カテゴリー: 代表のつぶやき

社会人公式戦初勝利=NSP CLUB

北区一部リーグが本日行われ、昨年9勝1敗の東京ライトイヤーズさんと戦い2-1(前半1-0)で辛くも勝利した。

先週は圧倒的なポゼッションでありながら0-1の敗退と悔しい思いもしたが、今日は攻撃陣が頑張ったということだ。
ありがとう。

練習参加していなかった一人を除いて全員が出場するという総力戦であったが、とにかくなんとかなった。
うちがポゼッションでリードされる(4:6くらいだろうか)というのが久しぶりであるが、どうして勝ったというのは奇跡ではなく現実である。
今までやってきたことがようやく身になったということだろう。

問題点はまだまだあれど、とにかく一勝したことが大きいと思うし、また25日の北区は勝利を目指して精一杯頑張ろうと思う。

しかしライトイヤーズさんは強かった。
3バックでのラインコントロールは巧いし、なによりロングフィードが正確である。
危うく裏を取られそうになったものもいくつかあるほどで、勝ったのはラッキーもあるのは間違いがない。
サイドバックの上がりはあおちゃんが一生懸命やって、残りわずかというところでつってしまった。
彼に負担をかけすぎたというのは間違いがないだろう。

ただライトイヤーズさんの選手は短気な方が多いように感じた。
審判に対する暴言であったり、こちらの言うことをいちいち真に受けて文句を言ったり・・・
ちなみに私も出場してから二人の選手の気に障ることをちょこちょこ言っていらいらさせていたのであるが、どんなことをしてもマイペースでいなければ結果として自分の有利なことにはならないだろうということ。
これを相手チームから学ばせていただいたのは大きなことだと思う。
ライトイヤーズさんには申し訳ないが、43歳のおやじプレーヤーとして「わざといらいらさせる」言動をしていたのは、こちらのペースにするためである。

次戦までにはなおしていかねばならないだろう。
やはり公式戦は競争意識がなくては勝ちきれないというのがイメージできた。
もう一度さまざまなところでメンバー集めをして、よりポジションごとの争いを多くしていきたいと思う。

それが私達の勝利になるのであれば、厳しい言葉は私が受けようではないか。

それにしても今年に入ってから非常識な人を何人か見ている。
新入部を考えている方はこちらをよく読んでいただければと思っているが、極々当たり前のことしか書いていないのであるから真っ当な方であれば普通に流していただけるだろう。

まずはドタキャンをしない人。
欠席も最低限であり練習も練習試合もきちんと参加してくれる人。
最低でもやはり八割程度の参加をしていただきたいと考える。

それから入って最初の頃は出場機会が少ないと覚悟していただきたい。
たまにいるのだが、出場時間が短いからとか、今日は初めてなので出られるかどうかわからない、というような時に我慢ができる人。
本当にこういう人がいるのだが、出そうと思って後半10分にベンチを見ると、怒って帰っているってのがあったのである。
監督である私にプレーを見てもらったわけでもなく、信頼できる選手から紹介を受けたわけでもなく、元プロで活躍していた選手でなければ当然ながらいきなりフル出場などできるわけがない。
もちろん私や選手達に信頼が得られ、ポジション争いに勝ったのであれば当たり前にフル出場していただく。
というか、出てもらわなければ困る!ということになるだろう。
先に書いたような非常識な選手はいらない。

最後にお金の問題をきっちりできる人。
ユニフォーム代で新品が25,000円程度、運営費がタイミングによるが5,000から10,000円程度、保険が1,500円一年間にかかるのであるが、それを遅滞なく払うことができる人。
どんなに上手な選手であったとしても、これを守ることができなければアマチュアチームではなりたたないのである。
ユニフォーム代を初年度に払ってしまえば、翌年度は運営費(15,000円程度)と保険代だけで済むようになるのだから、その後は二部にでもあがらない限り大きな持ち出しはないだろう。

あ・・・もう一点。
できれば審判資格をとって協力してくれる人。
個人的にはアマチュアは相互に行うべきだと思っている。
だからこそ審判資格は取っていただきたい。

そんなところである。

今年に入って非常識な入部希望者は五名。
ドタキャンして「もうチャンスをくれないのですか?」「一度遅れたくらいでひどい」と送ってきた人。
メールでさんざん連絡をしているのだが、結局連絡がなくなりどうしたいのかわからない人。
練習試合に初めて参加して出場できないからと怒って帰る人・・・(公式戦なら基本的に出せるわけがない(笑))
金を払わない人。
こんな人じゃなければいつでも歓迎いたします。

そうだ・・・初心者の方はSIMBAなど他のチームにお申し込みくださいm(__)m

少年チームの考え方

昨日、高木がお世話になっている会社の方とお会いしてきた。
私達の活動を知っていただき、協力していただけないかとのお願いと、私という代表を知っていただく目的でもあった。

私達の最終目標はどこにあるかといえば、決して環境で恵まれていない(場所やコーチの質)下町の子供達に、より良い環境を与えるための努力をし、スポーツが根付いていくことである。
プロを育てるための強化だけをするとか、小学校からセレクションをして大量の子供を集めて全国大会に出るとか、そういう意味でクラブを立ち上げたわけではない。

結果として素晴らしいものが残っていくのであれば問題ないが、最初から目的をそこに持っていく気はさらさらない。
下町の子供達がスポーツを通して楽しむことができるようにと考えており、それは私達のクラブだけではなく、葛飾区、墨田区、台東区、足立区、江戸川区という重点的に考えている子供達によいコーチングや環境を与えられるようになりたいだけなのである。

そこに賛同していただける方がいらっしゃるので、私達はまだまだ小さくとも頑張っていくことができるのだ。

前にもBlogで書いたのだが、下町の区サッカー協会の中には子供の移籍を自由に認めなかったり、スクール参加もチームの許可が必要だったりする。
私はこの考え方に諸手を挙げて賛同できないが、ルールとして決められているのであれば仕方がないと考える。
ただし日本サッカー協会の指針とは違うので(移籍などは自由となっている)、個人的には変えていく努力をしていこうと思っている。

これは私達のチームがというのではなく、子供だってチームが合う合わないということもある。
しかしそれまでをも認めないというのは、いかがなものかと思うのと、私自身PTA会長という立場から考えれば、子供の社会の中に事実としていじめなどの行為があり、それを運営側が知らないでいたとしたらどうなるか・・・考えていただければと思うのである。

そして前々から書いていることであるが、私達のチームは学年に人数制限を設けている。
16人程度としているのは、指導者講習会で言われた人数でもあるのだが、実際に子供達を前にして一人のコーチが見ることのできる限界であるからだ。
あるチームでは一学年30名ほどいるわけだが、試合に出られるのはせいぜい20名くらいで、あとの10人程度はコーチが教えてもいないで隅っこでパス練習程度なんてことも聞こえてきたりする。
これでは試合に出られない子供は余計にスキルアップなど望むことができない。

私達はそれを避けるべく、ジュニア年代においてはセレクションを行わない方針であり、もし申し込みが多かった場合にどうするかと考えると悩ましいのであるが、その時は子供の熱意ということになるだろうか。
一生懸命に取り組む姿勢だったり、サッカーがどれほど好きかということになると考えている。
だいたい小学校一年生でその後のサッカースキルが判断できるような子供は、ごく僅かでしかないと考えられるし、その後のコーチングによってかなりの幅があると考えている。

高木という元プロだけではなく、うちは6名のC級コーチ(高木を含む)をかかえ、実際に活動しているコーチばかりである。
仕方がなくコーチライセンスを取ったのではなく、コーチをするためにどうするかと考えたメンバーばかりで、将来的にはこういう人材をどんどん増やしていきたいと思っているし、社会人チームの中からも育てていこうと考え、事実何人かには声をかけ二年後、三年後のC級指導者受講を計画している。

また指導者だけではなく審判を育てることも一緒に必要だと考えており、トップであるNSP CLUBでは東京都のアクティブレフェリーである学生を帯同としているし、私自身もアクティブとして審判をしているため、審判をどんどん育てるつもりでいる。
当然ながらクラブチームとして「やりたい人」がやるのと「仕方がなくやる人」では差がつくのは当たり前である。
ただし保護者の中でも審判で、指導者で目覚める方もいらっしゃるため、そういう方も他のチームでも構いません、相談していただければアドバイスできると考えています。
無論私達のチームに引っ張るのではなく、そちらのチームで指導者として審判として活躍していただくために協力いたしますとのことである。

自分たちのことだけを考える、そんなせこいことでNSPクラブを作ったのではありません。
下町の子供達のために・・・それが目標です。

フットサルコートを作りたい!

弱小チームで人数も少ないチームですから、当然ながらJリーグのようにグラウンドを持つなんてことは不可能です。
まして葛飾区なんてのは体育協会が過去ヴェルディから「総合スポーツセンター陸上競技場を試合前の練習に貸してください」と依頼されたとき、きっぱりと断ったと自慢しているアホさ加減・・・

ヴェルディから依頼を受けたら「じゃぁ子供達に練習見学をさせてもらってもいい?」と交換条件を出し、そうすればヴェルディだって子供とのふれあいの時間を作らなくてはいけないことくらいわかるはずです。
子供の利益をメンツで断って自慢するなど、とてもおりこうなこととは言いがたいのが本音です。

さてさて今週木曜日も雨で平日練習が流れ、本日も昨日までの強い雨でグラウンドコンディションが悪く流れ・・・二回連続で練習が流れてしまいました。
高木からは「晴れましたね」と期待するようなメールが来たのですが、残念ながら前日までの雨のためグラウンドはぬかるみ状態のため使用できないとのこと・・・

二人して思ったのは「フットサルコートでいいからグラウンドが欲しい!」ってなことでした。

昨年、三重のランポーレFCに行った際、ハウス横にはフットサルコートがありそこでスクールをやっていました。
東京ではまあ贅沢な大きさですが、東京で贅沢を言わないからフットサルコート分のグラウンドを・・・当然人工芝で!と思うのも当然です^^;

しかし土地も金もない私達にとっては、そんなのは夢のまた夢ですし、葛飾区は地域型総合スポーツクラブを区主導で作ろうとしていますが、とてもとても彼ら主導で少年カテゴリーのチームがひしめきあっている現状で、スポーツクラブを「ボランティアで」作るなんてのはできようはずがないと思っています。

そうそう、来週には新小岩の野球チームを主宰している内田さんと別件ですが話をしてきます。
まあその時に当然サッカーと野球チームの連携もでてくるとは思っています。

NSPクラブはサッカーだけのものではありませんし、将来はテニスやラグビーなどのスポーツにも携わっていければと思っています。
賛同者は多ければ多いほどあちらこちらでも無視できない状況になるでしょうし、政治力をもちょいと使おうかな・・・なんてことも思っていたりします。

だがその前にも組織としてきちんとしていなければ、賛同していただける方達を納得させられないでしょうから、代表である私があちらこちらに顔を出して知られるようにならねばなりません。
本業をかかえていますが、本業の邪魔にならないように頑張らねば^◇^;