カテゴリー: 少年コーチのつぶやき

育成年代でコーチの言葉はどう響くか

審判で、観戦者としていろいろなカテゴリ、試合を見ているのですが、まだまだ育成年代のコーチの言葉が乱暴だと感じることが多くあります。

鼓舞しているという方もいらっしゃるかもしれませんが、残念ながら端から聞いているとそうは聞こえないなんてことも多く、自分だったらもしかしたらめげていたのではないかなどと考えてみたりもします。

私が学んだコーチたちは練習では厳しいことが多いように感じました。

練習の時にさまざまな問題をつぶすことを重要視していたため、試合では全くと言っていいほど怒鳴るとか、文句を言うとかはありませんでした。

交代後にコーチの前に立たされて説教なんてことは全くありませんでしたが、ミスを繰り返した時などにはあっさりと変えられるので、自分が気が付かなければ次の機会はなかったように感じました。

試合後のミーティングでは場合分けによったコーチングがされるわけですが、例えば得点を取られたシーンの再現を作戦ボードで再現しながら、その時の選手の気持ちであったり、フォーメーションによる気づきがあるようにコーチングをしていました。

それもこれも今自分がわかるから気が付くことなのですが、自分が育成年代の時には全く気が付かなかったわけです。

しかもぴったり私の育成年代にかかわっていたコーチすべてが同じような方だったのは、それぞれ札幌や北海道、JSL経験のあるコーチでプロフェッショナルの方がかかわっていたからなのだと思っています。

自分はレフェリーのミスジャッジには結構厳しかったりしますが(競技規則を知らないということに対して)、判断ミスなどに対しては言いませんし、なにより競技者に対しては問いかけはしてもクレームをつけるようなことはありません。

それは自分がしていただいたことへの感謝からです。

こうしたコーチが増えてほしいものだと切に願っています。

長崎市サッカースクール参加のご報告

記事中にあります通り

同イベントは元Jリーガーの高木成太さんと、J1仙台の兵藤慎剛選手(いずれも国見高出身)が「プロとしての経験を長崎に還元したい」と県内のサッカー関係者に協力を募り、2017年に初開催。3回目の今年はNBC長崎放送の主催で、過去最多となる10人の現役プレーヤーが参加した。

ということで、高木成太が発起人の一人であり、その関係でお手伝いにいってきた次第です。

参加してくれた子供達、Jリーガーの皆さん、スタッフの皆さん、関係するすべての方に感謝申し上げます。

長崎市でサッカー教室

ってことで、年明けから長崎に行ってまいります。

昨年もスタッフとして参加させていただきましたが、Jリーガーと少年・少女の触れ合いは素晴らしいと感じました。

もちろん笛とグリーンカードは持参します。