月: 2010年5月

日本代表どうした?

昨日の日韓線を見ていて、せっかく縮まった、もしくは越した部分もあったはずの力関係が、1980年代に逆戻りしたような、そんな感じをおぼえてしまいました。
ライバル関係としてはたいへん条件がいい(仲が良すぎないですし距離が近いですから)のですが、残念ながら昨日の試合を見ている状況では、韓国にライバルとさえ思われないレベルにまでなっているのではないかとさえ感じてしまいました。
まるでサッカーライターの森本さんが過去に予言していた「日本は弱くなる」というのを追っているような感覚でした。

十年前の代表と今の代表を比べるのは一種ナンセンスなのかもしれませんが、あえて言うとしたなら、今の代表に一番かけているのは「日の丸を背負っていない」ということではないでしょうか。
柱谷が、井原がどういうキャプテンシーを発揮したのかとか、気持ちでどうぶつかっていったのかなどを考えてみるに、今の代表はスキルはあがっているはずなのに到底うまく見えないし、ゴールへ向かっているようには感じられないのです。

それから応援するほうにもひとつあります。
歌を歌うのが目的なのかとさえ感じてしまう現状はいかがなものなのかと感じますし、昨日の試合であれば途中でブーイングなり黙ってしまうなり抗議をしても構わないようなレベルだったのではないかと感じます。
ですが最後まで「ニッポン!」という姿・・・信じる姿はそれはそれでいいのかもしれませんが、日の丸を背負う日本代表としてふさわしくないのであれば、積極的に抗議をする、それはサッカーが好きで、日本代表が好きだからこそでてくるという行動でもいいのではないかと思っています。

まあこういうことを書くと過去に私の「サポーターという言葉が嫌い」に反応するような方がでてくるのですが、私は私なりに真剣な態度で日本代表を応援し見ているので、それぞれに対して文句をいうこと事態もナンセンスなのではないかと思います。
しかしながら、応援をしている人に対してそれに値しない選手たちであったとしたなら、どういうことが抗議になるのか・・・泣きながら応援するでもよいでしょうし、ブーイングや黙ることで抗議に現れる・・・を考えて、日本代表を冷静に見ることも必要なのではないかと思っています。

成太が昨日の岡田監督の言葉(辞任について)をマスコミの批判を自分に集めるために言ったのではないかと書いていましたが、それが本当であれば美しい姿だと思っていますが、どうしてもフランスワールドカップの日本のエースに対する仕打ちを思い出して信用することができません。
私個人としてはやはり東アジアカップまでに見切りをつけるべきだったと、昨日の結果を見て感じておりますが、もう二週間ほどしかない中で、監督交代などありえないわけですから、今のまま行くしかないのだといろいろな思いをかかえて見ています。

そうそう、スカパーを契約しようかと思ったのですが、結局いろいろな思いを抱えてやめました。
地上波での応援ということになるのでしょう。
他の国の活躍を笑顔で見ている余裕が、今の私にはないようです。
むしろ日本が出ていなかった頃のワールドカップのほうが「すげぇなあ~」とお気軽に見ていることができたのかもしれません。

サッカーいろいろ

ジュニアユースは少数ながらも順調に練習をこなしています。
また日曜日のトップの試合見学も多くの子供たちがきてくれています。

そして昨日は北区リーグでした。
赤羽スポーツの森で行われる私たちの最初の試合でした。

内容に関しては都リーグのこともあり詳しく書くことができませんが、3-4で敗退しました。
敗退の理由は同じことの繰り返し・・・以外のことは書きません。
都リーグまでに修正して臨みます。

審判の判断にはあまり触れないようにしていますが、今回はさすがに納得できないので発言します。

ゲーム終わりの遅延行為によるイエローカードからレッドカードへの変遷が早すぎたこと(相手チームのことですが)がまず納得いかないことでしょう。
そしてGKであった私に対してのチャージをきちんと取らなかったことに関しても全く納得がいっておりません。

現在の私の右手は腫れ上がっており、かなりの衝撃を受けたのですが、蹴られた肩、手ともに痛くてどうしようもない状況です。
GKから20mも離れている場所から正確なジャッジは望めませんし、当然ながらファウルを受けた側も到底その事実を受け入れられません。
なんせこのエントリーをするのも右手が痛くていつものスピードがでないのですから(笑)

それと全体的にジャッジがあやふやであったことや、副審は持ちまわり審判なのですから、そのあやふやな部分まで一緒に背負ってしまっては選手がその裁定に理解をすることは難しくなります。
これがツイールさんと私たちの試合であったから荒れなかっただけで、私たちの前の試合のような状況であれば、下手をすれば乱闘になったかもしれないレベルです。
事実前の試合はかなり荒れていました。

東京都のアクティブで活動されているということですので、今後どこかでご一緒するかもしれませんが、一緒のセットとなった時には、きちんとそれぞれに対しての意見を交わすことができればと思っています。

勘違いしていただきたくないのは批判をしているのではなく、選手から信頼される主審となっていただきたいからこそ苦言を呈するのです。
たとえ副審であったとしても、ファウルをアドバンテージ裁量で流した時に納得していない選手が自分を見ているときに、ちゃんと見ているから大丈夫というシグナルを送るとか、アドバンテージでちゃんと味方の有利になっているでしょうというのを態度などで示すことも信頼される審判になることもあります。

先日の都二部の試合でも選手のキャラクターをつかみ、チームの方向性をつかみ、試合をコントロールする審判セットを組ませていただきました。
主審が二級になったばかりの方とはいえ、優れた主審でありましたし、A1も友人でしたのでどういうことをするのかというのは明白であったと感じました。
その中で選手から信頼される審判セットを組むことができ、比較的暴れん坊なチームを見事にスムーズな試合運営へと協力いただいたのは、主審のコントロールがあったからだと思っています。

ただし勘違いをしたくないのは試合は選手のものであり、審判が必要以上に試合に介入することは必要がありません。
役割としては試合をスムーズに運ぶために審判がその運営を協力する=コントロールすることが必要なのであって、審判が独裁者のように振舞うことはコントロールとはいいません。

そうしたチームや選手から信頼される「おっ、この審判は見ているな」とか「やるじゃん」と思われるような審判となってほしいからこそあえて苦言を呈します。

自分のGKはやはりだめです(笑)
ここ二年ほどGKをやることはありませんでしたし、そもそも私がトップの試合に出るのは却下です。
北区では底上げのためにも全員を基本的に出場させようと考えていますが、都リーグではそうばかりも言っていられないのが現状です。

そんな中でも勘は鈍っていてもちゃんと反応できることはわかりました。
シニアでGKもありだなと理解しました。
ただしあたりそこねのシュートではなく、ドン!とくるシュートのほうが私には反応しやすいということもわかりました(笑)

ファインプレーは両方ともそんなシュートでした^^;

野津田まで行ってきました

予告したとおり野津田までFC町田ゼルビア-FC琉球の試合を観戦しに行ってきました。
結果は残念ながら1-2ということで、町田を応援していたため悔しい結果となりました。
C級仲間でもある柳崎は後半38分頃に交代・・・しかし前半20分のゼルビア選手へのレッドカードは少々解せないものがありましたが、それもサッカーでしょう。
10人対11人でよくやったというべきだと思っています。

失点シーンは両方ともフリーな選手を作ってしまったことが原因で、やっちゃいけないミスを立て続けにやってしまったことが失点に直接つながっていました。
久しぶりに見るJFLは、やはり普段Jを見慣れてしまったせいか精度の違いが散見されます。
しかしそれをどうやって詰めていくかが重要であって、選手には今以上の努力を期待すると共に、Jに上がろうとするチームは、そのあたりを詰めていかねば昇格することで大半の選手が入れ替えとなる・・・そんなつまらない結果になってしまうのではないかと思っています。
我らの街のチームなのであれば、育ってきた選手が残ることのできるような、そんなクラブを作っていって欲しいと思っています。

それにしても悔しい敗戦で試合後にはヤナギに電話をすることができませんでした。
今日あたり電話しようかなぁと。
私も土日はほとんど自分のチームのサッカーのため観戦に行くことができませんが、やはり友人の応援もしたいので、子供たちを連れて観戦研修でもしようかなぁなどと(笑)
ま、そこらは公私混同しないように考えねばならんので、ほぼ冗談とご理解ください。

ただし代表(日本代表だけではなく)やJやJFLの試合観戦はとても大切なことです。
自分たちの試合に夢中になるだけではなく、レベル上位の試合を見ることはたいへん重要なことなのですが、最近はそうした観戦をすることが少ないような気がいたします。
子供たちにJの試合を見せることも勉強の一つだとそう思います。