たまにはインストラクター活動なんかを・・・

今年度より審判インストラクターとしての活動をさせていただいていますが、よくサッカーの試合を見るようになりました。

私は台東区の推薦ですので、台東区の試合を見るわけですが、あまり最初から本部に構えて座っていると、運営の方や審判の方が構えてしまうため、実は結構こっそりとみていたりします(笑)

公式に台東区サッカー連盟審判部としてうかがう時にはきちんと台東区のウエアを着ていくわけですが、それ以外はこっそりと自前のウエアで拝見させていただいています。

そこでの感想ですが、みなさん頑張ってやっていらっしゃると感じるのです。

レベルの差は仕方がありませんが、自分ができることを一生懸命にやろうとしているのははっきりとわかります。

小学生の試合の審判であれば、一人審判であるためオフサイドを見ようと前に必死に走りますし、ファウルもぶれないように気を付ける姿勢もよく見えます。

ただ、ぶれないようにしすぎて、ファウルが行き過ぎて困ってしまうところも見えてしまうため、これはベンチのコーチの方々も、もっと審判をリスペクトしていただきたいと感じます。

もちろんベンチサイドからはこのやろう!と思うこともあるでしょうが、そうではなくてレフェリーに諭すような発言をしていただきたいと願うのです。

少年の審判は本当によくやっていると思う反面、はっきり分かれるのがやはり社会人です。

多くの方がきちんと審判をしようとしているのは認めます。

しかしながら帯同審判であるため、どうしても試合後の審判などとなると、走りたくない気持ちがあるのは理解しなくはありません。

ですが、もし自分がプレーヤーの立場であったとしたならどう思うのか、そこを考えていただきたいと思う審判がいるのもまた事実です。

社会人については今のところこっそり見ています。

というのも、社会人の審判は私がいるといないでは変わってしまうことが往々にしてあるため、こっそりと土手に座ってであったり、橋の上から見るなど、選手からも審判からもなるべく見えないように見ています。

そのうちきちんと拝見させていただくと思いますが、それまでみんな頑張っていただきたいと願うのみです。

自分の審判活動をしながらというのは、結構たいへんではありますが任命されたからには最大限の努力をしようと考えています。

もちろん、皆さんの活動を邪魔しないようにこっそりとお伺いすることもありますが、見かけましたら声をかけていただければと思います。

少年の公式戦は、特に何もなければ行くことができるようにと考えています。

その中から、もし少しでも上を目指したいというような審判が生まれてきてくれると、東京都サッカー協会としてはたいへんありがたいと感じるはずです。

プレーヤーとしてのチャレンジ

2年前、私はあるサッカークラブの練習に参加させていただきました。

全国レベルであり間違いなく強豪のチームの練習にさせていただいたのですが、自分のスキルが足りないこと、腰を痛めていて良いパフォーマンスができなかったことなど、さまざまな複合要素でそのチームに入ることはありませんでした。

まあ、監督とは合わないだろうなと思っていたことや、身長や体型でディフェンスしかやらせる気がないと言われたのも私のモチベーションを下げる要素でもありましたが・・・

幸いだったのはその練習に今のチームに引っ張ってきてくれた方がいらっしゃることです。

その方に誘われて今のブレインズに参加させていただいたのですが、最初はワンデー大会に参加させてもらったのです。

腰もだいぶ良くなってきて、サポーターをしていたのですがそれでも調子が上向いている中で、周りの人は私のプレーがわからないですし、私もみんなのプレーはわからないので、自分の得意なタッチラインの高速ドリブルで何度も縦突破をしていったのです。

その誘っていただいた方は「なるほど、君がしたかったのはそういうプレーなんだ。じゃあ、あのチームでは無理だったね。」とおっしゃっていただいたのと、その高速ドリブルといきなりの二得点で周りの方が私に興味を持ってくれたため、あたたかく迎えていただきました。

このチームで少しでも上に行きたいという気持ちが今はあるため、ブレインズでやっていますが、ここがでは全国に行くためには足りないものが多いためいろいろと考えています。

たとえばTSL-2の初戦では、無失点だった時間帯のオフェンスのメンバーと、得点をした時間帯のオフェンスのメンバーは一緒でした。

それは監督が今年の攻撃に据えるメンバーを考えてダイヤモンド型に置いたわけで、私は本職のセンターラインからはずれましたが、サイドからの突破と、センタリングの能力をかわれていると思うため、そこに専念をすることができます。

そもそも私はサッカーを始めてレギュラーを勝ち取った当時は、左サイドを突破するウイングでしたので、元に戻ったわけです(笑)

あの頃と違うのは、センタリングをあげる足が逆になった(左足が怪我で使えなくなった^^;)くらいでしょうか^^;;;;;

・・・と、そこがブレインズの全国への道のスタート地点です。

しかし、私がオフェンスに入ったときにディフェンスがどうしても薄くなる、平たく言えば守備が苦手であるために、その穴埋めをしてもらっているディフェンスの皆さんに感謝をしているわけですが、当然負荷をかけるディフェンダーのメンバーが決まってくるのは理解しています。

つまりはカバーリング能力の高いサイドバックが必要となってくるわけです。

そうすると今度はセンターバックが・・・となるわけで、現メンバーの強化と、新しいメンバーのスカウトが必要となってくるのです。

初戦は昨年TSL-1で戦っていたなぜTSL-2に落ちてきたのかわからない相手でしたが、その彼らは間違いなく体を作ってきていました。

それを「すげー」と見るのではなく「俺だって負けていないぜ」と思った選手がブレインズにいたかどうかです。

楽しみながらサッカーをやるのは私もそう考えていますし大賛成ですが、勝つためにはなにをしなければならないかといえば、自己でのトレーニングということになります。

そうして少しでもブレインズを勝つことのできるチームにして、TSL-1をめざし全国に一歩でも近づくための努力を、まずは自分からしていきたいと考えています。

若いころから全国を経験している同じ生年月日のUという選手がいますし、先日のクロスをゴールに決めてくれたKくんもいます。

新しく逆サイドにはAさんも入って攻撃の準備はできたのですから、決して夢ではないと思っています。

まずはリハビリを一生懸命に取り組み、治してから派手なトレーニングを再開させて動くことができるようにするのが私の命題です。

『少年サッカー界が抱える審判問題(寄稿)』への審判からの反論(3)

『少年サッカー界が抱える審判問題(寄稿)』への審判からの反論(2)の続きです。

その前のエントリーはこちらです。
『少年サッカー界が抱える審判問題(寄稿)』への審判からの反論

少年サッカー界が抱える審判問題(寄稿) マイボ 2016/06月20日(月)
こちらの寄稿文に関しての審判としての反論です。

(2)では審判の組織や、アクティブレフェリーについて書きました。

そこで指導者と言われる方に質問となります・・・

では、こちらに寄稿された方はそうした東京都少年サッカー連盟やブロック、市区連盟のような審判部・委員会になにかアプローチされたのでしょうか。

そしてアプローチをしたとしたなら、どのようにするべきなのか、どうやって協力体制を作るのか話をされたのでしょうか。

私は文面からしか判断ができませんが、あのようなことを書く人がとてもそういう行動に出るとは考えていません。

ちなみに台東区では少年であろうが成年であろうが疑問、質問などなんでも競技規則に関してであれば私に質問が来ます。

「このあいだこういう状況で・・・どう思う?」などというもので、簡単に答えられるものから、状況が判断しにくいもの、果ては愚痴まで聞くことになりますが、それらのすべてが参考になります。

そしてそれを東京都サッカー協会のインストラクターや、アクティブレフェリーの仲間などと共有して、それぞれ意見の交換や展開をします。

そこには私のようにコーチもたまにするというような方もいらっしゃいますので、そういう方のコーチ目線の話などということも聞かれます。

それが審判レベルの向上、ひいては試合レベルの向上につながるものだと思って、そうした情報交換などを行っているわけですし、さらに私の場合はコーチたちとも話し合いをして、今後どうしたらいいのかというのを相談させていただくことがあります。

もっとも新米インストラクターですから今は模索中のことが山ほどあり、ようやく少年のゲームにいくことができるようになったりしたわけで、これからはもっと積極的に市区、ブロックのために動いていかねばならないと思っています。

で、寄稿した方にお尋ねしたいのは、審判側にこういう人間がおりますが、話をしたことがありますか?と。

私は審判とも、指導者とも、運営ともそれぞれ話す機会をいただいておりますし、審判インストラクターとしてもさまざまな意見を聞くことができる環境におります。

それをひとくくりに

そして、ルールを知り、サッカーの試合を裁くことに酔いしれた審判が、自分の価値観でジャッジしていることは大きな問題だ。

などとは言語道断だと考えます。

敢えて書かせていただきますが、自分の価値観のみでやっているのはあなたです。

私たちは自分の価値観にならないよう、それぞれ意見を交わして、それぞれにとって良い環境を作るべく努力をしていっています。

それを否定するような言動は一切許すことができません。

真剣に審判活動に取り組んでいる審判たちに失礼です。

もちろん中には勘違いをしたような審判もいるかもしれません。

しかし、そういう審判をなくしていき、よりよい試合を作るためのレフェリーを育てる活動をしております。

そういう中で私が絶対に許すことができないのは、引用している部分です。

さらに書きます。

指導者と呼ばれる人々の多くに、審判をリスペクトしているとは到底思えない言動をします。

それが育成年代を見る指導者なのか?と問いたくもなりますし、あまりの異議のひどさに退席を命じられるような方もいらっしゃいます。

もっと言えば、試合中にずっと怒鳴り散らして自分の思い通りいかなければ罵倒するような”指導者”がいるわけです。

これはどう考えるのでしょうか。

それが全部とは言いませんよ。

しかし、残念ながら多くのチームでみられるのもまた事実です。

指導者も審判も、まずは競技者が試合をする環境をつくるべきですし、そのためのコミュニケーションも必要ですが、まずは互いをリスペクトするべきですし、いけないものはいけないと言うべきです。

私は指導者と審判はもっとコミュニケートすべきだと考えます。

それは育成だからとかなんとかではなく、まずプレイヤーが第一であるという考え方だからです。

最後に「世界基準の前に、そこにいる子供のレベルを考えてください」。

そしてその子供達がすべてではないということを知ってください。