カテゴリー: サッカーファンのつぶやき

アジアカップ予選 対 バーレーン

アジアカップ予選二試合目にして早々に敗退をした日本代表。
この結果は前の試合から容易に予想できたことであり、驚くに値しない事実である。

少なくとも岡田監督のやりかたではパーソナリティーに依存しているだけで、若手を活かすことはできないと考えるし、結果としてオシム前監督のように、選手に勇気を与えるに至っていない。

急場の時は岡田監督と協会は思っているかもしれないが、前回は加茂氏の遺産で、今回はオシム氏の遺産で戦っているにすぎない。
そしてワールドカップ最終予選はまだ半分さえ終わっておらず、アジアカップ予選もあと四試合もある。

こんな状況で、両方を勝ち抜くのはきわめて難しいと言わざるをえない。
マスコミはまったく意味のないランキングで格下だのなんだのと言うが、アジアカップの優勝も数回、ワールドカップで予選勝ち抜けはたった二回でしかない。
世界のベスト4と目標をたてるのは代表監督の勝手だが、夢と目標を間違えてはならない。

柏の菅野くん代表初選出

成太と仲の良いGK、柏レイソルの菅野君がバーレーン戦に向けて初選出された。

個人的には先日の川島より技術的に上だと思っているし、菅野君を見ていると体格が全てではないというのがはっきりとわかる。
横浜FCを飛び出さざるを得なかったのはやはりJ1でもまれる必要がある人材だったからであり、柏の南をサブに追いやったのは必然だったのだろう。
柏の南も好きなGKの一人である。

とにかく今はおめでとうと言うが、今後出場と言うことを目指して頑張っていただきたい。
フィールドでの活躍を祈る。

イエメン戦の新聞各紙の反応

岡田日本09年初戦を飾る/アジア杯予選(日刊スポーツ)

日本2─1でイエメン下す、田中達が決勝弾…アジア杯予選(讀賣新聞)

日本、2―1でイエメンを下して白星発進 アジア杯予選(朝日新聞)

 

【アジア杯最終予選】岡田ジャパン「チーム底上げ」に疑問符(MSN産経)

エース証明!達也 魂のヘッドで日本救った(スポニチ)

田中達也が日本救った! 岡田ジャパン09年初戦辛勝(中日スポーツ)

 

昨日の試合を見ていて「勝った、よかった」だけの記者では、記者として失格だと考える。
産経新聞の記者くらい批判的な要素を叩き込むことができなければ、サッカーに関わる記者なんぞつとまるわけがない。

若手だろうと何だろうと日本代表は日本代表であり、そのパフォーマンスを発揮することができない者は代表に値しないのである。
テレビではさんざん「いいチャレンジ」だのなんだのと言っていたが、では30本近くうったシュートで、枠に入ったのは何点であろうか。

寺田がスタメンに値するのであれば、間違いなく犯した失敗について結果はどうなったのか、冷静に考えてみる必要がある。
ただし寺田に関しては必要であると私は思うが、ミスはミスである。 

若手を試すのであればそれはそれで結構だが、アジアカップを捨てても構わないというのであればいいだろう。
予選を突破するというのであれば当然ながらベストメンバーで臨むべきだし、若手をテスト目的で使うのであればフレンドリーマッチで充分。