カテゴリー: 代表のつぶやき

東京にはない風景

仕事で東京を離れているのですが、今いるところは山間部といいながらも充分にグラウンドをとることができる場所なので非常にうらやましいと感じます。

わくチャレなんかも関係なく子供たちがサッカーボールを蹴っていたり、野球をやっていたり、ドッヂボールをやる姿を見ると、東京はきちんと場所がなければ難しいのだな・・・とあらためて感じます。
そもそも遊ぶべき広場が小さかったり、公園の場合は「サッカー、野球禁止」ですから、そこからまずは考えていかねばなりません。

私たちはそうした条件の中でも、東京でスポーツをきちんとできる場所を考え、すすめていこうと考えています。
そう簡単なことではありませんし、本業で地方にきているくらい忙しいので、まずはそこを落ち着けなければと思っています。

北区はまたしても敗退 & 日本代表への苦言

北区リーグは5戦連続一点差負けという現実をどう捉えているのか・・・と感じざるを得ない終了後だったと思っています。
都リーグで上を目指すために、北区で次のステージと調整をしているわけですが、こんな状況では北区で一部残留さえできなくなる可能性があるというのに、チームに危機感が全く感じられません。
今日も圧倒的にチャンスの数が多く、きちんとサッカーをしているというのに、結果は0-1というものです。

次の節で勝つことができなければ、現実として降格ということもありうることも考えなければなりません。
結構久しぶりに腹がたっているかもしれません。

オシム前監督が私の思いを代弁しているような、そんな記事があったので紹介します。

オシム氏が雷「エゴイスト大久保」/E組
<W杯:オランダ1-0日本>◇1次リーグE組◇19日◇ダーバン

前日本代表監督のイビチャ・オシム氏(69)が、日本代表攻撃陣に雷を落とした。「スカパー!」のオランダ戦生中継に、公式コメンテーターとして出演。試合後には「チームは誰か1人だけにゴールを決める権利があるわけではない。エゴイストと言われても仕方ない選手がいた」とコメント。まずFW大久保について「シュートの精度以外にも言うべき点がある。ゴールを決めたいのは分かるが、自分よりいい体勢の味方が周りにいることに気づかないのか?」と指摘した。

MF本田も必要以上のボールキープで、攻撃を遅くしたと断じた。「彼は前線で自分の特長を生かすべきであって、FWのイミテーションになっても仕方ない。なのにオランダの大きなDF2人に、1人でレスリングを挑んで勝てるというようなプレーぶりだった。日本にもスモウという格闘技があるが、サッカーには押し出しという決まり手はない。あのキープ時間の長さは、チームのためにならない」とピシャリ。

またエゴの問題とは別に、途中出場のMF中村俊に関しても「なぜ先発で出られないのか、サッカーの考え方を改める必要があるかも。もっとモダンでスピーディーなプレーが必要。私も責任を感じる。遠藤もそうだが、ピッチ上にソファを出して、葉巻をくゆらせるような選手にはなってほしくない」と話した。厳しい言葉はもちろん、チームを愛するがゆえ。オシム氏は「愛ははかないもの。花に毎日水をあげるように、時間をかけないと。サッカーも一緒」と締めた。

[2010年6月20日9時12分 日刊スポーツ紙面から]

平たく言えば大久保は独り相撲、本田はMFに下がって本来のプレーをするべきだし、ソファを出している二人に至っては全く以って賛成である。
しかしながらその原因のひとつに監督というのがあるのも理解している。

なぜ森本を出さないのか・・・というのは今日会ったサッカー人の中ではみんなが疑問に思っていたし、中村俊輔の出場は「オランダに点を入れられたため視聴率が下がるのを防ぐため」という人もいる始末。
そして中村俊輔はソファで・・・、そりゃ引き分けられたかもしれない試合に途中から出場する選手ではありませんって。

自分が代表で通用するプレーヤーであるというなら言葉ではなくプレーで見せるべきなのだが、プレーで全く見せることができなければ、出てくることはありえないのである。
それを出場させる監督は、一番の罪人であることは間違いがない。

次の試合で代表に変化がないのであれば、それはもう監督の責任でしかない。

充実した疲労

昨日は朝から家をでて昼から社会人都リーグの審判、公式戦、18時からタワーFCさんにお招きをいただいての合同練習会とサッカーのフルコースでした。

さて審判はアクティブレフェリーの仲間でもある小西さんが主審を担当していただき、U-15別府コーチがA2、工藤がA1という布陣でした。
さすが小西さんというレフェリングを見せていただきまして、またまた勉強をさせていただきました。

試合はといいますと、社会人は仕事と言うハードルがあり、厳しいながら9人での戦いとなりました。
成太のゴールで先制をしましたが、前半終わりに疲れの見えたところにヘディングで合わせられ同点にされ、後半に点を入れられ逆転というまさに絶体絶命という状況でしたが、最後の最後にディフェンス二人を残しての攻撃で、成太が執念の同点ゴールを決め、貴重な勝ち点1を獲得しました。
別府コーチも急遽出場、工藤も出場と言う本当に緊急な9名だったわけですが、ここで引き分けたのは本当に大きなものでした。
別府コーチは残り5分で足を痛め外に、私は試合終了のホイッスルと同時に両足がつるという、二人とも審判も試合も気力だけで乗り切ったものでした。

このところの北区では1点差ゲームでずっと負けていたわけですが、その時になにが足りないのか、11人いれば今日と同じパフォーマンスをすればどういうことになるのか、それぞれが感じたことでしょう。
仕事などで出場できなかった選手は、この充実感を味わうために、試合に必死で臨んでください。

18時からは東京タワーそばでタワーFCのお招きで合同練習でした。
練習試合をするまでの人数は揃わないため、練習と言う形ですが、お互いをそれぞれ合わせて練習試合もしました。
ジュニアユースの選手達は密度の濃い練習と、いつもはできない広いグラウンドでの練習試合に、心地よい疲れで帰宅した模様です。
タワーFCさんのお招きに感謝すると共に、一日を振り返って私にサッカーを与えてくれたみんなに感謝をしたいと思いました。