カテゴリー: 少年コーチのつぶやき

特命コーチ就任か?(笑)

実はFC台東から「暇なら手伝ってよ」ってことで呼ばれました。
審判としてではなく、コーチとしてということだそうです。

ヘッドコーチはたいへん信頼できる仲間で、私にとっては彼らのお手伝いであれば全く問題がありません。

特に昨年度でU-15を一時解散し、当面はジュニアもジュニアユースもチームという形では休み、スクールに特化することで考えていました。
また社会人においてもその意義を確認するためにも一年間準備期間とすることにしましたので、私はサッカーがお休みということになっていました。

そこに「空いた時間でよければ手伝ってくれ」と連絡をいただきましたので、手が空いているうえ指導者の資格も持っているものですからやってみようかと思い、決意としてブログに掲載することにしました。

今は吉崎と細々とスクールだけの予定でしたが、また土日はサッカー漬けとなりそうです。
頑張ってやりますよ!

まるで水曜日から始まっているよう(苦笑)

私の一週間はまるで水曜日から始まっているようです。

それは小学生スクールがある日なのですが、彼らとのサッカーが私にとって一週間のスタートのような心持です。
水曜日に雨だったりすると、それだけで残念でなりません。

子供達も水曜日に雨だとぶーぶー言っているようですので、ここは間違いなく一致しているかなぁなどと思っていたりしますが、こうやってサッカーを楽しみにしてくれる子供達がいることは、私達にとって夢のあるものだと考えています。

今小学生の彼らに「将来何になりたい?」と問いかけると「サッカー選手!」と素直にかえってくる子がいるのですが、こういう夢を持つことのできる子が増えること、それに応えられるだけのパフォーマンスができるように、自身のコーチングの質ももっと向上していきたいですし、そういうコーチを今後も得られるように努力をしていかなければなりません。
今のところは幸いなことに子供と共にサッカーをする質の高いコーチが自然と集まってくるような(もちろんNSPクラブのスタッフを通して)状況なのですが、長い目で見ればNSPクラブから巣立った選手達がそういう指導者として戻ってくることができるような、そんなスパンで育てられるようにもしていきたいと考えています。

今年、NSP CLUBというチームとしての活動は公式戦としてはありませんが、再びピッチに戻ることは間違いがありません。
各年代を通した「町クラブ」という目標を捨てたわけではありません。
計画を変更して腰をすえて臨んで参ります。

ジュニアスクールが盛況となってきました

2007年6月にNSP 高木成太サッカースクールとしてはじめたNSP サッカースクールも3年を過ぎました。

今、またチャレンジしているのはNPO法人化ですが、現場では子供たちとサッカーボールを追いかけています。

はじめた当時は5名程度でスタートをし、自由参加でした(1回ごとの会計)ので下手をすると水曜スクールには誰もこないなんていう日もありました。
連絡を取ることができない時もあり、とにかく現場に行って「来るかもしれないから」と高木と二人で二時間まるまるグラウンド整備だけをしていた日もあったのです。

ところが今日、スクールの現場では木根川橋球技場は子供たちでいっぱいでした。
もちろんそれはスクール生の保護者の皆さんが口コミで広めてくれた結果ですが、本当に本当に心からありがたいと感じました。

スクールが終わってから、高木がぼそっと「今日子供でいっぱいだったね。もっと頑張らないとね」と言ったのは、二人しか知らないあのグラウンド整備だけの日々ではなく、グラウンドに行けば元気な子供たちが必ずいるという喜びからくるものだと思います。

私たちはスクールとして、ジュニアユースとして成長をしていこうと考えています。

スクールの子供たちは昨年度までで延べ18名程度でしたが、各区のトレセン、ブロックトレセンに参加した子供が8名もいることがわかっています。
NSPサッカースクールだからということではなく、それぞれの生徒が目標を持ってやってきたからこそNSPサッカースクールに来てもらったのだと思っていますし、自分たちのクラブだけではなく個人的なスキルも伸ばしたいという想いが、サッカーの上達につながったのだと思っています。

そうした結果を聞くにつけ、おめでとうと思いますし、あの子なら合格して当然だよなと顔が思い浮かびます。
もちろん合格しなかったにしても、一生懸命に頑張ってチャレンジした子もいるのですが、その後のサッカーを頑張っているのを見ると、トレセン活動だけがサッカーではないとあらためて思います。

もちろん上を目指す子供もスクールでやってほしいと思っていますが、そうではなく普通にサッカーがうまくなりたいというお子さんにこそ当スクールで頑張って欲しいと考えています。

高木はJリーガーとしてやっていましたが、口癖のように「サッカーはプロだけじゃない」といいます。
プロになれないからといってサッカー人生が終わるわけではなく、サッカーを一生の楽しみとして続けるのもまたサッカー人生だと思うわけです。

そうした心も一緒にNSPサッカースクールでは伝えていくことができればと考えています。