カテゴリー: 審判のつぶやき

帯同審判情報

帯同審判の情報です。

1月11日東京体育館で行われた東京カップ審判研修会に、工藤と鈴木が参加して参りました。
また日ごろ協力をいただいている審判トレセンの川村賢くんも参加していました。

これは東京カップ(東京チャンピオンシップ)の割り当て予定審判員の為の研修で、S2級を受験するためにはまずここを通らねばなりません。

東京都の場合S4級からS3級の昇級試験に合格し、夏場にある「アクティブレフェリー研修会」を経て翌年2月からの東京カップのレフェリーを務めてからS2級の推薦がでるという形です。

もちろんこれからSRを目指す人もこの道を必ず通らねばなりません。

東京カップ研修会のテストにおいては、川村くんはなんと100点満点中96点という高得点で、アクティブレフェリー研修会の85点がまぐれではないことを証明して、そのがり勉ぶりを発揮していました(笑)

鈴木、工藤はともに70点程度でしょうか・・・ルールテストの勉強をきちんとしなければならないでしょう。

工藤は2/1から東京カップの割り当てがきました。
今年も頑張って審判をしてきます。

明後日は武蔵増戸までFC町田ゼルビアユースの新人戦帯同レフェリーで行ってきます。
先週もアシスタントレフェリーをしてきたのですが、先週は5-1の快勝でした。
今年はトップチームはJFL、ユースはT-2を目指して頑張ってと願っています。

NSPクラブでは各種大会の帯同審判員(S3級以上)を募集しております。
・東京都リーグ
・北区リーグ(アシスタントのみ)
・台東区リーグ
・台東区決勝トーナメント
・台東区関連ジュニアユースチーム帯同
・葛飾区少年部
・FC町田ゼルビアユース帯同
などの実績があります。

報酬は1,000円から5,000円程度までで、交通費は含まれますが、遠距離の場合は別途支給の場合があります。
詳しくはNSP CLUBのホームページをご覧下さい。

http://club.nsp-fc.com

選手はルールを勉強していない?

実はYouTubeにサッカーの判定についての動画をアップしている。

その試合はグラウンドに非常に近いところで、しかもファウルスローが行われた場所の近くで見ていたため、ファウルスローであると判断できた。
それがファウルスローであるかという論議は間違いはないと思うのであるが、書き込みの中には「利益を得たわけではない」というのがあったので、それは違うという指摘をさせていただきたいと思ってエントリーしている。
そのプレーに対しての利益があったかどうかというのは審判の判断として必要なのであるが、その事象がファウルかどうかというのは明らかなのであって、それは主審にゆだねられるのは当然のことである。
で、リスタート時のファウルについては、そのリスタートまで遡って再度行う、またはファウルで相手側への変更があったとしたなら相手側からのリスタートを行うのである。
私があげた動画はファウルスローのものであるため、ファウルであるとしたなら相手側のスローイングから再開されるべきであって、その後のプレーでファウルスローをしたチームが利益を得ていないということでファウルの取り消しには当たらない。
そのためそういう指摘をした方の判断は明らかなる誤りである。
しかし残念なのはインターネットの多くの場所においては匿名であるため、ほぼ罵倒に近いようなコメントもあるため、頭が痛くなってくるときさえある。
ファウルスローではないか(少なくとも私が審判であるならそうとる)と提起しているわけであるが、それをまるで人格否定するかのような書き込みをされるのは、少々不愉快ではあるがいちいち相手にする必要もないため無視している。
そういえば14日の試合で相手が若いからか言葉が乱暴であった。
私は外から試合を見ているため、こちらが熱くなる(特に副審のジャッジメントについて)場合には「落ち着け」と言い、相手のファウルや相手の執拗な抗議については狡猾にあおる発言をすることがある。
フィールド内外で私はかなり冷静にみているのであるが、私の言葉はかなりの部分で「わざと」が多い。
完全に頭に血が上るのは最初から相手を怪我させる目的、またはそれに近い状況でのファウルにおけるものであったり、相手を脅す「削っちゃる」「死ね」などの発言があった場合で、それ以外ではまず頭に血が上ることはない。
※2008年度の北区リーグで啓太が削られる目的で腹を蹴られたのは本気で怒った
ただ身内もあせるほど熱く言っているように聞こえるため、工藤さん落ち着いてといわれるのだが、さすがに44歳と不惑を超えた私はかなり狡猾に狙って発言をしているのだ。
なんともずるい代表ではある^^;

成太くん現役復帰

といっても当クラブでアマチュアとしてです。

久しぶりのプレー、慣れないグラウンド(なんせクレーでの公式戦なんて十年以上ぶりでしょうから)、雨上がりのスリッピーな状態と初めて見るプレーヤーも数人という状況でしたが、やはりさすがと言うものをみせてくれました。
対戦相手の選手から近くで「テレビで見てましたよ」と言われ「別人じゃない?」なんて言ったそうですが、内心うれしかったんじゃないでしょうか。
試合は圧倒的なポゼッションながら2-1で辛くも勝利でしたが、CELSUS時代も含めここ二年初戦敗退でしたので勝ったことにまず満足をすることにしました。
アバンツァーレは若く良いチームでしたが、アピールが少々やかましいという感じでした。
私がレフェリーであればかなり厳しくやっていたのは言うまでもありませんでしたし、昨日のレフェリーはそこをコントロールできていないと感じました。
そこは東京都のアクティブとして経験をさせていただいた者としての目から言わせていただくと、結局選手とのコミュニケーションが取れていないこと、試合の流れを読んでいないこと、選手のスキルを把握し切れなかったことが原因だと思っています。
試合開始5分くらいで一通りの選手のくせやチームの戦術を理解し、試合が進むにつれてその情報を修正しながら審判をするのですが、昨日の審判は悪いというわけではなくそこまでの余裕がなかったということでしかありません。
こればかりは経験がなければできないため、北区や都リーグでどんどん経験を積んでいただければ大丈夫でしょう。
ただし幻の3点目ですが、間違いなくアドバンテージを採用してゴールを認めるべきであり、ペナルティーエリア外からのフリーキックは間違いなく「ありえない」ことでした。
最悪あの位置であれば「PK」でしかありません。
そこが全体の中で一番のミスジャッジだったでしょう。
東京都サッカー協会から東京カップの審判研修がメールで届きました。
S2を目指す人にとっては必ず通らなければならない研修です。
昨年は主審ができずに終わってしまいましたが、貴重な公式戦での第四審判を経験させていただきましたし、東京都のまきの指導部長がアセッサーに入っていただくという極めて稀な経験をさせていただきました。
今年は昨年のように堅くなることなく、リラックスして臨みたいと思います。