たまにはプレーについて

たまには選手として思ったことなどを書いてみようかと思います。

現在、私が所属しているのは東京都シニアサッカーリーグOver-50の二部、ブレインズというところです。

一昨年登録を決めた時に二部でしたが、昨年は降格をし三部での戦いとなりました。

三部では初戦敗退の後、最終戦を待たずして優勝を決め、今年また二部での戦いとなりました。

昨日、TSL-2初戦が行われましたが(4月は大会スケジュールの関係で、5月は天候で流れ、昨日となりました)、三部と違うと感じたのは、相手競技者のフィジカルについてです。

試合終了後のミーティングで冗談めかして「みんな去年から(ボールの)飛距離が落ちているんだから」と言いましたが、実は半分以上冗談ではありません。

相手競技者との比較をして、このままではいけないと感じた次第です。

若手・・・といっても4/1で50歳以上ですから若手じゃありませんが、Over-50では若手となります(笑)

そうした選手を入れて強くするというのも一つの方法ではありますが、じゃあ工藤が年寄りはリスペクトしないのか?といえばそんなことはありません。

私を誘ってくれたDFのKさんは、60を超えて数年たっていますが、スピードはないのは仕方がないと思っていますが、読みとカバーリングが優れており、チームへの貢献をしていると感じています。

昨年のTSL-3最終戦で得点もあげています。

先日還暦を迎えたYさんは、スピードがあります。

昨年のTSL-3の最終戦でも得点もしましたし、なによりサッカーに取り組む姿勢が素晴らしいと思っています。

サッカーをするためにきちんとトレーニングをしているのは見て取れますし、私に的確な助言をいただけるので昨年のTSL-3での私の得点の半分はこの方のおかげだと思っています。

それから監督のKさんは、なんだかんだ思っているかもしれませんが、私を理解していただいていると思っています。

わがままで吼える私がブレインズでなんとかかんとかやっていられるのは間違いなく監督のおかげです。

他にもリスペクトしている方はいっぱいいらっしゃいますが、それでも書こうと思ったのは、私は勝ちたいと思っています。

そのための努力も、リハビリもしているつもりですし、レフェリーのトレーニングだけではなく、昨年からプレーヤーとしてのトレーニングもきちんと再開しました。

それもこれもすべてはTSL-1に上がるためのものですし、楽しみながらもより高いレベルでやりたいと願うからです。

一番年下クラスが生意気言いますが、私はそう考えています。

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プレーについて書いていませんでした(笑)

私はドリブラーだと私のプレーを知っている方は言うと思います。

それじゃあドリブルばかりしているのかといえば、実はそんなことはないのが数字で示されます。

例えば昨日の試合ですと、ドリブルで行こうとしたのが25分間で3回、うち1回が失敗。

ダイレクトプレーが4回(ミス1回)、ヘディングが2回(ミスなし)、保持してからのパスが3回となります。

それ以外は意識していないプレー(逃げやクリア)なのでカウントしていません。

つまり、意識してプレーをしている中で12回のプレー機会中、3回しかドリブルで仕掛けていないわけです。

しかしみんなは私のことをドリブラーだと思っているのは、保持のタイミングであったり、ドリブルでのイメージが強いからということになります。

そして、これは自分の中で最大の強みだと思っているのですが、ドリブルと決めたらそこに対してほとんどが抜くことができています。

それは絶えずルックアップをして、敵味方の位置をある程度理解しているからで、サッカーをしながら考えているからです。

自画自賛しますが、昨日のアシストは30mほどのピンポイントパスですが、トップ下の選手の動き出しと、GKの位置が見えたからこそできたものだと理解しています。

失敗だったのは、やはり今は膝のリハビリ中ということもありスタミナがないこと。

縦に全力で三本走っただけで息が上がるのはいかんでしょう。

味方が追い付いてこられないなら、中に切り込むとか考えなきゃいけなかったなとか。

ロングラン後のセンタリングは、さすがに蹴りきらなかったし反省だらけですが、自分の質を高めるためにはやらなくちゃいけないことがあります。

私の特徴はドリブルにありますが、実は保持してからのパスも考えているのです・・・というアピールでした(笑)

クラブユース登録手順(東京都の場合)

過去にU-15を作ろうとして失敗をしたのは、いろいろな要素があったからだと理解しています。

特に東京都の場合は運営がしっかりしているかという部分を見られます。

これに関しては私は正しい部分も多いと思っているので、少年サッカー移籍問題などとは全く切り離して考えていますが、移籍に関してのみ許可がいただきたいとは思っています。

(1)選手の募集
まずは中学生を11人以上の選手を集めなければなりません。
この状態で(5)まで最低一年間を要します。

(2)練習場所の確保
他のジュニアユースチームが利用していないグラウンドを確保する必要があります

(3)試合会場の確保
公共や私的グラウンドの抽選でも構いませんが、東京都クラブユースではできればグラウンドを保持しているクラブが望ましい(当たり前のことですが)としています。
しかし、他県のグラウンドでは公式戦の開催を行うことができないため、東京都であることが求められます。
※そのため強豪チームで他県に立派なグラウンドがあったとしても練習にしか使えず、公式戦は開催できないことがあります

(3)近隣ジュニアユースチームとの交流
できれば同じブロックや近いブロックのチームを「招待して」練習試合などを毎週のようにこなします。
ここで見られるのはきちんと選手が確保されているのか、練習試合のグラウンドが確保されているのか、運営はきちんとしているのかという部分です。
※私たちはこの部分が少々おろそかになっていました

(4)東京都クラブユース連盟へ新規参加の申し込み
ウェブサイトに申込の宛先がありますので、メールで新規参加の申し込みをします。
そうすると、新規参加チーム向けの研修会が行われますので、参加をして意思の確認があります。

(5)登録ブロックでのヒアリング
ここが最もハードルが高くなります。
同じブロックに既に参加しているチームの代表の方々からヒアリングされます。
練習場の確保であったり、試合会場の確保で特に公共の場合の確保に問題はないか、選手募集を既存チームの邪魔にならないようにしているかなどのチェックがあります。

(6)Kリーグへの参加
(5)で参加が認められたら、3月からKリーグと言われる仮登録(K登録)リーグへの参加をします。
ここで問題なくリーグをこなしていくことができれば、その年のクラブユースなどに参加できるようになります。
クラブユースの予選は一次戦からとなります。

(7)本登録
K登録で一年以上を過ごした段階で、問題がなければ本登録となり、Tリーグなど他の公式戦にも参加できるようになります。

(8)K登録への変更
本登録の状態で運営による重大なエラーがあった場合等に、K登録へ変更となり最低一年間活動をすることがあります。

と、こんな感じです。

とにかく(1)の状態で一年間を過ごすため、中学校一年の段階で公式戦に参加できないことがネックと考える保護者の場合には、まず入団してもらえないことが現実としてあります。

その選手たちが中学二年になりK登録となったとしても、全ての公式戦に参加できるわけではないため、ここもまた公式戦を重要視する保護者の場合には入団はしてもらえません。

そして最短で二年かかって本登録となり全ての公式戦に参加できるようになるわけですが、新規のクラブを見ているとやはり戦績が厳しいため戦績を気にする保護者には気に入ってもらえません。

いくら三年間育成を考えてと保護者や選手に伝えても、公式戦ができないならと参加してもらえないのがほとんどです。

これが厳しいのは事実ですが、U-15クラブを起ち上げるのであれば、それだけの信念をもってやらねばできないということです。

NSP CLUBとしては必ずU-15にまたチャレンジをしようと思っているのですが、同じブロックで立ち上げるのかを含め、また東京都にするのかということも含めて、選手を第一に、育成を第一に考えてやっていこうと考えています。

幸いなことに前回のチャレンジが失敗した際、クラブに所属していた選手は全員クラブチームや部活に入れてもらうことができましたので、私たちとしてはほっとしたのが本音です。

しかし、次回は失敗ができないと思っているので、慎重にかつ大胆にすすめていこうと思っています。