カテゴリー: 代表のつぶやき

昼間の電話の相手は・・・

C級指導者講習会で一緒だった青梅FCジュニアユース監督の小濱くんでした。

平日の審判を探していたそうですが、平日に社会人で審判ができる人となるとそうそういないことになります。
たまたま私は後の試合で副審をすることから、90分早い試合の主審をすることとしました。
そういうときに助け合うのが仲間だと思いますし、先日もLargoさんのサポートで帯同させていただきましたが、都学連の佐藤さんからの依頼であり、大きく捉えればサッカー仲間からの依頼と思い、私のできる時間であればとジュニアユースの帯同もさせていただいております。

そんな依頼があり小濱くんと話をしていましたが、彼は堀越高校でサッカーを一生懸命にやっていて、今は青梅FCジュニアユースの監督として活動しています。
その中で彼に期待しているのは自分が得た知識を子供たちに伝えていって欲しいと思っているのです。
ただその一点です。

高木とよく話をしていますが、子供たちにサッカーを「教える」などという指導をしているなんてのは「教える側の欺瞞」でしかないということで、子供たちにサッカーを通じて自分が学んだものを伝えていくことが必要なのだと思っています。
それがNSPクラブとしての姿勢ですから当然ながら「うちは教えているんだ!」という指導者の方とは意見対立がありますが、少なくとも私たち(U-15監督 平山、高木、工藤)に関しては子供たちに教えるという姿勢で彼らに接してはいません。
いわゆる「指導者」として一緒に彼らと成長させてもらっているのでもあるため、一緒に学んでいるのです。

ただし精神的なものなどに対しては少々違う部分もあり、叱るということもあると思っています。
それは生きてきた年輪からでてくるものであって、子供たちを思うからこそでる言葉なのだと思います。

C級の師匠である(つまりは当日のインストラクターだった)田口貴寛さんは小濱くんがお世話になったスクールの代表でもあり、10年ぶりに田口FAでジュニアユースの現場に戻ってきた方です。
読売出身でS級を持った師匠ですから、私としては身近にいらっしゃるのですから生きた教材となります。
またなんでだか?って感じで実は高木と仲良くしていただいている方だというのを講習会の時に聞きました。
※成太にボールペン返せと言っておきました(笑)

こうした人脈というのは私たちにとってはたいせつなものですし、もちろん小濱くんをはじめとしたC級の仲間というのもたいせつな人脈のひとつです。
仲間から得られるもの、気がつくと与えているものなどがあるのでしょうが、そういう損得ではなく、友人として、仲間として何かができればそれでいいのだと思っています。

準備段階

社会人は22日から北区、4月から都リーグがはじまります。
2月はめいっぱい休んだので、今週末からばりばりに体を動かして試合に臨みます。

さてジュニアユースですが10名程度の参加がほぼ決定し、残りは迷っている子供たちに魅力をどう伝えるかという部分につきると思っています。
先週、今週と雨のために練習会もつぶれてしまい、せっかく体験に来る予定だった新規の子供たちにアピールできればと思っていたのですが、残念ながら天候には勝てませんでした。

ということで14日16時から練習会を行います。

そういえばあちらこちらから私達の噂というものを聞いたりします。
会ったこともない協会の方に「悪い噂ばかり聞こえてくる」というのですから少々驚いてしまいました。
NSP Clubとして二年間なにもしていないという状況であるのになぜ「悪い指導」というのが話としてでるのかが理解できません。
同じ話を社会人連盟にしたなら「そんなことはないでしょ」と一笑されるのだろうなと思うのですが、人のうわさというのはどこでどう発信されるのか全くわからず、また尾ひれがつくのですから私達は粛々と正しいと思うことを進めるしかないのだと考えています。

スクールは新学期からの申し込みを受け付けしようと思っていたらお問い合わせや体験に来ていただき、微増という状況になりました。
ありがたいことにトレセンの一次を通った子供が二人、残念ながら一人は二次で落選してしまいましたが、私達のスクールがなにかのお手伝いができていたのだとしたら、たいへん嬉しいことだと思っています。
この三年間続けて参りましたが、お預けいただいたお子さんの中から台東区、江戸川区のトレセンに選抜されることができ、また二人中野区と葛飾区にチャレンジする子供がでてきたというのは頼もしく、またより一層サッカーへの前向きな取り組みを期待してスクールに臨もうと考えています。

まだまだ人数は少ないながらもこうして子供たちが結果を出してくれるのは、たいへんありがたいと思っているのですが、それは私達だけの成果などとおごった考えなどなく、むしろ前向きだからこそ私達のスクールに通うことを決め、練習を一生懸命にやり、参加しているチームで努力した結果でしかないと思っています。
ですが子供からスクールのおかげ!と言ってもらえると、本当に幸せになります。

子供たちの将来への手伝いができれば、こんな幸せなことはありません。
そのお手伝いのひとつとしてNSPクラブというのを設立したのは間違いではないと思っています。
今後も努力するのみです。

ジュニアユースの準備・他

ジュニアユースの体験会は1月の予定をこなすことはありませんでしたが、2月は順調に行っており明日26日に2月の最終練習会を行います。
11名はそろいそうですので、15名程度をまず目標に置き、楽しいサッカーができるように環境を整えていかねばなりません。

幸いなことに中学入学が迫った今、ジュニアユースと部活で最後のせめぎあいがあるようで、お問い合わせもいくつかいただいております。
中学校の部活をまるまる否定するわけではありませんが、ほとんどの中学校ではスキルアップはできない(サッカー専門の先生がいらっしゃるのでしたら別ですが)と考えておりますし、私たちには経験豊富なコーチ陣をそろえることができますので、その差は歴然だと感じています。

ですが本格的な参戦は2011年度ということもあり、環境のことを考えて既存のチームにという方も多くいらっしゃいましたが、私としてはそれもまた当然のことだととらえています。
それどころか正直に「子供のことを考えると環境の面で不安が・・・」とメールをいただける保護者の方が数名いらっしゃり、その言葉をいただけただけでありがたいと感じました。
少し考えていただければわかるのですが、何も言わずに連絡がなくなったり、「もうメールは不要です」とだけの方が多いのが普通ですので、そうした丁寧なお断りメールに理由があることが私たちにとっては既にアドバイスとしていただいているのですから感謝をするものだと思っています。

そして現在確定をしているメンバーと保護者の皆様には、絶対にジュニアユースを進めていき、子供たちによい環境を与えることをお約束いたしますので、どんどん私たちに注文を出していただければと思っています。
その注文が私たちにとってだけではなく、必ず将来の子供たちのためになっていくものだと思っておりますが、全部が今すぐできるわけではありませんので長い目で見ていただければと感じます。

指導者をないがしろにする事件を聞きました。
他のチームだったり学校(小中ではありません)だったりするわけですが、保護者の中でご自分の子供がどうやっているのか考えずに学校や代表に申し上げられる方がいらっしゃるそうです。
そして優秀な指導者を解雇したり、事実上の更迭をしたりする事件をここ数ヶ月で数件ききました。
非常に残念なことであり、また先生の場合は次の学校に異動されるまで指導をされないということになりますので、子供たちにとってはなんとも残念なことだと思っています。

親の都合で学校やチームを振り回してはいけないと感じます。
ただし指導者や運営としては保護者の意見を聞かねばなりませんが、なによりもまずは子供たちのためでしかありません。
ここを保護者も指導者もはき違えてはならないわけで、問題の本質はどこにあるのか、自分の子供の本音はどこにあるのか、子供たちの考えはどうなのか、それらを考えて運営をしていきたいと考えます。