昨日はフル代表がエジプトとの公式戦同様の親善試合、U-23代表がカタールとのオリンピック予選であった。
結果はもう当然ながらご存知だと思うが、フル代表は4-1で勝利、U-23代表が1-2での逆転負けとなった。
エジプト戦の4-1は取られた一点のことを深く反省しなければならず、また差し込まれ相手のミスで入らなかった2点分を見直さない限り、ワールドカップ予選では間違いなく敗退することになるだろう。
そしてU-23代表に関してであるが、一喜一憂しすぎであるとしか思えない。
これは絶えず思っていることなのであるが、日本人は予選途中での順位に固執しすぎである。
ゴルフではないが「あがってなんぼ」というのが予選なのである。
確かに危機的状況であり、あと二試合は間違いなく勝利が求められ、ベトナム戦はできるだけ得点差をつけて勝たなければならない状況に追い込まれたのは事実である。
カタールとは勝ち点、得失点差が一緒で、得点で1点負けている状況であるため、打開するためには得失点差で上まわるしかないのである。
まして今回の予選はサウジアラビアが予想外の苦戦を強いられており、カタールとの対決での勝利が期待できないため、ベトナム戦がキーになると思われる。
無論サウジアラビアがカタールに勝利してくれるのが一番日本にとってありがたいことであるのだが、最終戦にサウジアラビアが望みを残しているのであれば、日本でのホーム戦は死闘になることは間違いがない。
それら全部をひっくるめて日本は勝ち続けるしかないわけで、ベトナムとの戦いに全力を尽くしてできるだけ得点を取りに行くようにするしかない。
この予選のベトナムは手ごわい相手であるのは間違いがないのであるが、しかし勝利がないと言うのもまた事実である。
とにかく今どうこう言うのではなく、予選終了時に首位にいることが重要であるため「二位になった」というのをことさら強調することはないと考える。
途中経過を悪すぎる時に言うのは必要であるが、競り合いでは応援をするだけで勝利を信じるしかないのである。
日本人の悪い癖である。