カテゴリー: NSP CLUBの活動

今年のNSP CLUBは県リーグ参加を目指します

あけましておめでとうございます。

松戸市サッカー協会四種連盟にNSP CLUBが参加してから三年が過ぎたところです。

そんな中、立ち上げ時に一年生と小さかった選手たちが、今年の4月に最上級生である6年生となります。

これを機に、千葉県リーグU12への参加を決定しました。

申請が必要となりますので、千葉県サッカー協会からの許可が必要となりますが、まずは申請をスタートします。

松戸リーグと千葉県リーグの切り分けははっきりしています。

松戸リーグは全員参加し、大会参加を楽しみ、試合の経験を積むことを目的としており、勝敗に一喜一憂することなく、勝利至上主義になるような参加の仕方はしません。

対して千葉県リーグは大会参加を楽しみますが、NSP CLUBのU12カテゴリでその時にベストのメンバーで試合に臨むことを考えていますが、勝利至上主義にならないのは松戸リーグと変わらない部分です。

千葉県リーグ参加メンバーは毎回全員でチャレンジして、ベストメンバーの中に入った選手をリーグ参加させる方針です。

そのため勝利を目指しますが、勝利だけを目指してつまらないサッカーをすることだけはしません。

三年前、松戸リーグや練習試合で二桁得点をされたとしても、そのことで選手を責めるようなことはしたことはありません。
しかし三年目の今、派手に負けたチーム相手にきちんと試合ができるようになりました。
それは選手たちの持っていたポテンシャルを引き出すことができたためであり、すべてのNSP CLUBの選手全員が間違いなく成長したということになります。

それを引き出すことができたのも、私たちがU12年代の育成コーチとしてプロフェッショナルだからだと自負しており、クラブチームとしてまずはここまで来ることができました。

次の目標は、その中でどういう目標設定を選手たちがして、どういう表現をサッカーの試合の中で行うかを選手自身が主体的に考えて日々何をするのかを考えるということです。

まだ小学生にはハードルが高いと思われる方もいらっしゃいますが、サッカーを楽しむためにも主体的に自分が目標を設定してどのように行動するのかというのは、絶対に将来的に役立つものであり、必要なものでもあります。

大人になったときに主体的に課題に取り組み、その解決を推進していく、そういう行動につながるものでもあります。

もちろんサッカー選手としてプロフェッショナルになるような人にも必要なことで、主体的に何を取り組むのかというのは、U15以降に必ず必要になるものです。

そのための準備は、現在しており1月から行動に移していきます。

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また2026年はU15の準備をはじめます。

2027年3月からNSP CLUB U-15をスタートさせる予定で動きはじめました。

さらには一般社団として3月より登記を準備することにします。

今後のNSP CLUBにご期待ください。

NSP CLUBでの選手の自主性の入り口

NSP CLUBでは、選手の自主性を重んじる・・・というか、自分の意見をきちんと整理することができるようにするため、極端な話ですがコーチへの「おたずね?」というのを、やめるようにしています。

例としては「トイレ行ってきていいですか?」「水飲みに行っていいですか?」というものです。

両方とも、緊急性があってトイレに行かなくてはならない、のどが渇いているため水が飲みたいのですから「トイレ行きます」「水飲んできます」と報告または確認だけで良いものです。

そのため「トイレ行っていいですか?」と聞かれた場合に、にやりとして「ダメと言ったらどうするの?」と言うわけです。

付き合いが長くなってくると、コーチの「にやり顔」で「あ!行ってきます!」となります。

これが入口となります。

なんでこのようなことをするかといえば、試合中に自分が判断してプレーしなければならないわけです。

いちいちコーチにプレーの確認などする必要はないですし、仲間にも許可を得てからプレーをしたり、パスを出したりするわけではありません。

主体的に動かなければ、サッカーをすることはできませんし、うまくなることはないと考えているので、細かい話となりますがこうした確認であったり許可を得る行為は当クラブでは良しとしていません。

もちろん試合中でアウトオブプレーの時にお互いに確認をしたりすることは必要で、それも自分が考えたものに対しては主体的に会話をスタートさせて、互いに理解をしあう努力が必要となります。

そのため主体的に行動を起こすことができるようにならなければ、ほかの人に自分の考え方などを理解させられないことになります。

これは、サッカーに限った話ではなく、社会人になってからも必要なことで、リアクションではなくアクションをすることが重要になりますので、サッカー選手としてだけではなく優秀な社会人となるための必要な要素でもあります。

そのために、当クラブでは「教えすぎない」というところも考えながら「指導(という言葉は嫌いですが)」をしているのです。

全部教えてしまっては自主性や考える力を奪ってしまい、コーチの言ったことをトレースするだけになります。

これでは
「強いチームに入って、優秀な(と言われる)コーチの言う言葉に従えさえすればよくなる」
ということになり、自主的にサッカーがうまくなるようなことはない、と私たちは考えています。

だからこそ自主自立の精神で、自分たちでサッカーを表現して、その結果を得るということをするクラブにしたいと考えています。

コーチたちは選手たちの一番の応援団でありたいと願っているからこそ、練習では厳しくも楽しく過ごし、試合は見守ることを中心にしていきたいと思っています。

たかだか大会参加をはじめて三年目の弱小チームの代表兼コーチがなにを言ってるという意見もあるでしょうが、私は我儘にかつ自分の考えを表に出して今後も進めていきます。

U-15の準備も進めていますが、こちらでも基本的に同じ考えですが、強度が変わってくるだけのことと思っています。

選手育成の考え方

NSP CLUBとしての育成というものを文字にしてみます。

前提としてU-12カテゴリは4年~6年をベースとして考えています。

試合結果に一喜一憂するのではなく、選手個々が考えて結果を出すことができる、そういう選手を育てることを考えています。

公式戦や練習試合で見られる光景ですが、コーチがあれやれ、これやれと指示を細かく出し、果てにはシュートのタイミングまで・・・こういうものはいかがでしょうか。

私たちは、そうではなく練習や試合を通して「教えすぎる」のではなく、基礎は教えることはあっても、サッカーそのものを教えるということはしません。

小学校6年生になるまでに
・自分で考えるて主体的に動くことができる
・自分が組織に対して何が提供できるかを考え実行する
ということを目標にしています。

つまりは社会人と変わらない部分を選手たちに考え、実行するように対話をしながら目指してみようとしています。

ですから短期的に小学校3~4年生の時には結果がついてこないように感じられますが、次第にこれらは主体的に動くことができるようになると、運動能力は別として、差は小さくなってきます。

そのため、私たちクラブの公式戦時のベンチは、他チームに比べてコーチの声が「応援」に聞こえているため、もしかしたら保護者や他のチームの保護者の方々からは物足りないと思われるかもしれませんが、試合は選手たちの表現の場であって、コーチの自己満足で行われるものではないのでそのようにしています。

特に私たちの(というか工藤がベンチにいるとき)声は
・ゴールをした時の喜び&選手へのお礼
・良いプレーをした選手への声かけ
・失敗や選択が違うと思った時の「なぜ?」という問いかけ
が大きく聞こえると思います。

確かに小学生年代では完全に教え込んでしまって、攻撃や守備のパターンまでをも教えて、繰り返すことで強くなるのは理解できますが、それでは将来的に主体的にサッカーへ取り組む際(U-15以降)に戸惑ってしまう選手が多くなってしまいますが、私たちは将来的に社会人までをも見据えた主体的に何かを行うベースを作ろうとしています。

だからこそ、クラブのウェブサイトに『体力向上はもちろん、協調性責任感、そして目標にアプローチして最後までやり遂げる力を育みます。』と記載しています。

コーチとしては、特にクラブチームとしては勝利という結果がアピールしやすいのですが、私たちは勝利は目指すけれども勝利だけを目指すことはしないと定めています。

それは社会に出てみればわかりますが、リソースが決まっている中でどのように工夫して結果を出すかが重要なのであって、ありあまるリソースを持っているわけではないこと、トップダウンの組織では個々の工夫が生まれないことなど、そういったことが小学生年代から必要と考えるからこそ気長な育成をしていると理解しています。

本音を言うとものすごく大変ではありますが、クラブという小さな枠組みで考えていませんし、NSP CLUBとしては地域社会への貢献を今後行っていくという目標がありますので、好奇心旺盛で主体的な人を育てるためにスタッフと一緒に努力していかなければなりません。

スクールという形でかかわらせていただいた選手たちが、中学年代で悩んだことを知っています。

それは小学生年代で主体的な考え方をサッカーを通じて持てなかったことが原因で、彼らは一度回帰しました。

リスタートした彼らは、地元に戻りそして主体的に動いた結果、クラブユースではなく中体連でしたが良い成績を残すことができたのを覚えています。

その際、私たちが彼らに伝えたのは「主体性」であったのは間違いありません。
※スクールの中で伝えてはいましたが、所属チームではそうではなかったため