私が愛して止まないコンサドーレ札幌であるが、第三クール最初では圧倒的であったのだが、第四クール入口でとうとう本命であったヴェルディ、京都に追いつかれた格好となった。
ヴェルディとの直接対決で1-5の完敗、圧倒的な戦力差ではあるが雨の中せめて引き分けでも・・・などという考えは甘かったようだ。
浮かれていた「サポーター」は第三クール途中で「昇格マジック」や来年昇格後のことを議論し始めていたのであるが、私は悪夢の三年前を思い出し、ひたすら沈黙を続けていたのであるがやはりという感じで危機感を募らせている。
なんせヴェルディとの勝ち点差は4、京都とは実質2(京都が一試合少ない)ということで、たった二試合で三位転落、自動昇格が消えるどころか、さらにヴェルディの2点差に仙台までいる始末。
札幌は圧倒的有利の状況から、五試合勝利なしという体たらくであるため、応援する側もたるんだ根性を引き締める必要があるだろう。
今はとにかく勝利あるのみで進むしかないのだ。
この段になってまでなお「札幌有利」などという寝言を言っている暇はない。
絶対的な戦力を持っているヴェルディや、安定している京都と違うのである。
特に終盤になって「元日本代表」の歯車がかみ合い、フッキやディエゴがいいリズムを出すようになったヴェルディは、私がサッカーライターである森本氏に語ったとおりの実力を見せている。
(ただしもう一チームの福岡は残念ながら・・・である)
今後の予定
第44節(10/10)
C大阪-札幌 ←ここでC大阪が勝てばセレッソも3位争いが有利
徳島東京V
福岡-京都 ←ここで福岡が負けると3位争いからほぼ脱落
仙台-山形
第45節(10/13-14)
札幌-草津
東京V-湘南
京都-C大阪 ←前節C大阪勝利で連勝なら3位争いが混沌
鳥栖-仙台
第46節(10-20-21)
福岡-札幌 ←ここで札幌が負けると望み薄
山形-東京V
徳島-京都
仙台-C大阪
第47節(10/24)
札幌-徳島
東京V-鳥栖
京都-愛媛
※仙台が休み
第48節(10/27-28)
愛媛-札幌 ←鬼門の四国・・・
草津-東京V
鳥栖-京都
仙台-福岡
第49節(11/10-11)
札幌-鳥栖
東京V–仙台 ←仙台の3位生き残り決戦
京都-山形
第50節(11/18)
札幌–京都 ←開幕戦のリベンジかはたまた・・・
仙台-湘南
※東京Vが休み ←ということで、札幌-京都が注目
第51節(11/25)
東京V-愛媛
京都–仙台 ←仙台が生き残れるか?
※札幌が休み ←ということで、京都戦が注目
第52節(12/01)
札幌-水戸 ←札幌は最下位になぜか分が悪い・・・
C大阪-東京V
草津-京都
仙台-徳島
C大阪は上位との対戦が多すぎるため、かなり苦戦が強いられそうなのでここでは追いかけなかったがまだわからないと思われる。
札幌は鬼門の四国アウェイと水戸戦、そして京都との直接対決がある。
京都は札幌と仙台戦という直接対決があり、仙台はヴェルディと京都戦、ヴェルディも札幌以外との直接対決があるが、ここに来ての安定度からみると少々有利なのではないかと思っている。
そうすると札幌の実質的な争う相手は京都であり、最後の直接対決を制することが重要となるのだが、その対決の前条件としては水戸と愛媛に勝つことというものが発生する。
京都もセレッソとの対決などもあるが、2位狙いであれば取りこぼしは少なくなると思われ、より厳しい戦いとなるのは必至である。
「今年こそ」と考えていた私であるが、第三クールにこれほどの取りこぼしあるとは思っていなかった。
厳しい戦いが続くが、なんとか勝利をものにしてもらいたいものである。