カテゴリー: 少年コーチのつぶやき

スクールへの言葉・・・ありがとうございます

NSPとして高木と一緒にスクールをはじめたのが三年前でした。

今も子供の数が多いとは決して言えません。
なんとか二桁ということでしかなく、まだまだ下町から新下町の多くの子供たちに伝えられているとは到底いえない状況ではありますが、スクールに来てくれている子供たちにはしっかりと結果がでてきているようです。

ですがNSPサッカースクールのおかげ!などということではなく、スクールに来ている子供たちがサッカーに対して前向きであり、そこを私達はどうやって伸ばそうかと考えるだけですから、私達の力などと勘違いだけはしないようにしなければなりません。

ですが一応宣伝を・・・(笑)

少ないながらも台東区、江戸川区トレセンへの合格、中野区からも来てくれている子もいて、先日トレセンは残念ながら二次で落選しましたが、この悔しさをばねにして頑張ると言っていましたので、私達は応援をするのみです。
トレセンに選ばれる、プロになる子供たちを育てるのが目的ではありませんが、こうした努力が結ばれるのは素晴らしいことであると思っています。

それぞれの子供にはそれぞれのステージがあるわけで、プロにならなかったから終わりというものではなく、生涯を通したスポーツとはどういうことなのかを成長過程で考えることのできる、そういう子供たちと一緒にサッカーができればいいなぁ・・・と高木とも言っております。

唯一、こうしたスクールの中で(株式会社などで金をかけないスクールという意味です)違うのは、高木成太が元Jリーガーとして云々ということだけではなく、子供を育成するためのノウハウを持っているからだと思っています。
現在、横浜FCのジュニアスクールマスターを兼任しておりますが、なるほど子供をのせるのが巧く、それはNSPクラブであっても横浜FCであっても同じことだと考えられます。

現在、ジュニアユースの募集をしておりますが、わざわざ横浜から高木が育成トップでやるNSP Club U-15に入りたいと言っていただいています。
ですが距離の問題があり、練習時間に間に合わないため高木は難しいですねといわざるを得ない状態にあります。
ですが高木は本当に喜んでいて、距離さえ問題がなければ一緒にやりたい子供とジュニアユースで・・・と考えているのは毎回会うたびに聞かされています。

私達に何年もの歴史があり実績があればJリーグ傘下チームに参加する子供のように距離を気にしないで「来てみれば?」と言えるのですが、私達にはまだまだそんなことを言う資格などありません。
いまできることをやるしかないわけですから、自ずと下町から新下町の少年を育成するということを主眼にしていくのが当然のことです。

彼らも数年後、今のスクール生のように「NSPの子は違うね」と良い意味で言ってもらえるように、私達育成に関わる者たちはまずは子供を見て研鑽をしなければなりません。

ジュニアユースの体験会申し込みはホームページをご覧ください。
NSPクラブサッカー部
トップページにも案内がございます。

ジュニアユース練習体験会が決定しました

NSP Club U-15第一期生の練習体験会が決定いたしました。

平成21(2009)年12月20日(日)15:00受付 15:20説明 15:30-17:30体験
葛飾区総合スポーツセンター陸上競技場(通称:奥戸スポーツセンター)

担当コーチは高木と工藤です。
※工藤は社会人チームの関係で遅れる可能性があります

NSP Club U-15はホームページでもあるとおり、下町~新下町を網羅するクラブチームのジュニアユースクラブとして設立いたします。
その第一期生を募集するにあたり、どういう練習をするのか、どういうコーチが・・・特に高木がどういった指導をしていくのかを見ていただく機会だと考えております。

NSP Club U-12との大きな違いは三種と四種の登録の違いよりも、地域の幅の違いだと考えています。
現実としてクラブユースチームが中学校の数よりも圧倒的に少ないのですから、そこに選択肢を一つ増やすことができれば、高木の教えをひろげることができればと考えています。
当然ながら考え方に対していろいろなご意見もいただきますし、助言もいただきます。
先日もある方から監督人事で連絡をいただきましたが、それは間違いなく助言であり、クレームなどという類のものではなかったのは間違いがありません。
本当に感謝しております。
その点に関しては、今後私がやっていくこと、子供への指導、クラブのあり方など、必要であれば説明に上がりますし、どうしても受け入れられないことなのであれば、それぞれ見直していかねばならないこともあります。
前もお話しをさせていただきましたが、サッカーをやるすべてのチームをリスペクトし、互いに向上していきたいと考えております。
ですので少しだけお時間をいただければ・・・K登録までは実質一年あるわけですし、登録時までにははっきりさせるつもりでおりますので、温かく見守っていただければと思います。
電話をいただいた○さんと△さんには本当に感謝をしております、ありがとうございます。

新チームができると、ライバルが増える、選手の取り合いとなると考えてしまうのかもしれませんが、少なくともなんの実績もない私達のチームに、既存の実績のあるチームに入るようなすごい選手はこないという可能性が高いと考えています。
ですが私達はそんなすごい選手を待っている(待っていないわけではありませんよ(笑))のではなく、普通にサッカーを好きだと言う、普通の選手がきてくれればと思っています。
そういう普通のサッカー選手を普通に社会人になっても「サッカーがすきなんだよ」とゲームができる、そんな社会人になってくれればと望んでいるのです。

別に体育会でがしがし削るようなサッカーではないかもしれませんが、少なくとも端から見て「おっ、サッカーやってる」と言われるような普通のサッカーができるようになればと考えているのです。
球蹴りではなくサッカーとなる、そして次代に続いていく、そんなサッカーを伝えていきたいということなのです。

高木とよく話をしますが(しなければどうしようもありませんが(笑))、私達はスポーツ・・・特にサッカーを通して社会人を育てるための努力を一番知っているのです。
スクールカウンセラーでもなければセラピストでもないわけで、私達はサッカー人であり、サッカーを通じて成長をしてきたのです。
その中には素晴らしいコーチがおり、影響を受け、公徳心や公共心を持ったからこそ「サッカーを伝えたい」となっただけのことです。
そういった素晴らしい先人がいたからこそ、大人になってもコーチとして、スタッフとしてサッカーに関わっているのだと私達は考えています。

みなさんに感謝いたします

無料体験はもう二日残っていますが、今までいらしていただいた皆さんに感謝いたします。
ありがとうございました。

さまざまな反応をいただきましたし、高木のコーチングがどういうものかをご理解いただき、励ましのメールやご連絡をいただきました。
今後、高木と私がジュニアおよびジュニアユースのスクール、クラブチームを続けていくうえで、たいへん勇気が沸く言葉をたくさんいただきましたし、なによりそれらの言葉などを聞いて、私達は自分達の方向が間違っていないということを再確認できました。

ジュニアクラブに関してはまだまだ人数が少ないということで、本登録を一年間見送られたわけですが、他のクラブではやっていない練習であったり、基礎的なものの反復についてのアイディアなど、高いレベルのコーチングを受けてきたからこそできることがあり、またそれを実践できるだけの「優しさ」を高木は持っていると私は絶えず思っております。
子供が単純にサッカーが好きだといえる、そんなサッカーの楽しさを伝えるための材料として、高木をどんどん利用していただければと思います。

先日、ナショナルトレセンのコーチングシミュレーション研修会があり参加してきましたが、私達のホームページやブログをご覧になっている方がいたことに驚いております。
またそういった方々に「子供のために」ということをご理解いただき、また励ましの言葉をいただいたことに感謝しております。

私達はまず子供のため、精一杯今できる事をしていこうと考えております。
最後の体験は4日までです。
ぜひいらしてください。