月: 2011年7月

森孝慈さんのご冥福をお祈りいたします

サッカー界には多大なる尽力を賜った方の一人である、森孝慈さんが7月17日駒沢公園の向かいにある東京医療センターでひっそりと亡くなったとのことです。

森さんといえば私が子供の頃は三菱重工の主軸選手で、その後日本代表監督をつとめられ、浦和レッズ創設にも関わった方でした。
なでしこジャパンのワールドカップ優勝の裏で大きなニュースとして扱われませんでしたが(私も成太のブログで知ったくらいです)、日本サッカーは大きな方を失ったのだと思います。
もちろん森さんが育てた人たちはもっといるわけで、日本サッカー界は安泰(?)なのでしょうが、やはりこうした方を亡くすのはなんとも残念なことです。

World Champion

サッカーの世界において、ワールドチャンピオンという称号を、私が生きている間に日本の代表が得られるとは思ってもいなかったのですが、見事に女子代表・・・なでしこJAPANが果たしてくれました。

3時だろうが、夕方に審判があろうが関係なく、テレビの前でかじりついていましたが、彼女達は私達の期待に応える試合をしてくれました。
一度ならず二度までも追いつき、PK戦の勝利は粘り強くあきらめなかった選手達、スタッフ達の姿勢であるのは間違いがないでしょう。
本当に素晴らしい結果だと思っています。

男性の代表もこの結果をみてどれだけ努力をするかでしょう。
間違いなくレベルは上がってきたと感じているわけですが、やはり欧州、南米の強豪との戦いは厳しいですし、日本代表はアジア予選になると相手国に合わせてしまういけない癖もあります。
日本代表が強くなって欲しいからこそあえて申し上げるわけですが、世界一を目標とするのであれば、やはり確実な勝利と強豪国との対戦におけるラッキー以上の実力をつけてもらいたいと願います。

審判としての準備

毎日暑いのですが、今夜はT-1の副審があるため暑いとも言っていられません。

昨日のブログにも書きましたがS3級審判更新講習会ですが、なんと講師はワールドカップで活躍された西村雄一さんでした。
審判としての準備や心構えなど参考になることがたいへんに多く、自分はどこまでできているだろう、やっているのだろうと考えさせられました。

審判としてトレーニングと言う意味ではやっている方だとは思っています。
水曜日、土曜日、日曜日は基本的にサッカーを子供達と一緒にやっていますし、それ以外にも一日おきにランニングをしていますし、フィジカルでなにか問題を起こすようなことだけはしたくないと考え動かしています。
ランニングに関しては昔のように派手に毎日というのはやめ、筋肉の状況を見ながら負荷を変えるようにしました。

現役で選手をばりばりやっていた頃はそれこそ毎日陸上選手並のランニングだったのですが、今そんなことをしては筋肉があっというまにぼろぼろになってしまいますので、そんな無茶はしません(笑)
たまに負荷をかけることはあってもせいぜい3000mほどで、ひどい張りを感じるような走り方はしません。

あとは電柱でシャトルランニングをやったりなどとやっていますが、こういう時に丈夫に生んで育ててくれた両親に感謝してしまいます。
左ひざは40歳の時にマシントレーニングで負荷をかけすぎて怪我して以来痛みがおさまることはあまりないのですが、最近は筋肉のおかげで守られているため、走っても負担が小さくなりました。
おかげで短距離に関してはなんら問題ないスピードで走ることができます。

来月で47歳という年齢を考えれば負荷は大きいのかと思いますが、まだまだ目の前で素晴らしいサッカーが展開されるのを見たいですし、子供達・・・小学生や中学生にきちんとしたジャッジやレフェリーとして彼らが納得のできる行動や走りを見せていきたいと思っています。

もし走りなどで彼らに迷惑をかけると思ったときには、潔くその年代の審判はやめようと思っています。
※その意味では小学生に関しては60歳くらいまではできるように鍛えておこうと考えています

今日はかなりレベルの高い審判となるのは間違いがないので、昼間から気合が入っています。
あたらしいスパイクも届いたので、また気持ちも格別なものがあります。
しっかりと彼らが納得のできるジャッジ、行動をしてきたいと考えます。