけではないが、それなりにサッカーを楽しむ環境があったのは事実です。

私にとって札幌新川高校というのは初めて入学から卒業までいることのできた学校で、父が転勤族だったため落ち着いて?三年間を過ごすことのできた場所です。

コンサドーレの少年育成はそれなりに成功しているようなのですが、こうした良い選手を抱えておくことができない、もしくはその後成長しないという例が見られます。
日本代表にも結果として何人か送り込んでいますが、ユースなどからの選手はコンサドーレからではなく、他のチームに移籍してから・・・という残念な結果になっています。
こうした選手が日本代表で活躍するためには、まずコンサドーレがJ1に定着をし、そこから代表に送り出せる環境を作ってもらわなければなりません。
設備や練習環境はJリーグでも屈指だと思っていますので、ぜひ頑張っていただきたいと願っています。

北海道はファイターズと共にコンサドーレも頑張っているんだよと示していただきたいものです。

日本代表を応援しているからこそきつくなる

昨日のコートジボワール戦において、トゥーリオのドログバに対するアタックは、到底許されるものではありません。
ましてワールドカップ本番直前のテストマッチなのですから、本気で当たるにしてもその限度はあるはずです。
それを無視して世界のトップ選手の一人であり、コートジボワールのエースを潰してしまったのですから、これは恥としかいいようのないものです。

奇しくも先日のテストマッチ前に「俺達は下手だから・・・」ということを言っていたトゥーリオはなるほど日本代表を理解していると思ったものですが、その下手さをこうした形で出してもらっては、世界が日本を相手にする際、エースは温存しておくなどという極めてつまらないことになってしまいます。
つまりテストマッチの意味がなくなってしまうということです。

イングランド戦から連続でオウンゴール三失点などというありえないことをした上に、相手の絶対的エースを潰してしまった日本は、今の状況を表しているのではないかと思いました。

完全に調子を落としているのは中村俊輔でしょうか。
よい時の彼は「タメ」を作るように見られるのですが、今の彼はボールを持つと「攻撃を止める」という状況になってしまっています。
せっかく前に素早くはたこうとしても、俊輔のところで止まってしまうものですから、ダイレクトに流せばトップの飛び出しに合うはずのものを・・・と感じるシーンもいくつかみられます。

そして期待をすればこそはっきり書きます。
大口叩くならもっと動いて欲しいのは本田です。
彼は間違いなく今大会においてエースにならなければいけない存在で、攻撃の核として必要な人材だと考えています。
だからこそ「でかい口を叩くなら動け!」と思ってしまうのです。
少しのことで声を荒らげる左サイドの大久保よりも松井を出して、本田とのホットラインをつくり、トップに森本をおけば今よりも可能性が広がるのではないかと思っています。

テレビでは「スピードのある大久保」などとアナウンスされますが、それはJリーグやアジアレベルであっての話で、コートジボワールやイングランド戦では全く通用しないのは、結局アナウンサーが世界レベルの試合をきちんと見ていないからこそ発せられるものであり、衛星でちょこちょこと海外リーグの試合をみていれば、はっきりJリーグレベルの選手以上なんてのがごろごろしているわけで、「○○に期待したい××選手」という表現が正しいのではないかと思われます。
無論海外のトップリーグで戦っている選手は、そのプレーを同じ場所で見ることができるため、比較が容易であるのは間違いがありません。
その意味において森本の反転の早さだったり、裏に抜ける時のスピードは、他の日本人にはないものであるといえるのではないかと感じています。

それにしてもコートジボワールは二週間前にエリクソン監督にチェンジしているわけで、日本も岡田監督更迭時期を逃してしまったと思っていましたが「アリ」なのだと思いました。
私たち世代や一回り下くらいの世代は岡田監督に対して良い思いを抱いていないのは、フランスワールドカップの直前合宿に日本のエースであるカズを連れて行ったにも関わらず、最終メンバーからはずしたことが嫌われる原因だと考えられます。
あのフランスワールドカップで出ていない選手がいるのであれば、調子が悪くてもカズをベンチ入りさせておくだけでもいいとサッカーファンの多くは思っていたはずです。

しかしながら今回はとっくに最終メンバーを出してしまっていて、調子の悪い中村俊輔を残してしまっています。
ここに岡田監督の矛盾を感じてしまうわけで、どうしても好きになれない、信用できないというのは監督の姿勢につきるのではないでしょうか。
もちろん個人的には一度はコンサドーレ札幌をJ1にあげたことも認めますが、どうしてもあのフランスの選考を思うたびに、最後には信用できないと私の中では結論付けられてしまいます。

それから最後に選手達ですが、日の丸を背負って戦うということが本当にわかっているのか?という気がしてないリません。
その意味においてはトゥーリオは理解できなくはありませんが、他にそうした姿勢が見られる選手は極めて少ないのではないかと思います。
見られるとしたら長谷部であったり稲本であったり、結局は世界で戦った経験のある選手ばかりで、国内で天狗になっている選手は、自分のためだけにサッカーをやっているようにみえてしまうのです。

1993年のドーハ組がよく比較に出されますが、あの時の選手達は間違いなく全員が日の丸を背負っていました。
だからこそ未だにワールドカップに出られなかったにも関わらず話題となるのです。
その時よりも今の選手のほうが圧倒的にスキルは上のはずなのですが、ところがそのスキルを一向に生かせているように見えないのは、そうした気持ちであったり思いの問題ではないのかと感じるのです。

このままでは次のワールドカップは夢になりかねませんし、南アフリカで惨敗したのが最後などという不名誉な姿を残してワールドカップを去るという日本にしたくはありません。
そのためには底辺から心を鍛え、身体を鍛え、サッカーを楽しむということをしていかねばならないでしょう。
例え日本代表やプロが育っていないチームであったとしても、気持ちを前面に出して戦う姿勢となればその力は実力以上(実はそれが実力だと思うのですが)出すことができるのです。

少年サッカーから地道に子供達を育て、日の丸の意味を教え、プロと言うものを教え、それに見合った人が日本代表であると教えることで、日本代表の質を上げていくことが必要なのではないでしょうか。

日本代表を応援するからこそ、愛するからこそ辛口となってしまいますが、このままではいけないと感じています。
南アフリカでなにかやってくれないかと期待しながらも、厳しい目で見ていきたいと思っています。