カテゴリー: サッカーファンのつぶやき

ランポーレとコンサドーレと・・・そしてNSP CLUB

成太が監督をしているランポーレが、二位争いのFC刈谷と直接対決をし1-1のドローで東海社会人リーグ一部二位を達成しました。
残念ながら一位を逃しましたが、来年は全国社会人と東海社会人リーグの優勝をして欲しいと願っています。

昨日は審判で疲れている体をひきずり、国立競技場の横浜FC vs コンサドーレ札幌に行ってきました。
横浜FCにはコーチの増田をはじめ仲間がいますが、今年は昇格争いの真っ只中にいるコンサドーレを応援するのは当たり前のことで(当然普段から応援しています)、赤と黒の観客の中にいました。
国立競技場のC自由席はほぼ満席状況で、横浜FCのサポーター席と比較しても赤黒が目立っていました!
結果は終了間際の決勝ゴールを上原が決め、2-1で勝利しJ2二位を死守しました。
残り10試合ですが、ひとつずつ勝って昇格を決めましょう!

そしてひっそりと・・・NSP CLUBが2012年度の社会人選手を募集しています。

まずは練習からということで、練習生を募集します。
来年度は全く白紙からスタート・・・といっても、過去のNSP CLUBの選手も戻ってきますので、強いチームになることは明らかです。
一年休んでリスタートするため、本気で勝つための選手のみに集まって欲しいと思っています。

また運営費に関してもスポンサーとなる企業のお手伝いをすることで、得られる(といってもスポンサー企業のひとつは工藤の会社ですが)ものがありますので、協力をしてもらって運営費やユニフォームをゲットできるようにみんなで頑張りましょう。

for the Teamを合言葉に、2012年度の東京都社会人四部優勝をめざし、まずは第一歩です。

イラン女子代表失格

服装の悲劇に泣いたイランのなでしこ – NEWS WEEK 日本版

国際サッカー連盟がイラン女子チームの12年ロンドン五輪予選への出場を禁止。試合中のスカーフ着用が規則違反と言うが……
2011年09月07日(水)15時16分
ババク・デガンピシェ(ベイルート支局長)


理不尽 オリンピック出場資格がないと言い渡されたイラン代表選手たち Ali Jarekji-Reuters
[2011年8月 3日号掲載]

 6月3日、アンマン(ヨルダン)のスタジアム。女子サッカーのイラン代表チームの面々がピッチに姿を現した。12年のロンドン・オリンピック出場を目指して、8カ月にわたり過酷なトレーニングを積んできた。この日のヨルダン戦は、アジア2次予選の重要な第1試合だった。

 選手たちのユニホームは、長袖シャツに長ズボン、そしてヒジャブ(頭から首を覆うスカーフ)。イスラム教の伝統に従った保守的な服装だ。

 国歌演奏が終わると、審判が突然宣言した──イランのユニホームはFIFA(国際サッカー連盟)の規定に違反しており、出場資格がない、と。

 この瞬間、オリンピックの夢が断たれた。数人の選手は茫然とピッチに膝をつき、泣き始めた。「愕然とした」と、キャプテンのニルーファー・アルダラン(25)は本誌に語った。「落胆を隠そうにも隠せなかった」

 事件は大きな波紋を生んだ。接触プレーの際に首が絞まる危険があるのでヒジャブ禁止は妥当だとFIFAは言うが、人種差別的・性差別的だとの批判が上がっている。この措置によりイスラム教徒の女子選手全般の出場資格が奪われかねない。

 イランの女子サッカー選手は、これまでも十分過ぎるほどの障害にぶつかってきた。この国の女性は、公の場で髪の毛と首、腕、脚を露出することが法律上許されておらず、保守派は公衆の面前で女性がスポーツをすることすら認めてこなかった。

 長年の働き掛けの結果、05年にようやく女子サッカー代表チームが結成されたが、女性スポーツ選手への逆風はやんでいない。イランの高位の宗教指導者であるアリ・サフィ・ゴルパイエガニは昨年、スポーツで女子選手がメダルを取るのはある種の「恥」だと言っている。

 それでも、女子サッカー選手たちは努力を続けてきた。キャプテンのアルダランは、サッカーに囲まれて育った。父親は代表チームのゴールキーパーだった。フットサル(室内サッカー)をプレーし始めたのは14歳のときだ。「サッカーは私のDNAの一部。ほかのことをするなんて考えもつかない」

 豊かな才能はすぐに注目を集めた。09年、アブダビのクラブチームから移籍の誘いを受けた。提示された年俸は15万㌦といわれる。イランのチームより格段に高い金額だし、中東の女子選手としては破格の条件だ。

対イランの政治的陰謀?

 しかし、アルダランは移籍話を断った。最大の問題は、ヒジャブだった。アブダビのチームはヒジャブなしでプレーすることを望んだが、その要求に従えばイランの代表チームに招集されなくなる恐れがあったのだ。

 ミッドフィルダーのフェレシュテ・カリミ(22)が育った環境は、アルダランと対照的だった。「私の一家は、スポーツより文化や芸術を好む傾向が強い」と、カリミは言う。「私だけ変わり種だった」

 10代でフットサルを始めたのをきっかけにサッカーの世界に入ったカリミは、イラン屈指のプレーヤーに成長した。09年にパキスタンで開かれた大会では、4試合でハットトリック(1試合で3得点)を達成した。

 実は、FIFAとイラン・サッカー協会がユニホームをめぐって対立するのは、今回が初めてではない。昨年のユースオリンピックでも、当初はイランの出場が阻まれた。当時は結局、イランがユニホームを修正することで出場を許された。「あのときは私たちが折れたのだから、今度は(FIFAが)妥協する番」だと、カリミは言う。

 しかもFIFAは、3月のオリンピック1次予選では修正版のユニフォームで出場を認めていた。それだけに、今回の判断は大きな衝撃を与えた。「サッカーはすべての人のものだと、FIFAは言う」と、アルダランは言う。「けれど、イスラム教徒の女性にも門戸が開かれているのか疑問に感じる」

 今回の事件にはサッカー以外の要因が関係しているとみる向きもある。問題の試合でマッチコミッショナー(試合を監督・運営する現場の最高責任者)を務めたバーレーン人が政治的な理由でイランをおとしめようとしたと、イラン・サッカー協会のアリ・カファシアン会長は言う。イランがバーレーンでの反体制による抗議活動を支援していることが影響したというのだ。

決着の見通しは立たず

 しかしイラン代表チームの面々によれば、マッチコミッショナーは心から同情してくれたという。むしろ、ジョセフ・ブラッターFIFA会長の意向が働いたとの見方が多い。ブラッターは過去にも、女子は「もっと女性らしいユニホーム」と「もっとぴちぴちのショートパンツ」を着るべきだと、性差別的な発言をしたことがある。

 FIFAはユニホーム事件を大問題と見なさない姿勢を取っているが、動揺していることは間違いない。「非常に微妙な問題だ」と、ある広報担当者は言う(この問題について発言したことを知られたくないとの理由で匿名を希望)。

 今回の騒動は、女子サッカー界最大のイベントであるワールドカップ(ドイツ大会)の開幕直前に持ち上がった。カリミは試合のテレビ中継を食い入るように見た。「あの場に立って、このユニホームでもプレーに支障がないと実証したかった」

 現時点で、ユニホーム論争に決着がつく見通しは立っていない。双方ともに引き下がるつもりはなさそうだ。
アルダランは深く落胆しているが、せめて明るい材料を見つけようと努めている。「女にもサッカーができるんだって、イランの男たちにも分かったことは、少なくとも朗報ね」

このイラン女子代表の服装問題は、実は昨年から「このユニフォームはだめだ」となっていました。
オリンピック予選に出しませんよとFIFAが言っていたにもかかわらず、イラン女子代表は強行したのですから失格を言い渡されても仕方がありません。

そもそも宗教的な理由であろうとなんであろうと、サッカーの規則を破ることは許されません。
ましてサッカーとは英国ではじまり、欧州、南米で特に盛んなスポーツであり、その規則の下で発展してきたわけです。
ですからイランのルールに・・・というのは間違いであり、サッカーのルールに従わなければなりません。

例えば、サッカーでは裸足で競技をすることができません。
これはルールにあり「怪我を防止するため」の措置であるのは明確になっています。
しかしある部族出身の裸足でやたらと上手なサッカー選手が「おらの村の文化には靴をはく習慣がないから裸足での出場を認めろ」と言っていたとして、当然ながらこれは出場を認められないわけで、出場をさせてしまえば主審が問われることになります。

イランの伝統でヒジャブを国内でつけるのは結構ですが、その他の国やスポーツなどでそれらを押し通すことは傲慢でしかありません。
またルールのあるスポーツでは規則を破ってまでやる必要はありません。

そもそもムスリムの戒律で女性がこうした扱いをされることに関してどうこう言うことはありませんが、文中赤く示した部分のとおりの発言を公人がしても何ら国内では問われることがないのです。
イランをイランとして尊重はしますが、それは国際マッチなどで通用するものではありません。

ブログがご無沙汰となってしまいました。
いろいろとトップチームや来年度の方向などがあるため書いて行きたいのですが、周りから「まだ早い!」とか言われて書くことができません(笑)

いまもいろいろネタはあるのですが・・・内緒です^^;

日韓戦3-0勝利と偉大な選手の影響

昨夜の日韓戦は結果だけをみると日本の圧勝と映るかもしれません。
確かに攻撃面ではすばらしいパスワークからの得点という、今までの日本にない得点力というものを感じました。
そして本田だけではなく、やはり香川は世界レベルの選手であることを証明しましたし、今や左サイドバックとして世界のトップレベルに近い長友の代役がいないことも同時に証明をしてしまいました。

攻撃のオプションとしてはさまざまな選手をテストできたと感じているわけですが、残念ながらこれがきっちり決めてくる欧州や南米のチームであったなら、3-4などのスコアで負けていたのではないかということです。
はっきり書けばDFは良くなかったといわざるをえません。

例えば・・・例えで書くのもなんですが・・・朴智星が韓国代表にいたとしたなら、昨夜は彼に最低2ゴールを提供してしまったのではないかと思っています。
昨夜の韓国は決定的なシーンを枠からはずしてくれましたが、あれが朴智星だとしたなら間違いなく決めていたであろうと想像してしまうのです。
それほど朴智星という選手が素晴らしく、また彼自身日本に対して厳しくするからこそそうした結果になるのだと思っています。

国としての韓国は・・・と思っていますが、少なくとも朴智星という選手はリスペクトできうる選手ですし、間違いなく世界トップクラスのチームで活躍している選手なのは疑問を挟む余地はありません。
それは中田英寿もそうでしたが、現在の日本代表では長谷部、遠藤、長友、香川、その次に内田、森本、吉田、槙野、伊野波、安部、岡崎、そしてJリーグでトップとして頑張っている李、清武、今野、栗原などなど、とても楽しみなメンバーが揃ってきました。
今の日本は偉大な選手と、その選手たちに追いつこうとするという構図ではなく、偉大になりそうな候補が何人かいて、それらが協力し合ったサッカーだからこそ昨日のようなパスサッカーとなったのだと理解していますし、今後もU-23にいる選手たちがどんどん昇格してくれるような状況となれば、日本代表は海外組でもJリーグ組でも代表を組むことができるようなレベルになっていくのではないかと期待していますが、そのためにはJ-2などの強化が間違いなく必要です。

よくサッカーファンといわれる人の中に「Jリーグなんて」という人がいますが、きちんとJリーグのサッカー、欧州でも中位の国のサッカー、トップリーグでも下位同士の試合を見たことがあるのか?と感じてしまいます。
日本でもJ-1のトップ争いをしているチーム同士ではなかなか良い試合になってきましたし、そこに多くの代表候補選手がいるわけです。
その試合をきちんと見て判断することで、現状の日本サッカーのレベルが少しわかると思いますし、J-2中位以下の試合を見ることで問題点も理解できます。
つまり日本代表を強化するのであれば、日本サッカーの底上げをしなければなりませんし、そうすることで偉大な選手候補ももっと生まれてくるようになるはずです。

個人的には森本は大好きな選手なのですが、怪我でしょっちゅう離脱している選手が日本代表の控えで呼ばれることは結果として他の選手の質のことを考えざるを得なくなってしまいます。
そうした選手が控えの控えにまわるくらいでなくては、日本代表の質の向上はありません。
まだその意味では代表候補とそれ以外の差があるのだと理解しています。

日本を応援すればこそ辛らつな言葉になってしまいます。
それは日本代表が将来においてワールドカップなどでの活躍をして欲しいと願うからです。