カテゴリー: サッカーファンのつぶやき

だから日本のマスコミは終わってる

浦和レッズ 対 城南一和 ACL準決勝がなんと生中継されないのである。

サッカー界として非常に重要な試合であるはずなのに、なんと放送はNHK BSで翌日1:10?・・・って結果がわかってるじゃないか!
どきどき感とかわくわく感とかない状況で、ゲームのスコアをわかっている状況で見るサッカーは、勉強以外の何者でもない。

今やプロ野球も視聴率が取れないとテレビ局は中継をやめたり、延長戦を放送しないのであるが、視聴率至上主義の結果がバラエティー番組だらけのテレビ欄であろう。
バラエティー番組が不要とは思わないが、それこそ少年や少女がスポーツに興味を持ち、レベルの高い試合を見ることができる機会を失わせるというのはいかがなものなのだろうか。

もちろん代表の営業にしか力を入れていないように見える日本サッカー協会にも問題があるとは思うのであるが、浦和レッズのような人気に支えられるチームを作ろうと考えるのであれば、サッカー界全体が考えるべきであろうし、なによりも黒字だと言っている日本サッカー協会がJリーグに協力すべきであろう。

もっとサッカーを真剣に考えるのであれば、重要な試合はたとえ代表の試合ではないとしても、生中継するべきではないのか?と考える。

赤福よおまえもか・・・

コンサドーレ札幌のメインスポンサーでもあった白い恋人の石屋製菓の消費期限改竄であれだけ問題になったのだが、今度は赤福である。

赤福はJリーグを目指す伊勢PERSONNA.FC(三重県リーグの所属チーム)のメインスポンサーであり、当クラブ顧問でもある木村氏が所属するM.I.E.ランポーレFC(東海社会人リーグ)とはライバルチームである。
※M.I.E.ランポーレFCは高木がプロとして現役最後に所属したチーム

実質、赤福のチームといっても過言でもないほどなのであるが、その赤福が消費期限改竄までをも行っていたということで、無期限の営業停止となってしまった。
赤福は伊勢神宮のお土産としても有名で、甘いものが苦手な私でさえ食べたことのある名物。

今年の初めに高木の現役最後の勇姿を見に鈴鹿まで行った際、初日勝ってついつい感激してしまい伊勢神宮まで行ってお守りの矢を購入した時も、家族への土産は赤福だった。
ライバルであるペルソナのとは知らなかったが、それは今でもあまり関係のない話で、サッカーの裾野を広げるために地元企業が中心となってくれるのはありがたいと思っている。

しかしそれは諸刃の剣で、メインスポンサーがこけてしまえば、その存在さえ危うくなる場合だってあるということ。
ペルソナは組織改変をしたため赤福に頼り切っていなかったようであるが、大きな痛手になることは間違いがないと考えるし、なによりチームイメージが悪化しないように望むものである。

個人的な考えになるが、三重県に二つJリーグを目指すチームが必要なのかという疑問もあるのだが、ランポーレとペルソナがいい形で協力できないものかと考えるがいかがなのだろうか。

なんにせよ赤福の早急な改善と、今後もペルソナへのスポンサー活動を継続していただきたいと望む。

日本人の悪い癖

昨日はフル代表がエジプトとの公式戦同様の親善試合、U-23代表がカタールとのオリンピック予選であった。

結果はもう当然ながらご存知だと思うが、フル代表は4-1で勝利、U-23代表が1-2での逆転負けとなった。

エジプト戦の4-1は取られた一点のことを深く反省しなければならず、また差し込まれ相手のミスで入らなかった2点分を見直さない限り、ワールドカップ予選では間違いなく敗退することになるだろう。

そしてU-23代表に関してであるが、一喜一憂しすぎであるとしか思えない。
これは絶えず思っていることなのであるが、日本人は予選途中での順位に固執しすぎである。
ゴルフではないが「あがってなんぼ」というのが予選なのである。

確かに危機的状況であり、あと二試合は間違いなく勝利が求められ、ベトナム戦はできるだけ得点差をつけて勝たなければならない状況に追い込まれたのは事実である。

カタールとは勝ち点、得失点差が一緒で、得点で1点負けている状況であるため、打開するためには得失点差で上まわるしかないのである。
まして今回の予選はサウジアラビアが予想外の苦戦を強いられており、カタールとの対決での勝利が期待できないため、ベトナム戦がキーになると思われる。
無論サウジアラビアがカタールに勝利してくれるのが一番日本にとってありがたいことであるのだが、最終戦にサウジアラビアが望みを残しているのであれば、日本でのホーム戦は死闘になることは間違いがない。

それら全部をひっくるめて日本は勝ち続けるしかないわけで、ベトナムとの戦いに全力を尽くしてできるだけ得点を取りに行くようにするしかない。
この予選のベトナムは手ごわい相手であるのは間違いがないのであるが、しかし勝利がないと言うのもまた事実である。
とにかく今どうこう言うのではなく、予選終了時に首位にいることが重要であるため「二位になった」というのをことさら強調することはないと考える。

途中経過を悪すぎる時に言うのは必要であるが、競り合いでは応援をするだけで勝利を信じるしかないのである。
日本人の悪い癖である。