カテゴリー: 代表のつぶやき

専用グラウンド???

少し気になったのでメモです。

先日、ある社会人チームに「専用グラウンド」なるものがあるというのでそのグラウンドの位置から逆に検索をしていくと、ある専門学校のグラウンドであることがわかりました。

それを専用グラウンドと呼ぶのか???と思っていたのですが、あるクラブチームの育成も同じグラウンドを「専用グラウンド」と呼んでいることがわかり、さてここは一体どこの専用グラウンドなのだろうかと悩んでいます。

そもそも「専門学校」のグラウンドであるため、専門学校の専用グラウンドじゃないの?と思うわけで、それを貸し出したとしても専門学校以外は「専用グラウンド」にはならないんじゃないだろうかと感じたのです。

いい悪いじゃなく、これは宣伝文句としてフェアなんだろうかということのみです。

東京都は天然、人工のどちらの芝も、クラブ占有で持っているところは少なく、私立学校に人工芝グラウンドがあるくらいだという理解をしています。
グラウンド確保がたいへんなため、練習生や選手を集めにくいのはわかりますが、もう一度・・・フェアなんでしょうか?

町クラブの法人化についての相談

代表の工藤はサッカー以外に本職を持っており、システムコンサルティングと経営、起業についてのコンサルティングも可能となっています。

というのも、そもそもが会計資格をもって会社に入社していますし、そもそも二十数年前に起業した際にも、自分で全部やってしまっているわけですから、いろいろとなれています。

またNPO法人(特定非営利活動法人)の立ち上げにもいくつかかかわらせていただき、役員としてや、アドバイザリースタッフとして参加させていただいたこともあります。

さらにはNSP CLUBそのもののNPO法人化を目指していたこともあったため、そのあたりについては嫌というほど詳しくなってしまいました。

そんな工藤ですからいろいろとスポーツクラブについての相談を受けることがあります。

主に任意団体であるサッカークラブが、法人化することによってのメリット、剰余金を持っているためそれをどのように法人へ引き継ぐか、引き継ぐにあたって保護者への説明など、さまざまな問題に対してのアイディアを、代表やスタッフの方と話をして固めていきます。

まあ私は司法書士ではないため、その業務はできないですししませんが、最終的にはそういう専門家に「清書の部分」をお手伝いいただくのもいいと思っていますし、公証人に確認を取る際にもいろいろとアドバイスをいただだけますので、手続きなどに関してはプロに任せた方がいいと思っています。
(といっても、過去に自分たちで立ち上げたNPO法人などは自分たちでやったことも当然あります)

現在では非営利法人のうち、メジャーなのがNPO法人(特定非営利活動法人)で、マイナーなものは一般社団法人というのがあります。

メジャーとマイナーというのはたぶん響きの差で、どちらかがどうということは実はないと思っています。

NPO法人が一般社団法人よりも信頼を得られやすいという部分は、都道府県が認証するという部分だと思っています。

これにより反社会などの人が入る環境を少なくすることができますし、運営に対してその内容をクリーンにできると考えられるからです。

しかし、実態としてNPO法人の全てがそうしたクリーンな決算などを行っているかと言えば、私はNOだと思っていますし、提出する書類も株式会社などと異なり、簡単な決算書類などで済むためその確認はきちんとしなければならないと思っています。

では一般社団法人のメリットはというと、理事が一人、社員(発起人と思えばいいでしょうか)が二人いれば起ち上げることができます。

NPO法人の場合は、10人以上が必要ですからその起業時にかかる意思決定に対して、さまざまな人の考えが入ってしまうことがあります。

またNPO法人の場合は会員の入会を拒否することはほぼ不可能であり、つまりは株式会社で言う株主のような人が続々と入ってくる可能性があります。

実際にそれで悪意を持った人たちがNPOを乗っ取るなんてことも聞いたことがありますし、実はNPO法人というのは運営がそれほど楽ではないということもあるのです。

一般社団法人の場合、それは理事一名の一存で決定することができますが、それが実際に公益にかなっているかどうかが課税、非課税というところにひっかかってくるわけで、完全に公益と示すことは難しいのですが、できなくはありませんので起業としておすすめできます。

またクラブチームなどで少数の意思決定で進めたいという場合にはNPO法人のように頭がいっぱいいるという状況ではなく、たった一人の代表が意思決定するというようなことができるため、クラブの思想が不変であるというようなことも可能になります。

法人化するにあたって問題になるのはスタッフの質であると考えます。

法人化するということは、そこに金銭が発生することになります。

つまり今まではアマチュアで無償ボランティアで動いていた人が、もしかしたら有償ボランティアや給与という形で動かざるを得ないことになる可能性があります。

そうするとスタッフはセミプロまたはプロフェッショナルになるということで、当然ながらその目的と達成というのがクラブや少年クラブの場合には保護者からの期待に対しての回答を出さなければならないことになります。

しかし、工藤個人としてはなぜサッカークラブがアマチュアで運営されているのが偉いと判断されるのか理解に苦しんでいるため、サッカークラブの法人化はもっと進めるべきだと思っていますし、お父さんコーチからプロフェッショナルが生まれてもいいと思っています。

ただし、先ほども書いた通りプロフェッショナルというのは目的と達成が必要になりますので、その覚悟がない方には不向きであるともいえます。

考えてみてください。

ピアノやヴァイオリンを習うのに、お金を払ってプロフェッショナルに習いますよね。

どうしてサッカーはアマチュアが偉いとされるのでしょうか。

私は額の大小ではなく、プロフェッショナルなコーチがもっと活動できる方が選手たちの利益になると考えています。

東京カップとにいじゅくみらい公園における南葛SCについての疑問

にいじゅくみらい公園グラウンドの利用に関して疑問があったので残しておきます。

東京カップ(東京都社会人サッカー連盟の天皇杯予選)にて、にいじゅくみらい公園グラウンドを使用していました。

2015年1月25日は、東京カップの前に女子の大会が行われていたようで、葛飾区サッカー連盟が取得していたものと思われます。

葛飾区サッカー連盟が東京都サッカー協会にグラウンドを提供したことは理解します。

ですが東京カップは抽選でドローが決定するはずですが、1/25に「南葛SC」が二回戦を行うというのは偶然なのでしょうか。
もしドローが決定した後に、南葛SCが入るであろうところににいじゅくみらい公園を割り当てたのであれば理解はします。

それと通常はグラウンド内に立ち入りはできないのですが、にいじゅくみらい公園グラウンドの本部とは反対方向のベンチ(グラウンド内)に南葛SCのスポンサー席が設けられていたのはどういうことでしょうか。

たとえば東京カップの場合、大井第二球技場であったり、駒沢第二・補助競技場を使用しますが、グラウンド内にそのような人たちが立ち入るスペースを設けることはありません。
※スタンドがあるじゃないかということとは違います(以下にグラウンドレベルの話を書きます)

また東京カップに審判として参加している立場としては、スポンサー云々の前に同じグラウンドレベルに観客が入ることは、試合進行において邪魔となる要素が増えることになります。
さらにいえばもし万が一その人たちが試合中に立ち上がりグラウンドに入ってくるようなことがあった場合、誰が責任を取ることになるのでしょうか。
にいじゅくみら公園ではさえぎるものは移動可能なパーティションのみで、簡単にフィールド内に立ち入ることは可能です。

審判員として観客がグラウンド外に入ることには全く反対をしないどころか、衆目の環境で審判ができることは緊張感が増してより良いものを出そうと考えます。

ですが、グラウンドと同じレベルに観客が入ることには違和感を感じます。

これについては東京都サッカー協会と、葛飾区サッカー連盟、南葛SCには疑問を感じました。

私が南葛SCのやり方に反対するから言うんだろうと邪推される方がいらっしゃるかもしれませんが、社会人三部のゲームで審判を勤めさせてもらいましたが、本部側に協力者がいたのでそれを本部とは逆のサイドにいてもらうようにしたのと、さらにグラウンドと隔てた花壇のようなものがあったので、その外から出ないようにとお願いをしました。

なぜなら万が一彼らがそこを乗り越えてグラウンドに侵入した際、当然ながらその該当クラブに対しての報告を審判報告書に記入しなければならないからです。

それが運営するクラブのことを守ることにもなります。

勘違いしてほしくないのは、南葛SCも普通に街クラブとして「他のクラブを押し退けてグラウンドを取得する」というようなことをやめてほしいだけです。

火曜日、木曜日のにいじゅくみらい公園の占有と、今後行われるであろうスポーツセンター陸上競技場の占有をやめてほしいだけです。

葛飾区サッカー連盟少年部に所属するチームのコーチ達は、それらのことを大きな声で言えないのは何度も書きますが、私(工藤)と同じように連盟からはじきだされるのが恐いからいえないのです。

連盟から処分を万が一受け、チームに所属する子供たちに迷惑をかけたくないという「人質をとられている」から言えないだけなのです。

私はすでに葛飾区サッカー連盟がたてた弁護士と話をして、私(工藤)の活動を任意団体である葛飾区サッカー連盟が止めることはできないのと、新規で少年チームを立ち上げた時にも、通常の審査と同じ手順を踏むということを確認しています。

もし謂れもなき活動停止があった場合には、当然ながら本気で戦います。