東京にはない風景

仕事で東京を離れているのですが、今いるところは山間部といいながらも充分にグラウンドをとることができる場所なので非常にうらやましいと感じます。

わくチャレなんかも関係なく子供たちがサッカーボールを蹴っていたり、野球をやっていたり、ドッヂボールをやる姿を見ると、東京はきちんと場所がなければ難しいのだな・・・とあらためて感じます。
そもそも遊ぶべき広場が小さかったり、公園の場合は「サッカー、野球禁止」ですから、そこからまずは考えていかねばなりません。

私たちはそうした条件の中でも、東京でスポーツをきちんとできる場所を考え、すすめていこうと考えています。
そう簡単なことではありませんし、本業で地方にきているくらい忙しいので、まずはそこを落ち着けなければと思っています。

ワールドカップはいよいよ準決勝

2010南アフリカ大会は準決勝になるわけだが、なんと欧州が3カ国、南米が1カ国という結果は、ベスト8の顔ぶれを見て少々驚きであった。
オランダがブラジルを下すという予想はなかったし、まさかオウンゴールと退場が同一人物となり、ゲームを潰すとは思いも寄らなかった結果である。

ドイツがアルゼンチンを4-0で下すなどとは誰も思わなかっただろうし、メッシが活躍できないワールドカップなど誰が想像したであろうか。
メッシが素晴らしい選手であるというのは今でも間違いないと思っているが、残念ながら2010年のメッシのワールドカップは終わってしまった。

この後は本当にどこが優勝しても驚きではないだろう。
アルゼンチンとドイツの差はスコアほどではないと感じるため、ドイツがそうやすやすとスペインに勝利をおさめるとも言い切れず、また南米勢唯一残ったウルグアイはブラジルとの対戦を予定していたであろうため、気持ちも変わってくるかもしれない。

オランダとスペインは初優勝を目指し、ドイツとウルグアイは復活の優勝を果たしたいであろう。
ドイツは西ドイツ時代のイタリアワールドカップ・・・つまりは1990年以来の優勝となるし、ウルグアイに至っては1950年ブラジル大会以来の優勝である。

それにしても日本代表選手の評価が高まったようだが、そもそも日本サッカーの底上げは間違いなくされてきたと感じる。
1993年の代表と今の代表を比べるのはナンセンスかもしれないが、個人スキルで言えば間違いなく今の選手のほうが植えであると感じる。
それは当たり前のことであって、Jリーグができ、育成というものを考え(方向が正しいかは別として)、少なくともある程度の選手レベルでの底上げはされてきたのだ。

それをどうも履き違える選手であったり、指導者と呼ばれる人であったりと感じてしまうわけで、では私たちのやっている底辺の底辺はどうしようか、どうやって底上げをしようかというのは私たちの工夫でしかありません。

それから日本代表に対して辛らつに書くことは今後もありますが、私は間違いなく日本代表を一番に考えますしどこまでいっても応援し続けます。
だからこそだらしがないと思う日本代表を辛らつに書くこともあるでしょうし、もっとできると怒るかもしれません。
ですがこれが私たち底辺から支えている日本サッカーの頂点なのですから、言わせていただこうと思っています。

スクール生が増えました。
一気に三人なのですが、問い合わせも幼稚園のお母さんという方もいらっしゃいます。
環境を整備できる部分は考えながら、できることをやっていこうと思います。

それからやっとNPOの申請書類ができあがり、理事、監事の方々の書類をそろえるのみとなりました。
12日には提出する予定でおりますので、それ以降はNPOとしての活動が行えるようになります。

Jリーグを見に行こう!

日本代表は残念ながらワールドカップ終戦となってしまった。
しかし日本代表は確実に底上げがされていて、間違いなくJリーグは進歩しているのだと感じた。

イングランド、イタリア、ドイツ、スペインのリーグには叶わないが、セカンドポジションのリーグと比べて、卑下するほどのレベルではなくなってきていると感じる。
日本代表の試合を視聴率で見る限りまだまだたくさんいるのであるから、その日本代表を強くするためにはまず自国のリーグを強くするのが間違いない道である。

イタリアの敗退はセリエAの凋落とも一致しているのではないかと言うほどで、リーガにもプレミアにも優勢であったころはイタリアは間違いなく世界で一番のリーグであることを世界大会で示していた。
ただし一つ大会がずれていたが(苦笑)

今はFCバルセロナが欧州で間違いなく抜けていて、その次にブンデスリーガーのバイエルン・ミュンヘン、イタリアのインテルミラノが続いている。
UEFAチャンピオンズリーグではインテルミラノが優勝したが、イタリアは他にACミラン(全盛期を知っている私としてはちっとも納得がいかないが)くらいしかなく、リーガであればバレンシアやレアル・マドリーなどもあり、リーグ全体のレベルが高いと感じる。
だが・・・イングランドはいったいどうしたのか?と感じてしまうわけで、やはりワールドカップというのは、タイミングというのも重要になってくるのだと思われる。

・・・と、他の国のリーグはおいといて・・・日本のリーグを強くするには間違いなく観客が必要で、その次に観客の目が必要となる。
素晴らしいプレーには拍手を、怠慢なプレーにはブーイングを、選手には愛情を!
甘やかすばかりが愛情ではなく、時には叱咤し、激励をするのも愛情である。
日本サッカーを、日本代表を応援するのであれば、Jリーグを応援しようではないか!

Jリーグの試合を見に行きましょう。
日本のリーグは確実に進歩しているのである。