カテゴリー: 代表のつぶやき

来年に向けてのチーム作り

早いと思われるかもしれないが、東京協会の受付は11月ころから始まるため、決して早いということはない。
むしろ今からチームをどうするのか、運営をどうするのか、メンバーをどうするのかと考えることにより、来年度の動きを早く決めてブロック優勝に向けて動くことができるようになる。

現実としてCelsus F.C.がブロック二位にいるのだが、一敗していることで自力優勝はありえない状態である。
他力ではないわけではないのだが・・・

そしてそれぞれのチームは区リーグ、市リーグに参加している。
そのチームの中には他の都県リーグ所属者がいるのであるが、彼らは当クラブのチームに登録することはできない。
一緒に都リーグで戦っていくのであれば、そちらをやめていただくことになるわけであるが、調整としてやっていたり、楽しみとして区や市リーグで戦っているのだから、そちらはそちらで残してもいいのではないかと考える。

そうすると現在傘下二チーム、提携二チームという状況であるため、その中から都リーグに出場したい選手をNSPクラブとして戦っていこうと考えているのである。
アドバイザーとして元プロがいることが強みであるが、今年は総監督・代表でしかなかった私が、実際に監督としてフィールドの外から指揮するべきなのかということもふまえ、現在多方面で話し合いをしている。

強化という面においてもSIMBAに複数名の良い選手が入ったということもある。
ただSIMBAとしてはサッカーを楽しむという目的で台東区だけに参加するという人もいるので、他のチームと同じく「都リーグに出たい人」だけをそちらでも登録すれば良いのだと思っている。

選抜チームではなく、JFA登録チームとしてはNSPクラブが存在し市区リーグではそれぞれのチームで戦っていく。
それでいいのではないかと思う。

ということで宣伝である。
NSPクラブでは2008年度都リーグ4部優勝のためのメンバーを募集している。
【応募条件】
 経験者であること
 2008年度NSPクラブのメンバーとしてJFAの選手登録ができる人
 ・現在JFA登録チームに所属している方は「確実に」移籍できること
 ポジションは全部
 NSP傘下、提携クラブでの市区リーグもしくは練習に参加できる人
 審判免許を取得する意識のある人(できれば三級までは受験してもらいます)
 会費等を遅滞なく払うことのできる人

 ○外国籍・学生の場合、都リーグは登録枠がありますので選手登録が確実にできない場合があります

楽しむためには少しの義務があります、一緒に楽しみましょう。

基礎の大切さ

私はわくチャレサポーターとして毎月第一、三水曜日 葛飾小学校においてサッカー教室をやっているのだが、基礎をきちんとこなせる子供はほとんどいないと言っていいと感じている。

「すぐゲームをやりたい」
「リフティングなんかつまらない」
などなど、基礎をやるなら参加したくないという子供がいるのだが、私から言わせれば「基礎を満足にこなすこともできないのに、サッカーなどできるわけがない」と。

高木の行うサッカースクールでもそうだが、基礎が一番重要なのだと見ていて感じるし、スクールの内容と同じことの基礎部分を葛飾小学校のサッカー教室で行っているのだ。

まして子供に技を見せる時、私が失敗するわけにはいかないため練習は陰に隠れて行い(笑)、子供たちの目に晒されるのだから真剣に取り組んでいる。
そのため適度な緊張感の中できるため、失敗をしないでやることができるのだから集中力と言うのは恐いものだと思う。

しかしそれもこれも「基礎ができているから」こその話であり、基礎をこなさなかった場合には例え大人であったとしても・・・というかやったことのない大人では不可能だろうと思う。

土曜日の高木成太サッカースクールに来ている子供たちで3年生以上は、基礎を一通りこなすことのできる子供なので、その意識の高さがうかがえるのであるが、それがスクールの全てではなく初心者であってもその子供に最適なものを探し出してあげなければならない。

小学校では初心者も何人かいるため、まずはボールを触るところからはじめるのだが、そういう子供でも「サッカーがうまくなりたい」というのであれば大歓迎である。
私達は公の活動も、NPO(準備段階であるが)の活動も一緒で、子供たちそれぞれにあったスクールを目指していこうと考えている。
サッカーが好きでうまくなりたいのだったら「高木成太サッカースクール」にぜひ足を運んでいただきたい。

初回は600円で参加できるのだっ!

U-20 ワールドカップを見ていて

日本も強くなったな・・・と感じたのですが、結果は残念ながらPK負けでした。
あの試合でPK3本、退場二人(藤田のは止むを得ませんが)とは審判に難があったとは考えていますが、どちらにしても負けは負けです。

強くなったなと感じたのは、ボールポゼッションが60%を超えていたことと、あのチェコが日本相手に引いたということです。
ヨーロッパのチームは日本相手に引くことなど今までしたことなどなかったでしょう。
所詮「アジアの国」でしかなく、ワールドカップではおちこぼれ大陸としか欧州や南米では思われていないでしょう。

しかしそのアジアの国相手に引くということをしたチェコの監督は、日本の若手が所謂「アジアの国」にはなかったものを見ていたのではないかと予想しているのです。
ようやく日本も普通の国と見られたのではないかと言うことで、日本サッカー界の方向は今のところは間違っていない部分もあると捉えられるのでしょう。

まあ得点力不足という意味では、やはり傑出したストライカーが生まれていないことが原因であるのは間違いないわけで、古くは釜本氏、十数年前では三浦知良のような本物のストライカーが生まれなければならないと感じるのです。

そういう意味ではU-20では森島に期待できるのですが、しかしカズのような「欲しいところで点を取ってくれる」という妙な安心感は感じられないわけで、今後の成長に期待をしたいところです。

さてスクールやクラブではそういうストライカーを養成したいと考えています。
プロ経験はありませんが、若い頃の私はトップでありストライカーであったと思っています。
今は「トップができる選手」でしかありませんが・・・(苦笑)

ストライカーにはある意味の傲慢さが必要ですし、キャラクターとして「何か」を持っていなければならないと思っています。
強い心、強い体(大きいと言うことではなく)、そして強烈なキャラクターを備えてこそストライカーとなるのだと考えています。

そういうキャラクターを見つけたとき、伸ばすことのできるようなそんな環境を作っていければと思います。