カテゴリー: 少年コーチのつぶやき

アマラオの引退試合とクラブチームの反省点

ミスターFC東京 アマラオの引退試合が調布の味の素スタジアムで行われた。

アマラオは高木とFCホリコシでチームメイトであり、高木の高校時代からの親友であり、私達の仲間でもある松本磨くんは東京ガス-FC東京で一緒にプレーをした仲間である。

そして昨日の引退試合には松本君も出場していたのである。

私は仕事で地方に行っていたのであるが、ぎりぎり間に合いそうであったため味の素スタジアムに行ってきたのだが、松本君を彼と認識してプレーをしている姿を見るのははじめてである。
国見高校時代には駒沢で選手権予選を戦っている姿をみたはずであるし、東京ガスの試合も見に行ったため彼の姿は見ていたのであるが、それが松本君だと意識することはない・・・というかただの一選手でしかなかったわけだ。

だから昨日の試合は初めて「松本磨選手」として意識してみた試合である。

かっこよかったねぇ!

さてクラブチームのほうであるが人数がなかなか増えず頭が痛いところである。
問い合わせはあっても移籍の制約があるため、最後には「やはり・・・」という方もいらっしゃる。

私達は絶対に「うちへ来い!」なんてことは言いませんが、もし私達のチームに移籍したいというお子さんがチームに言っていらして、絶対に戦力として残したい人材でないとしたなら、出場機会のためにも移籍させていただければ・・・なんて思ってみたりもします。
うちは多くても16名(高学年は最大22名)と一人のコーチが見られる最大の数までしか入れるつもりはありません。
それは将来にわたっても22名というのがぎりぎりで、その場合は二人のコーチで見ることにすることを決めています。

ただ現状において6名コーチがいるにもかかわらず、子供たちの数が少ないのが難点です。
今後も宣伝活動に力をいれ、また森本氏の力を借りて少しずつ大きくしていければと思っています。

土曜日の練習・スクールですが結果として雨が降ったのでできなかったわけですが、金曜日に中止としました。
理由は高木が捻挫をしてしまったためです。
・・・が、高木と私が彼の怪我のときにどうするべきかをきちんと考えていなかったことと、怪我の状態がひどいようだったため私までがパニックになってしまい、休みと決めてしまいました。

しかしその日の夜に保護者の方と話をして「クラブチームとしてパート的なコーチも、工藤もいるのだから」とおっしゃっていただき、高木に教わりたいのはやまやまだがクラブとして練習をしてほしいと言われました。
自分自身C級を取得し、高木と毎回話しをしてそれなりにできるはずなのですが、高木という存在が逆にプレッシャーになっていたようで、自身のやり方を考えさせられることになりました。

17日の練習から高木は復帰しますが、まだ当然ながらボールをきちんと蹴ることはできないでしょうが、私なりパートコーチなりがいるのですから、自信を持って臨みたいと思います。
保護者の方に変な心配をかけてしまったこと、大変申し訳なく思っています。

C級指導者ライセンスカードが届きました

4月下旬くらいときいていたライセンスカードの到着ですが、ゴールデンウイーク明けの昨日届きました。
D級ライセンスを持っていた方は4月中旬に届いていたのですが、初めてライセンス受給する方はこのタイミングだったようです。
いくら修了証が届いたといっても、やはり心配だったわけでほっとしました。

早速Kick Offでログインしてみましたが、まだリフレッシュ研修がないようなので、夏以降に受講していければと思っています。

ところで高木成太ですが、6月のB級指導者講習会を受講することになりました。
横浜FCからということでの受講で、Jリーグ経験者枠ということでしょう。
高木としてはユースまでの年代を育成したいということもあり、B級まででと言っています。
私は社会人の監督という立場もありますので、機会があればA級までチャレンジしたいと考えています。

NSPクラブとして、指導者も育てると宣言していますので、まずは現場責任者の高木、代表としての私が先を行かなければ、当然ながら後の世代はついてこないでしょうから、私達が頑張らなければなりません。

正直なところライセンスというのは必要ないかもしれないと感じますが、しかしながら同じ能力を持っていたとして、保護者の方や第三者が見た場合、ライセンスの有無は「わかりやすいこと」になるのだと思っています。
ライセンスがある場合は少なくとも勉強しているわけですし、私達のように指導者間でのつながりを持ち、情報交換をして、新しいコーチ発掘などを行っています。

そして今は高校の先生などもA級やS級のライセンスを取得している素晴らしい指導者となっているため、ライセンスを持っているということはわかりやすいのだと考えています。
無論ライセンスを持っていたとしても「なんちゃってS級」と思われる人もいたりしますが、少なくともS級を持っているということはS級を取得するための勉強をして合格をしたわけで、いつであれS級を取得したのは間違いがありません。

B級は1週間の合宿研修が二回ありますから、サラリーマンの方では大変かもしれません。
ですが機会があればチャレンジしてみるというのはいいことかもしれません。
私の知り合いにも某少年チームのC級コーチがいるのですが、受講時にJビレッジの短期コースで取得したのですから、一週間会社を休んだのです。
そういうサッカーに熱心な方こそB級を目指しているのでしたら取得をしていただきたいのですが、残念ながら推薦の枠が少ないというのが現実です。
半分以上がJリーグ枠ですから、当然といえば当然なのですが・・・

忘れていたトラップの極意

mixiにACミランコーチのトラップについての書き込みがあった。

見ていくとキーワードは「リトル・ジャンプ」・・・思い出したのは小学校時代のパス練習の時に、膝をうまく使うようにと軸足の膝を折る癖をつけるようにとやっていたことを思い出した。

最近トラップが下手になったと感じたのは、結局膝の痛みによる軸足の曲がりが足りないのだ!と気がついた。

子供達もやはりどうしてもトラップがうまくいかないようであるが、なるほど「リトル・ジャンプ」を行うことで、膝の使い方を楽に上手にできるようになる可能性が高くなる。
考えてみれば高いボールを足でトラップする際には軽く跳んでタイミングを合わせるわけであるが、グラウンダーでもタイミングを合わせてリトル・ジャンプを行うことによりやわらかいタッチを実現させようと考える。

30年前、先生から言われた「膝」ってのを今頃思い出すなんて・・・