カテゴリー: スポーツマンのつぶやき

日本選手に必要なもの

昨夜の「Foot×Brain」はたいへん賛同できるものでした。

城福さんのすべてを認めるものではありませんが、だいぶ理解できるものがありました。

今の日本選手に「戦う姿勢が少ない」と感じるのは、どの世代にも感じることです。

恵まれた環境でちやほやされて育った代表選手だけではなく、それこそ地元の街クラブの選手も戦う力というのが見えないわけです。

それは甘やかされた環境だからこそだと感じているわけで、家庭も、チームもそうしたものに加担しているんじゃないかと思っています。

事の本質を見なければ、サッカーだけではなく日本のスポーツそのものがダメになってくるでしょう。

それくらい日本人が「柔になった」と感じている次第です。

自分が接する子供達にはそうしたものが伝えられればと思います。

GKの難しさ

今年から個人として工藤が東京都シニアリーグなどのシニアサッカーにチャレンジしています。

昨年までは細々と社会人でやっていたのですが、とうとうシニアに移ったということなのです。
で・・・実はシニアになってから増えたポジションはGKなのです。

昨年12月から本格的に参加をしてから4試合GKをやっているのですが、必ず1点は取られてしまっていますT-T

実は社会人リーグに入ってから当時の監督から「身長もあるし反応もいいし、FWとして成長するためにGKも経験しろ」と言われレベルの高いリーグで4試合ほど公式戦にでることもありました。
その後自分でチームを作ってからは人数が足りない時などはGKに入ることも多かったのですが、そこでできているのは社会人リーグでの経験があったからこそだと思っています。

その時のGKコーチは高校レベルでは高いコーチングで知られた方で、一から徹底して叩き込まれました。
そのおかげでGKの気持ちとか反応とかを学ぶことができ、FWとして成長をさせてもらったとも思っています。

しかしながら本職のGKと違うのは、フィールダーの意識が強いことであるようで、今でも「あがりすぎ」と言われるほどあがっていきます(笑)
自分のスピードに自信があるため、DFの裏を取られそうなボールをことごとくクリアや前へのパスにつなげるわけですが、これがシニアになっても続いていて、先日のエンジョイトーナメントではギャラリーから「すげーあがるキーパーだな」と言われていたようです。

ですが、味方のクリアミスがあり息を吐いた瞬間に相手のラッキーゴールを許すということがあったので、まだまだGKとして未熟だと思う次第です。

それにしてもシニアサッカーでもスピードで勝負するってどうなのと思う昨今で、もっと鍛えるところを考えないとそのうちスピードがなくなったら使われなくなるのではないかと恐怖していますが、フィジカルで圧倒していることもあり、今のところ重宝していただいているようです。

フォア・ザ・チームが私のモットーですので、苦手なDFであっても監督と話をして納得してやっています。

今の監督とできることは、本当にありがたいことだと思っていますし、いつも声をかけてくれる先輩方のおかげで楽しくサッカーができています。

・・・ですが、負けたくないのでたまに盛り上がってしまうのはたいへん申し訳ありません。

モチベーションとは

昨年の後半より、ついにシニアリーグへの参加をしました。
40代は社会人リーグの兼ね合いがあり、シニアリーグへの登録ができなかったのですが、社会人に登録する予定がなくなったので参加を決めました。

所属しているのは昨年TSL-2で最下位となり今年はTSL-3で戦うことになったBRAINS1964というチームです。
※登録名は一部で「ブレインズ」となっています。

年末年始は骨折があり出場を取りやめていましたが、一月末から復帰しすでに2ゴールしました。

今までほとんど経験のないセンターバックなどというポジションでありながら、2ゴールですから自分でもできすぎだと思っています。

しかし、そのでき過ぎはモチベーションにあるのだと理解しているのです。

先日のゲームでは正面から相手に当たられ、今も左足首は腫れているくらい痛んでいるのですが、ゲーム中は全く気にせず集中して最後までやりきることができました。
しかもその日は社会人のゲーム二試合の副審と主審、シニアのゲーム前の主審をやった上で動くことができるのですから、気持ち以外の何者でもないと本人が一番わかっています。

それらすべてはチームメイトとなっているみんなのおかげなわけで、チームでは一番年下クラス(一番年下は6時間遅く生まれたうっちーのみ)なのですが、みんなが私のプレーに対して理解をしてくれ、さらに高みを目指すためのアドバイスや励ましをくれます。
そして私の得意なプレーや、やりたいことを理解してくれ、良いものに対しては積極的に採用してくれるのが、間違いなくいい方向に行っているのです。

Facebookには書きましたが、先日の2点目はゴール左上隅の絶妙なところに当たってゴールするというようなフリーキックだったのですが、私が当初考えていたのはボールに近づいた横さんに対して私があがって頭で狙うか、私が横さんの頭に狙うかというものでした。
ところが、横さんが私に言ったのは「工藤ちゃん狙える?狙っちゃいなよ」というものでした。
その言葉がなければ、ある意味消極的なキックになってしまいうまくいかなかったでしょう。
ゴールを狙っていたからこそ、もしはずれてもバーに当たって跳ね返りを誰かが決めたかもしれませんし、事故は起きるものです。

こういう環境を与えてくれた先輩に感謝をしたいと思います。

元々は別のチームの練習会に参加していたのですが、その時期に腰を痛めてしまったのと、最初から苦手なポジションを言い渡されたこと、監督との話し合いがうまくできず途方にくれていたところを拾ってくれた人です。

50代はBRAINS1964でプレーをしていくと思っているので、今後とも皆さんよろしくお願いいたします。

いつかNSP CLUB ゴールドメンバーズのようなシニアチームを作りたいと思います。