カテゴリー: 代表のつぶやき

ユニフォーム一式って高いよなあ・・・

NSP CLUBではユニフォームは選手が買取で、3年生から卒業まで使ってもらうことにしています。

これは保護者会で一番最初のメンバーと話し合った結果で、レンタルにしても結局年間5000円程度かかってしまうため、購入した方がいいとなりました。
※差額は購入が5000円程度高くなります

そのご請求をする度に高いなあ~と思ってしまうため、もうそれこそスポーツ加茂柏点さんにはいろいろご協力をいただいています。

私たちのクラブでは、その他の購入品はパンツ、ソックス、練習用Tシャツですが、来年度から両面タイプのビブスを個人で購入してもらうことにしています。

それもお金がかかるわけですから、子育てを経験した私は「ご家庭の都合は大丈夫かなあ」「子供にこれだけかかるのはたいへんだなあ」と思ってしまうわけで、本気のクラブチームの「はーい、ピステ、冬用のジャケット、パンツ、バッグも指定ね・・・そのほか・・・」なんてのは、絶対できないだろうなあと感じてしまうのです。

そもそも近隣の少年団より私たちは高い会費をいただいているわけですから、その理由をきちんと出さなくてはならない。

今は練習や試合の時のベンチを見ていただければ、その違いははっきりわかっていただけると思うのですが、やはり数年後には結果も求められてくるであろうと感じていますが、私たちは勝利至上主義にはしたくないためそのバランスを考えてクラブづくりをしていかなければなりません。

そのためには保護者の方々のご理解が必要ですが、少なくても現在ではご理解を頂戴しているようですので、期待に応えられているうちに選手たちにフィードバックをしたいと思っています。

サッカーはお金がかからないなんて言われましたが、私は強豪の少年団で遠征もありましたし、ユニフォームだなんだと、結構親に負担かけたよなあ・・・と思うわけです。

都道府県大会や全国大会の遠征費となれば、なおさらですので単純に出場できた時は喜びましたが、その裏で両親はどこを切り詰めようかなんて考えていたと思うと、ありがたいと思いながらも、いま私が預かっている選手たちには何ができるのか、考えながら運営するしかありません。

代表ですので、コーチとしてだけではなく、お金の面も考えていかねばなりませんね。

2025年のNSP CLUBについて

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

2025年のNSP CLUBですが、今年は選手を増やすこと、松戸市の大会で決勝トーナメント・リーグに進むことを目標にします。

決して強豪を目指さないというわけではありませんが、勝利至上主義にならずに、選手の成長を第一に考え、しかしできうる限りの成長をするために、本年もスタッフ一同取り組んでいきます。

なかなか勝利と、選手の成長というのは同じ目標になりづらく、選手の成長は個々で違うために取りこぼしてはいけないと考えています。

しかしながら一方で、上位レベルにあるであろう選手の成長を止めるわけにもいかないため、そのバランスをどこで考えるのか、実施するのかがたいへん難しいところです。

NSP CLUBとしてその部分を、個々の成長といまやることを整理して、勝利だけを目指してバランスを崩さないように・・・たいへん難しいですが実現させます。

たぶん多くのクラブチームは強くなることが選手募集であったり、経営的に上を目指す部分で必要なことがあります。

ですが、NSP CLUBはクラブチームと地域のクラブの中間的なクラブとしてこれからも存続させていきます。

そのためにプロフェッショナルなコーチを揃えましたし、これからも増やしていく予定です。

今年も一名増やすために現在動き回っている最中で、土日とできれば木曜日が可能なコーチを探している状態です。

競技としてアマチュアでやっていたとしても、教える側としてはプロフェッショナルな方を探している状態です。
※競技もプロフェッショナルなコーチは、今後どこかのタイミングで増員します

さあ、2025年は飛躍の年にするべく、まずは工藤が先頭を切って努力します。

工藤としては秋にねんりんピック(滋賀大会)の出場がありますので、ここを選手としての目標にしながら、コーチ業に邁進していきます。

責任とは

土曜日の練習試合の際、一人の選手が右手骨折という大怪我を負いました。

受け身の姿勢が悪かったため、尺骨も橈骨も折れてしまい、救急車で運ばれ手術となりました。

痛くて泣きじゃくる姿に心を痛めながらも、救急車を呼び搬送していただきました。

責任とはこのことではありません。

もちろん選手の安全であったり、怪我をした際の迅速な対応は当たり前のことですが、私の責任とはその後に彼の病院でのことに感じたのです。

保護者の方から連絡が入りました。

尺骨も橈骨も折れていること、現在はボルトを入れて伸ばして、その後プレートを入れる手術をすること、そして処置の前にユニフォームを切り裂かれたとき、何よりもわめくほど泣いたということ・・・

彼はNSP CLUBのユニフォームが処置のため切り裂かれることを嫌がり、大泣きしたということでした。

ここまでクラブのユニフォームを大切にしてくれる選手がいるという事実に、本当に大きな責任を感じています。

彼はスクール時代の長男の時代、まだ幼稚園の時にグラウンドに来ていた選手で、それからの付き合いですから5年以上のつきあいというわけです。

私たちにとっても長い付き合いとなった彼ですが、そこまでクラブのことを思っているのか(本当に彼は練習も試合の時もチームのことを考えてくれているのはわかっていましたが)と思ったときに、泣けてきそうになるほどその想いを感じ、大きな使命というか責任を感じたのです。

一人でもそう思う選手がいる限り、精一杯私たちスタッフはそれに応えるだけのコーチングを行わなければならないと、改めて誓いをした次第です。