カテゴリー: 少年コーチのつぶやき

ジュニアユース頑張ってます

NSP CLUB ジュニアユース部門ですが、なかなか苦労をしております。

現在、希望者ベースで8名、セレクション、見学に来ていただいた方が合計22名とこちらはなるほどという数字ですが、問い合わせは50件を超えているので、ぜひまずはみていただきたいと感じています。

ジュニアユース部門は東京都ユース連盟では「一年間の活動実績」がないと登録ができないことになっているため、私達は希望者の8名とさらにスクールなどの事業を通して人数を増やして、活動実績を作ることを優先することと考えました。
活動には平日の練習も含まれますが、土日の練習試合や私設リーグへの参加も視野においております。

東京都のジュニアユースはハードルがたいへん高いわけですが、それだけ運営がきちんとしていないクラブが多いということなのかもしれません。
規約については疑問に思う部分もありますが、しかし現在はそれがルールとなっているわけですから、まずは従い粛々と登録の準備をしていかなければなりません。

そのために中学生のスクールというのも計画をしておりますが、こちらは最少催行人数を決定し、近日中に計画をあげさせていただきます。
とにかくジュニアユースで準備とはいえお子さんに無駄な一年を過ごさせないために、スタッフ一同懸命に考え、努力して参りますのでご理解、ご協力をお願いいたします。

育成に関して

社会人は北区会長杯で優勝という結果を出して、3/20までの間に練習と練習試合しかないため、高木と工藤は平日育成側に全力を注いでいる。

ジュニアユースに関しては一年間の実績を作らなければならないため、新一年生と二年生合計で11名以上を集めて、クラブチームとして運営しなければならないこととなった。
これにより本年度は公式戦に参加できないということとなったわけであるが、クラブとして民間の大会に出場し、来年度の登録を目指すためにも努力をしていきます。
公式戦がないことに関しては残念ですが、その分民間大会への参加、練習試合の対応などをしっかりとし、公式戦以上の成果を子供達にできるように努力をして参りますが、NSPクラブとしてはまず「育成ありき」であると考えているので、試合の勝ち負けが現在は重要ではありません。
育成期の結果は努力の成果でしかなく、その一戦だけに力を入れるのは育成から離れる場合が多くなります。

例えば今は人数が15名程度ですむと思っていますが、30人になったとしたらどうでしょう。
試合のスターティングメンバーとしてピッチに立つことができるのは11人、交代枠を考えても大会によっては違いますが最大で9名ということで合計20名しかピッチに立つことはできません。
残る10名はただ見ていることしかできないわけです。

重要なのはここからで、では出場できない選手はどうするのかというところです。
当然出場できなければモチベーションが下がります。
その子供はサッカーを好きになることができるでしょうか。
努力をしながら競い合うことはたいへん素晴らしいことですが、ピッチに立つことができることとできないことで明らかなる線がひかれてしまいます。

その意味では育成年代においてなるべく機会を均等にしなければならないのですが、それでも周りが納得できることをしなければならないのです。

社会人を引き合いに出しますが、北区会長杯において全てスターティングメンバーが違います。
その日の集まり具合などでどうしても変えなければならないことが多いわけですが、特に準決勝はそれ以外の試合でスタメンの二人が出ていません。
一人は出場停止、もう一人・・・実はこれは高木なのですが・・・は出張のため参加できなかったのです。
ですが北区リーグで最強を誇っているチームに勝つことができましたし、ボランチが怪我をするまで3-0とすることができたのです。
これは現在それぞれの選手がどりょくした結果、ある程度はメンバーによらないチーム作りができているということであり、これから東京都、北区、都大会、絶対に出たい東京カップ、北区会長杯という公式戦をこなしていく中で、メンバーの入れ替えは必要となってくることを考えれば、大切な材料となります。
唯一選手として期待できないのは私でしょう(笑)

つまり選手の努力により、そのレベルをある一定以上に上げることは可能であり、それを目指して育成をすることはできるのです。
ジュニア、ジュニアユースにおいてはまずそこを育成として目標を定めていこうと私達は考えているのです。

そこから突出した選手がでてくるのはたいへん結構なことだと思います。
そしてプロ選手を目指すためにクラブから卒業をすることは、たいへん喜ばしいことだと考えています。
もし挫折をしたのでしたら、私達が温かく迎えますし、もう一度立ち上がるために一緒に努力もします。

そういうジュニア、ジュニアユースチームを目指しています。

それからお問い合わせでいろいろいただきますが、ジュニアユースのセレクションはレベルチェックが主なものです。
最低限の止める蹴るができているか、サッカーに対する姿勢ができているかを確認するのみで、J下部のようにミニゲームの中で閃きを・・・などということは全くありません。
育成をするために最低限のスキルが身についていれば、私達はその選手を3年間育てます。
それが高木と私の覚悟でもあります。

ぜひ一度いらしてください。

3月の第二週日曜日以降の日曜日は全て見学とセレクションがあります。

一人でも多くの子供に伝えたいこと

私達はジュニアチーム、サッカースクール、ジュニアユースチーム、そして将来のユースチームで思っていることは、サッカーが楽しいものだと伝えたいと考えています。

その一つの材料として育成責任者に高木成太というプロリーグで実際に活躍した選手を据えているということになります。
大会に勝つことが全てではありませんが、負けることを良しとまでは言いません。
ですが子供たちの人生を考えたときに、目先の勝利だけにとらわれて重要なことから目を背けているようなことだけはしたくありません。

数多くのメンバーを抱えていたとしても、フィールドに一緒に出られるのは11人しかいないという事実があり、でられないメンバーはそのモチベーションが当然ながら下がってしまいます。
でもいらないサッカー人なんていうのはこの世に一人としていません。
試合に出るためにしなければならないことというのはありますし、自分のスキルを少しでも上げようとする努力、チームへの貢献をするための努力をしなければフィールドに出ることさえ叶わなくなってしまうのです。

「僕はレギュラーだからいつでも出られる」なんて考えていて努力を怠れば、本来は努力をした者に追い越されることがあるのです。
そうした部分をNSPクラブでは教えていきたいと思っていますし、当然ながら厳しい競争というのが存在していることも伝えながら、努力のしかたを教えることができればと考えています。

サッカーと言うのは実に「頭を使うスポーツ」なのです。
正解がないスポーツだからこそ余計にさまざまな回答があり、それらをゴールという結果につなげるための努力をしなければならないのですが、機械的にそれらをこなしてしまってはせっかくの「頭」がなくなってしまいます。
そういう考えができるようにするのがNSPクラブの育成だと考えています。

興味をもたれましたらまずお問い合わせください。
いつでも高木をはじめとしたコーチ陣がグラウンドでお待ちしています。