台東区に全天候型グラウンドを!

台東区に全天候型のグラウンドは、リバーサイド競技場というのがあります。

しかしながら、こちらのグラウンドは200mトラックで少年サイズのサッカーグラウンドさえ作ることのできない人工芝があるだけですので、とても多目的競技場とはいえるものではありません。

サッカーにこだわらず、ラグビー、ゲートボール(これはリバーサイドでも可能)、グラウンドゴルフ、ホッケーなどなどなど全天候に対応したグラウンドを作ってほしいと切に願います。

現体育協会の役員の方に聞いたところ、過去には計画があって、蔵前国技館跡地に作るから協力してくれと言われたそうです。

ただしご存じの通り、蔵前国技館跡地は水道局と駐車場になっており、そんな様子は全くないため、役員の方は笑いながら「騙された」とおっしゃいます。

まあ、過去のことは仕方がないと思いますが、これからを考えると避難場所のこと等を考えるに、台東区に一辺120m程度の広場は必要だと感じますし、今からでも水道局の駐車場を動かしたり地下化してでも作るべきだと思います。

これは愚痴ですが雨が降れば台東区のサッカー区民大会は順延となり、毎回成年部の役員がグラウンドを確認しに行くわけです。

そして本日も水が浮いているため利用ができないとなり、寂しい思いをして帰ってくるわけです。

私の五時半起床の時間を返せ!(笑)

※現在は審判部以外の役はすべて降ろしてもらいましたが、人がいないので手伝いです

と、愚痴は別として他区の状況やスポーツ振興の観点からも、全天候型の屋外グラウンドは必要だと考えます。

どうか台東区の役人の方、議員の方には真剣に考えていただきたくお願いいたします。

全国社会人と地域チャンピオンズリーグ展望

そろそろ各地域リーグも終盤戦を迎え、地域チャンピオンズリーグからのJFL昇格を目指すチームたちを見ていこうと思います。

まずは地域チャンピオンズリーグの出場枠から。
・9地域サッカーリーグより各1チーム
・9地域サッカーリーグ(最上位リーグ)2位、3位チームの中から、全国社会人サッカー選手権大会のベスト4以上の上位3チームで、JFLへ入会を希望するチーム (最大3チーム)
・上記で12チームに満たない場合には、Jリーグ百年構想クラブが所属する地域サッカーリーグ(最上位リーグ)2位チームで有れば、優先的に出場を認める。但し複数のJリーグ百年構想クラブが該当する場合には、Jリーグ百年構想クラブに認められた順番とする。優先的な出場は1回を限度とする。

つまり、地域サッカーリーグで基本的に優勝チームと、全国社会人でベスト4以上でかつ地域サッカーリーグで3位以内の最大3チームが優先。
そこで12チームとならない場合には、百年構想クラブ所属の地域リーグで2位チームが優先的に出場。
ただし、複数の百年構想クラブが該当する場合には順番として、この優先的な出場は一回のみ。

あーややこしい!(苦笑)

じゃあ、全国社会人の出場枠は?となると以下の通りです。
①北海道 社会人サッカー連盟 3チーム
②東北 社会人サッカー連盟 2チーム
③関東 社会人サッカー連盟 6チーム
④北信越 社会人サッカー連盟 2チーム
⑤東海 社会人サッカー連盟 4チーム
⑥関西 社会人サッカー連盟 5チーム
⑦中国 社会人サッカー連盟 3チーム
⑧四国 社会人サッカー連盟 2チーム
⑨九州 社会人サッカー連盟 4チーム
⑩開催県社会人サッカー連盟(茨城県) 1チーム

まずは私が住んでいる関東から見ていきます。

関東リーグは優勝チームが決定しており、前年JFLから降格した「栃木ウーヴァ」となっています。
まあこれはJ3モードで戦っていたので当然の結果だと思います。

じゃあ関東に百年構想クラブは?となると栃木ウーヴァFCとtonan前橋となるので、2位チームの優先出場はあります。

関東一部リーグは残り一節なので確定しています。
1位 栃木ウーヴァFC(優勝確定・地域チャンピオンズリーグ出場)
2位 VONDS市原(確定)
3位 TOKYO UNITED FC(確定)

つまりこの二チームは全国社会人でベスト4以内に入れば地域チャンピオンズリーグ出場権を得られることになります。
さらに言えばVONDS市原は百年構想クラブが含まれているため、優先出場権を得られることになります。

では、全国社会人予選はどうなっているのかといえば、すでに6月に予選が行われており、6チームが決定しています。
A 東京国際大学FC(同じブロックのブリオベッカ浦安を撃破)
B 栃木ウーヴァFC
C VONDS市原FC
D TOKYO UNITED FC
E エスペランサSC(同じブロックの東京23フットボールクラブを撃破)
F 流通経済大学FC(同じブロックのヴェルフェたかはら那須を撃破)

つまり関東一部リーグの2チームは、全国社会人の結果次第で地域チャンピオンズリーグに出場が可能になります。

残念ながらこの段階で昨年JFLから降格したブリオベッカ浦安と、Jリーグを目指している東京23フットボールクラブに昇格のチャンスは全くなくなってしまいました。

北海道サッカーリーグは残り二節です。
1位 北海道十勝スカイアース
2位 ノルブリッツ北海道FC
3位 札幌蹴球団

優勝はまだ決定しておらず、十勝は残りノルブリッツと札幌蹴球団というカードなのでまだノルブリッツの優勝の可能性は残されていますが、勝ち点で並んだとしても得失点差が7あるので、圧倒的に十勝が有利なのは間違いがありません。

全国社会人予選結果
・札幌蹴球団
・札大GP
・新日鐵住金室蘭サッカー部
となっています。
こちらは十勝とノルブリッツは出場していないのですね。

まあいずれにせよ、札幌蹴球団は全国社会人の結果によって地域チャンピオンズリーグ出場が可能となります。

東北社会人サッカーリーグは残り三節です。

1位 ブランデュー弘前FC(優勝確定・地域チャンピオンズリーグ出場)
2位 FCガンジュ岩手
3位 盛岡ゼブラ
4位 富士クラブ2003

2位から4位は現実的な線から言って、2位は岩手だと思われますが、3位は読めません。

全国社会人予選結果
・富士クラブ2003
・いわきFC(東北社会人二部)

この結果によると、東北社会人サッカーリーグにて富士クラブ2003が3位以内に入ると、全国社会人の結果によって地域チャンピオンズリーグ出場が可能となります。

北信越フットボールリーグは終了しており、順位が決定しています。

1位 サウルコス福井(地域チャンピオンズリーグ出場)
2位 アルティスタ浅間
3位 JAPANサッカーカレッジ

全国社会人予選結果
・サウルコス福井
・アルティスタ浅間

ということで、アルティスタ浅間は、全国社会人の結果によって地域チャンピオンズリーグ出場が可能となります。

東海社会人サッカーリーグ

1位 鈴鹿アンリミテッドFC
2位 FC刈谷
3位 矢崎バレンテFC
4位 FC.ISE-SHIMA

こちらはまだ鈴鹿が二節、他一節を残しているため順位が確定しません。
優勝は鈴鹿か刈谷のどちらかなのですが、なんと直接対決で決するか、刈谷が勝ったとしても、鈴鹿はトヨタ蹴球団と一試合残しているため有利ではあります。

全国社会人予選結果
・常葉大学浜松キャンパスFC
・鈴鹿アンリミテッドFC
・藤枝市役所サッカー部
・FC刈谷

つまり、鈴鹿と刈谷はリーグ戦二位でも全国社会人でベスト4になれば地域チャンピオンズリーグへの出場が可能となります。

関西社会人サッカーリーグはあと一節を残しています。
1位 バンディオンセ加古川
2位 おこしやす京都AC
3位 FCTIAMO枚方

優勝の可能性があるのは加古川と京都のみとなっています。(勝ち点差2)

全国社会人予選結果
A FCEASY02
B アミティエSC(なんと、おこしやす京都ACとのこと)
C 関大FC
D St.Andrew’s F.C(同じブロックのバンディオンセ加古川を撃破)
E ASラランジャ京都

この結果を見ると、バンディオンセはJFL昇格のためにはリーグ優勝しかないわけですが、おこしやす京都ACは全国社会人の結果によっては、地域チャンピオンズリーグに出場が可能となります。

中国サッカーリーグは残り四節を残したチームがあるので、参考程度かもしれません。

1位 松江シティFC(優勝決定・地域チャンピオンズリーグ出場)
2位 三菱自動車水島FC
3位 JXTGエネルギー水島
4位 環太平洋大FC
5位 SRC広島
なんと2位から5位までが勝ち点3の中にひしめいています。
そのため、3位以内は全くよめない状況です。
そして驚いたのはデッツオーラ島根が再開に沈んでおり、一時期の勢いが全くなくなっていました。

全国社会人予選結果
・三菱自動車水島FC
・松江シティFC
・JXTGエネルギー水島

以上の結果より、三菱自動車、JXTGともにリーグ戦3位以内となると、全国社会人の結果によっては地域チャンピオンズリーグに出場が可能となります。

四国サッカーリーグは一節を残していますが三位までの順位は決定しています。

1位 高知ユナイテッドSC
2位 FC徳島
3位 KUFC南国

全国社会人予選結果
・高知ユナイテッドSC
・FC徳島

以上の結果によりFC徳島は全国社会人の結果によっては地域チャンピオンズリーグに出場が可能となります。

九州サッカーリーグは残り二節で、上位2チームが競っています。

1位 J.FC MIYAZAKKI
2位 沖縄SV
3位 NIFS KANOYA FC

全国社会人予選結果
A 沖縄SV
B J.FC MIYAZAKKI
C 宮崎産業経営大学FC
D NIFS KANOYA FC

リーグ戦優勝チーム以外の2チームは、全国社会人の結果によっては地域チャンピオンズリーグに出場が可能となります。

まとめ。

沖縄SV・・・高原くんが設立したチームですが、チャンスが巡ってきた感じでしょうか。

地域チャンピオンズリーグ出場決定チーム
・栃木ウーヴァFC
・ブランデュー弘前FC
・サウルコス福井
・松江シティFC
・高知ユナイテッドSC

リーグ優勝の可能性があるチーム
・北海道十勝スカイアース / ノルブリッツ北海道FC(十勝が有利)
・鈴鹿アンリミテッドFC / FC刈谷(鈴鹿が有利)
・バンディオンセ加古川 / おこしやす京都AC
・J.FC MIYAZAKKI / 沖縄SV

可能性のあるチームで北海道は二位になると可能性がなくなります。
それ以外のチームは、全国社会人選手権の結果で、三位以内に入ることで地域チャンピオンズリーグに出場が可能になります。

まずはこんなところでしょうか。

次は全国社会人選手権後に見てみましょう。

(後記)
各サッカー連盟/協会のウェブサイトや結果について、もっと見やすくしてほしいというのが本音。

星取表と順位表が別になっているのは極めて見づらい。

あと、リーグ戦のウェブサイトはあるのは結構だが、全国社会人予選は関係ある大会なので、少なくてもリンクはしてほしいなと。

そして全国地域チャンピオンズリーグの出場資格が変わったので、下克上がなくなったのは好感しています。

ドラゴンズが関東二部から全国社会人で優勝して地域決勝で順位に入ってJFLに上がった例があるので。

日本代表、ロシア終戦

ワールドカップロシア大会において、日本代表はベルギー代表に敗れベスト16にて散りました。

個人的には応援はしているものの、今回の代表には全く期待をしていなかったので、大いに期待外れをしてもらい、ある意味感謝しています。

にわかだろうとなんだろうとファンが増え、サッカーの会話が仕事場でもあふれたわけですが、やはりグループリーグ三戦目については、ネットも含めて評価が分かれました。

私はあんなことはするべきではないということなのですが、たぶん多くの人と違い「日本のやることではない」とか、「かっこ悪い」「卑怯」などというものではありません。

日本代表は過去にも二度ベスト16を経験しているわけで、世界的にジョークととらえられようがなにしようが、ワールドカップで優勝を公言しているのですから、少なくともベスト8に行くための戦いをするべきだと考えています。

そのため主力を休ませるのは結構だが、最終戦に余裕がない状態で賭けに出るなどばかげたことはやめるべきという考えです。

しかしながら、日本の目標はまだ決勝トーナメント進出なのだからこれでいいという意見もあっていいと思っていますし、それぞれがそれぞれにおいて考えが違って当たり前なのですから、論を闘わせることはあっても、相手を口汚く罵るようなことは全くありません。

むしろ相手を口汚く罵る人を軽蔑します。

結果論として決勝トーナメントに進んだのだからグループリーグ最後の10分間は報われたという意見はわかりますが、私は「じゃあ主力を休ませてトーナメントに臨んで負けたという『結果』はどう捉えるのか」と申し上げたくなります。

ベスト16でいいなら、主力を休ませる必要はないわけで、今回の代表監督である西野氏はベスト8をまずは目指したはずです。

ですから結果論で言えば彼は失敗をしているわけで、まして11人相手に勝つことができなかった氏を、最大限の評価などできようもないわけです。

日本人監督待望論というのがありますが、私は残念ながらまだまだだと思っています。

海外の監督人事を見ていて思うのですが、やはり「監督を中心としたチーム」が優れており、監督一人がポンとやってきて強化するなんてことはありえないわけです。

ですから日本協会の強化担当などとタッグを組み、世界的なスカウティングを行い、対戦相手を徹底的に分析するとともに、国内外では日本選手に対して日頃からの課題を出し、リーグ戦での注文を出し、それを監督が要約するような、そういう仕組みを日本人監督が海外で評価されるような、そんなことができてはじめて日本人監督を輩出してもいいのではないかと考えています。

その意味では元ジュビロの藤田氏に期待をしているわけですが、海外での活躍を祈っています。

今回の代表からは「長谷部」「香川」「長友」「本田」は引退するのだろうと思っています。

残念ながら西野氏は若手の登用がほぼなかったわけですから、今後はW久保、伊藤達哉、平川、中島など若い世代にスイッチしていっていただきたいと願っています。

そして次回から楽になってしまうアジア予選を重視するのではなく、アジアの予選とワールドカップやその他の大会、TMなどは戦い方を全く分けるつもりで臨んでいただきたいと考えます。

極論アジア予選はABチームで、ワールドカップはAチーム、ヨーロッパ南米とのTMはAチーム、それ以外はBチーム、そのチーム編成は絶えず入れ替わるような、そんなことをしていければ日本はもっと強くなると思っています。

しかし、日本協会がいつまでも旧態然としているのであれば、日本サッカーは凋落の一途をたどり、たまにいい選手が出てくる程度の国になってしまうでしょう。

そうならないためにも私たちサッカーファミリーは日頃から議論をし、サッカー協会へ意見を申し述べ、日本代表の強化につながるボトムアップをグラスルーツから行うことができるような環境を作っていきましょう。

それが私の望むことです。