カテゴリー: 代表のつぶやき

FC鈴鹿ランポーレ 東海社会人を制す!

2012年10月8日 FC鈴鹿ランポーレ 2-1 FC岐阜セカンド

最終節でFC岐阜セカンドに勝利したことで、FC鈴鹿ランポーレが東海社会人一部を制しました。
これでJFLに一歩近づいたことになります。

高木成太は二年目にして東海社会人を制したチームの監督となることができました。
選手達の頑張りとともに、支えていただいたスタッフ、応援していただいた皆様のおかげだと思っています。

みなさま本当におめでとうございます。

来週、東京である全国社会人には私も応援として参戦いたします。
慢心せずにリラックスした状態で勝利できるだけの力をつけてください。

期待しています。

食べるということ

私はありがたいことに健康と体格に恵まれていると思っています。

大きな病気はしたことがありませんし、身長180cmで体重75kgはもう少し絞りたいかなとは思いますが、48歳という年齢を考えれば充分なものだと両親に感謝しています。

それでよく保護者の方に「どうすれば大きくなりますか?」と聞かれるのですが、「食べることです」といつも答えています。

私の父は身長168cm、母は152cmと大きくはありません。
それどころか母は小さい部類です。
遺伝的にも大きな親戚は少ないですし、肥満体がいないというのもあります。
それでもこんな私のような者もでてくるわけです。

ではなぜかな?と考えれば考えるほど「食べること」に尽きると思っています。

私の食欲は中学の後半からとどまることがありませんでした。
言ってみれば情人の域ではなく、フードファイター並であったのは当時を知っている友人ならわかっているはずです。

弁当箱は六つで、それでも足りなくて一日五百円の食費、朝夕はラーメン丼で数杯のご飯を平らげ、当然ながらおかずもそれに比例して食べていました。
牛乳は一日1リットル以上でしたので、親不孝をしたと思っています。

なぜそれだけ食べたかといえば、私は高校にはいる時で身長が158cmと小さい方でしたので、少しでも大きくなりたいというのと、スポーツをすると必然的に腹が減り、食欲もわいてくるのです。 

もし私の子供達がそれほど食べたとしたら、気絶しそうな食費かもしれませんが^^;
ありがたいことに、両親は食べさせてくれたわけで、高校に入ってからの3ヵ月で身長を17cm伸ばすことができました。

高校の部活はテニス、学校外ではサッカーのクラブチームでやっていましたが、それも伸びるのにタイミングがよかったのかもしれません。

しかし、食欲はその後はさらに増したのです。
背は高くなったのですが、体重が50kgを切っていたので、今度は筋肉をつけなくてはならないわけで、体が要求していたわけです。
卒業時には体重も72kgくらいになり、足も速かったため突貫ファワードとしてその後もサッカーを続けてくることができました。

それもこれも、どうしてかというと食べたからということになります。

社会人の監督も兼任していますが、とにかく今の選手は食べないと感じます。
ただ、最も信頼している選手の一人である吉崎はよく食べますし、活躍する中で考えてみると食べる選手の方が体力があります。

フィジカルが全てではありませんが、小さい選手でもしっかりと芯を持っているわけで、それは体づくりから考えればきちんと食べているわけです。

もちろん私の若いころのように食べすぎだろ!というのはあるかもしれませんが、それにしても最近の選手、特にジュニアユースの選手は食べないと感じています。

U-23 スペインに勝利・・・だが

オリンピックの開会式前に始めないと終わらないサッカーは、男女とも勝利というスタートでした。

ここでは男子に焦点をあててみたいと思います。

フル代表で世界最強のスペイン・・・U-23とはいえ勝利をしたことに対しては評価できます。
ただし勝ったことについてのみしか評価ができないわけで、特にFWに関しては落第点といっていいでしょう。

相手が退場者を出した中で決定機は4回あったわけで、それをことごとくはずすというのはありえないことと言えるでしょう。
世界のトップクラスとの差は結局こういう決定的なところでの決定力であり、確実に得点をするということが重要になってきます。

あの試合を見ていて思ったのは、DFはシュートをさせないようにすることで決定機を減らすということができていましたが、FWは決定機をことごとくしかもフリーという状況ではずすことを繰り返したわけです。
足が速いことは素晴らしい能力の一つかもしれませんが、ストライカーは決めてなんぼですので、評価は不可能というわけです。

ここまで辛辣に書くのは、日本は絶対にこれ以上の能力があると信じているから書くわけで、サッカーライターの森本さんとは意見が異なりますが、日本はまだまだのびしろがあると考えています。
だからこそ能力のある選手がきちんとやらないということが歯がゆいわけで、もっともっと世界に互することができると信じています。

そのためにはサッカー底辺の底上げが必要であると考えていて、私たちのような底辺で活動する人たちが支えていくのだと思っています。
しかしそれを勘違いしてはいけないとも思っています。