カテゴリー: 代表のつぶやき

トップチームの退部と新戦力について

この時期はトップチームの去就がはっきりする時期となります。
現在は選手主導で動いているため、選手が残留するのか移籍するのか、引退・・・といってもカテゴリを変えるのか、それぞれ連絡をもらう時期になっています。

朝田くんは合併の前身であるCELSUS FCからのメンバーでした。
フォワードとして3年間一緒のチームとして活動させてもらいましたが、ここぞという時に入れることが多かったように感じていました。
本人は年齢による衰えで、今のNSPでは活躍できないということで、横浜のOver30などを対象として移籍先を探すとのことでした。

藤田くんも同じくCELSUS FCからのメンバーで、キャプテンとして、取りまとめ役(監督も兼任していました)として本当に頑張っていたと思います。
2008年はその役からようやく離れることができたという感じで、2009年になってようやく選手としてプレーに集中する環境となったのかもしれませんが、残念ながら今年を限りに退部ということになってしまいました。
よく試合中でも声があったと思います。
次のチームでも活躍できることでしょう。

吉崎・・・TAKAは私が無理やり言ってNSPに引き入れた道義上の責任がありました。
だからなんとしてでも三部に上がりたかったし、本当は三部に上がってから一度外のチームに出したかったというのが本音です。
ですがやはり四部ではモチベーションが続かないというところもあり、まだ年齢的に「闘える」うちにレベルの高いところでやっておきたいという気持ちを優先することにしました。

内嶋・・・りょうはTAKAが連れて行きたいFWで、一度レベルの高いところを見せてやりたいと言っていたので、りょうが行きたいのであれば送り出してあげなければならないと感じていました。
そして先ほどりょうから電話があり退部ということになりましたが、りょうは「我侭かもしれませんが数年後にはNSPに戻ってきたいので・・・」と言っていました。

四人ともいつでもNSPに戻ってきてもいいんだと考えていますが、それぞれに事情があるでしょうし、私だけの考えではなく彼らの考えで退部をするわけです。
もちろん残念ではありますが、次の場所へ行くためには一度外にでなければならないのです。

藤田くんは足掛け四年のつきあいでしたが、サッカーに対する姿勢は本物でした。
だからこそきつい言葉になることもありましたが、それだけ真剣だったというのは周りが認めるものだと思っています。

さて、新戦力ということですでに二人内定者がでています。
セレクションも考えたのですが、四部レベルでかっこをつけてセレクションなどする必要もないでしょう。
一度でも練習や練習試合に出て、普通の四部のチームとは違うなと感じていただき、そこに自分がチャレンジできるのかを考えていただければと思っています。

わざとハードルを高くしたのは審判の部分なのですが、アマチュアは基本的に相互審判になっています。
NSPでは帯同審判・・・特に東京都のアクティブレフェリーが複数名、元S2級だった佐藤さんもS3級を目指して帯同してくれています。
S2級の太田さんもいますし、帯同審判ということではかなり恵まれています。

ですが試合のときにスケジュールの問題で必ず彼らにお願いできるものではありませんし、私もアクティブとしてやっていますので割り当て審判というのもあります。
そうした場合には選手が審判をやらざるを得ないのは当然のことと言えます。
ですからNSPにおいては「サッカーだけしていたい」という我侭は聞くことができず、運営か審判をお手伝いいただかなければ成り立たないチームなのです。

他の三部や四部のチームでも、入部してから審判問題にぶつかると思うのですが、NSPでは最初から「審判を取る覚悟で来てください」とあえてハードルをあげているのは、そこにサッカーに対する真剣な気持ちがあるのかということをこちらも見させていただいているのだということを理解していただければと思っています。

本当はここで明らかにするのはどうかとも思いますが、審判を全員が取るなんてのはすごく難しいことですし、サッカーで土日を使っていて仕事が忙しいみんなに、あいているはずの土日に審判講習会に行って来てというのは酷なものだと思っています。
ですがそれでもどうしても取ってもらわないとチームがなりたたないわけですから、当然ながら選手の大部分にも審判資格を取ってもらわねばなりません。

冷静に考えていただければ、今年度都リーグの全ての試合に私、工藤は必ず行っていましたし、審判を都合都リーグで三回、北区で二回行っているわけです。
審判が足りない、事故で来られない(実際にありました)、怪我をしたなどといった場合に私が入っているわけですし、私が入っていても必ずサブで一名の「選手兼審判」を当てていますので、審判でのトラブルは絶対に起こさないと誓っています。
審判で公式戦が中止になるなどというのは、クラブチームとして恥とさえ思っています。
だからこそ覚悟として審判資格の取得をと申し上げているのです。

そこを理解していただいて、楽しく現役生活をNSPで過ごしていただければと願っているわけで、私達はチームになるのです。
ご理解いただけましたらNSPクラブサッカー部のホームページから入部申込フォームに必要事項を入力して送付してください(笑)

うれしい電話と書き忘れていたこと

さっきFC町田ゼルビアのフロントで働いている神ちゃんこと神野くんから電話をもらいました。

書き忘れていたというのは、もうすぐ二年が経とうという昨年1月からのC級指導者講習会で一緒だったメンバーで飲んだことでした。
かっきーさんの店で佐々木さん、向薗君、市川君、そしてアシスタントコーチに名を連ねてもらっている雲田君と横塚君というメンバーで、まあいつもの飲兵衛たちといったところでしょうか(笑)

その席から神ちゃんに電話をしていたので、その返信だったというわけです。

私がゼルビアユースの帯同として活動できたのは神ちゃんがいたからで、彼には本当に感謝しています。
チームには一緒の講習に参加していたゼルビアの選手である柳崎君もいましたが、彼はまだ現役でプレーをしているので無茶はいえません^^;
オフになったら「どこかにいくぞぉ~」と連絡を入れるつもりですが、それも神ちゃんからスケジュールを聞いたのでまた後日連絡をしようと思っています。

しかしあのC級指導者講習会は私にとって大切な時間であったことを再確認しています。
資格を取ったことも重要ではありましたが、なによりも素晴らしい仲間と出会えたことと、その後も連絡を取り合って情報交換をしているのですから、本当に必要であったことだと思うのです。
そんなメンバーの中からB級に早速チャレンジしているのは神ちゃんで、残りは筆記試験だけとなったそうです。
私はB級チャレンジの書類(レポート提出)でミスをおかし、またの機会!となっていますが、神ちゃんはあの真面目さできっとストレートに合格通知をもらうことができるでしょう。
仲間内の一番出世を喜んでいます。

そんな仲間の中には横河武蔵野FCで現役を終えた直後の岩田耕併君(グランデ・フットボールクラブ)もいましたし、フットサル日本代表にもなった黒岩文幸君なんかもいました。
社会人の練習試合をしてくれたのは東京農業大学の秋吉君ですし、青梅FCジュニアユースの小濱君、DSSプロジェクトでスクールコーチをしている雨宮君(テイクアクションとゼルビアの練習試合で会うとは思いもしませんでしたが)・・・本当にみんな最高のメンバーだと思います。
あの32名は、まあ若干名いろいろありましたが(笑)、いい仲間だと思っています。

またみんなで会えるといいねぇ~

ジュニアユースクラブの練習体験とスクールの充実

2009年12月20日15時より平成22(2010)年度NSP Club U-15の練習体験会を実施いたします。
何度も書いていてしつこい!と思われるかもしれませんが、子供たちによい練習環境、新しいチームという選択肢を与えるため、必死で選手を集めております。
クラブチームは選手がいてこそです。
詳しくは http://www.nsp-fc.com にジュニアユースの情報を掲載しておりますのでご覧ください。

葛飾区総合スポーツセンター陸上競技場というすばらしいグラウンドでの体験会ですが、いつもこんなグラウンドを使うことができるわけではありませんが、なるべく子供たちによい環境を与えるためにもさまざまなことをしていかなければならないと考えています。

NPO法人を目指している私達ですが(申請中です)、営利目的でこのクラブを運営することは考えていませんが、営利活動をしなければスタッフへの給与を支払ったり、よいグラウンドを利用するということができないこととなってしまいます。
そのためにはジュニア、キッズのスクールという事業を通して、将来的にその子供たちへつながるグラウンドだったりコーチ陣の充実をはかっていきたいと考えています。

先日エントリーをした葛飾区のJリーグを目指すクラブも同様にスクールなどを展開していくのですが、それは同じく営利活動をして子供たちや地域にその営業で得た利益を社会還元するためのものでしかありません。

実はNPOを非営利団体とするのは誤訳です。
営利活動をしても構わないのですが、その利益を社会に還元しなさいということなのです。
税金で返すのか活動として還すのかという違いがありますが、NPOのほとんどは社会への還元を考えて行われているため、ただただ営業利益をあげるために必死にノルマをこなすのとは異なります。

私達も当然ながら社会貢献、社会還元を考えて行っているのですが、それもこれもクラブチームとして、スクールとして成り立っていくことが条件であることは間違いがありません。
ですから必死になってある意味「営業活動」をしているということになります。

現在高木以外のスタッフは無給ボランティアという形で動いており、複数社から年30万円ほどの寄付を受けて運営しております。
ですが本格的なクラブ運営では、もっとお金が必要となるためスクールの充実とクラブチームの充実の両方が必須となります。

高木のようなレベルの高い指導者の教えを広めたいからこそ、私達は日々動いています。

そしてそのスタッフですが、高木を除いて三名で動いています。
まだまだ人が足りないというのが現状ですが、みんな本業の時間を除いて活動をしています。
12月20日に向けてと、同様にスクールの体験と双方を広めるためのコミュニケーションを取りながら行っています。
幸いなことに代表の工藤はICTに長けているため、NSP Clubのホームページでスタッフフォーラムを運営し、ファイルの交換やアップデートを行うことができるようにしています。

さらにはジュニアユースやスクールの子供や保護者に対してのコミュニケーションにSNSを用意しています。
保護者同士であったりコーチへの質問などを気軽にでき、みんなで共有する手段の一つでもあります。
こうしたものを作ろうとすれば結構なお金がかかるのですが、これも無償ボランティアで工藤が妻に怒られながらやっています(笑)