松戸市民市の校庭開放でのあり得ない対応

過去に葛飾区サッカー連盟少年部とチャンバラをやり合った私にはいろいろな相談がきます。

ということで今度は松戸市のお話。

来年度から新規で団体を作って小学校の校庭開放でグラウンドを借りようとしていた仲間。

明後日ようやく来年度の新規団体を含めた利用者会議ということでワクワクしていた矢先、学校から電話が。

学校「明後日の校庭開放の会議ですが、新型コロナウィルスのため、中止となりました。つきましては、貴団体には来年度は貸し出せず、現在の団体だけということになりましたのでお知らせいたします。」

仲間「は?」

ってなりますよね。

なって当たり前。

今回の会議は中止はわかる。

でさ、年に一回しか参入できないんだよね。

だったら、その会議は延期するのが当然じゃないの?

学校「市のスポーツ課に詳しいこと聞いてください。」

サッカーの団体が入っていないところをわざわざ調べて、会議出席までこぎつけた人のことを考えたらふざけるんじゃないよ!ってなって当然ですよね。

当然ながら私は彼らの応援をします。

学校長とか、本気で常識が通用しない人が中にいるのは葛飾区のPTAでよく知っていますから。

それにしても非常識ですよ。

以降の展開によっては、学校名及び市の担当者も公開していきます。

コーチライセンスに思うこと

前から某選手が「コーチライセンスに疑問」とか、東京都の四部からスタートするチームの監督に、サッカーが専門ではない人をつけたりと「一部では」話題になっているようですが、私なりに思うことを書き綴ってみます。

Jリーグやら海外リーグやらで、高いレベルで選手を経験している人であれば、そりゃどうとでも思うでしょうというのが本音。

しかし実際にグラスルーツでコーチをやっている人の中には、全くサッカーに触れてこず、親になって子供がサッカーをするからとサッカーを学び始めた人が数多くいます。

その人たちに対して、ライセンスを取ってねとやるのは、全くサッカーを知らないよりも学んでトレーニングやコーチングの理論を学ぶことに対して、私は極めて肯定的に捉えています。

もう少し・・・なのかそれ以上を考えると、究極は日本のサッカーってどんな方向性なの?ってことに尽きると思います。

チームそれぞれでカラーはあってもいいと思うのですが、日本代表というものを考えてみるに、日本代表のサッカー=日本の目指すひとつの方向性としてのサッカーであると考えるため、その指標に従ってグラスルーツから同じ方向を見るというのもひとつの考え方なのだと思っています。

「いやいやうちはドリブル重視だ」「いえいえうちはパス重視」「いや、うちはポゼッション」・・・とカラーはあってもいいでしょうが、いわゆる「平均的日本人にあったサッカー」というものを日本サッカー協会として進めていき、そこから選手として還ってくるものがあるのが理想的である・・・とも考えます。

しかし実態が伴っていないという意見があるのもまた理解できます。

さて、最初に書いた某選手の考え方についてですが、私はこれは極端すぎると思っています。

例えば私にとって、未だに大きな位置を占めている監督の理想像というのがあって、それは「アリゴ・サッキ」という人物に行きつきます。

サッキ氏はいわゆるプロリーグの選手経験がないにもかかわらず、イタリア代表監督、そしてなによりもACミランでの大成功をした監督として有名になります。

また今では普通に語られるゾーンプレスを編み出した人としても有名です。

これは本当に稀な例ではありますが、しかしサッキ氏はサッカーへの情熱は若い頃から持ち続けており、決してサッカー経験がないとも言えない人物でした。

そもそもサッカーを知ってはいたというわけです。

東京都の四部チームにはアスリートとして優秀な方(少なくとも私は好きな人物ではありますし、よく青砥にあったステーキ屋でご一緒しました)をつけるそうですが、東京都リーグであればスタッフさえ充実させるか、選手を呼び寄せればなんとか勝利することは可能でしょうが、果たしてサッカーへの情熱をどのように持つのか、またプロリーグを目指すまで監督として残ってくれるのかというのは疑問だと思っています。

S級ライセンスが云々とはいいますが、Jリーグまでをもコーチ可能なライセンスがなぜ必要かと言えば、まずは代表を含めた日本サッカーを考えることができる人であるべきだと考えますので、私は決してライセンス制度に否定的ではありません。

ただしライセンス制度で最も無意味だと思っているのは、到底「指導者」に向かないような人物までをもS級としてしまったいることだと思っているため、ライセンス取得について見直すべきだとは思っています。

グラスルーツだけをみるとしたなら、私はD級以上を持って学んでほしいと思うわけで、その意味で特に育成年代をコーチとして携わる方には持っていただき、学んでいただき、また周囲のコーチたち(自チームだけではなく)と議論をしたり、共有したりするべきだと感じています。

私達NSP CLUBの中からでてきた保護者の中にも、野球しかやったことがないという保護者の方が、息子がサッカーをやるからとC級を取得して学んだ方がいらっしゃいましたが、たまに話をするとサッカーをきちんと頭の中でまとめて理解していることがわかり、本当に素晴らしいことだと思ったこともあります。

もちろんそれはその保護者の方が頑張ったからということもありますが、そういう方が増えるきっかけとなるのもまたライセンス制度の一つの良いところであるともいえます。

クラブチームの選び方

長くサッカーにかかわっていると(しかも、審判やコーチとして育成年代にかかわることも多いので)、仕事仲間や知り合いの方々から「うちの子、今度中学生なんだけれど、いいクラブチームないかなあ?なんて相談を受けることが多くあります。

その際に少なくとも「私が見て思うこと」というのをそういう方々に伝えていますので、それを今日はご紹介したいと思います。

まず第一に試合を見ていて思うのは、監督やコーチが選手に対して罵声を浴びせるようなチームはおすすめしません。

強豪であったとしても「あそこはこういう声掛けがあるよ」と言いますし、それでサッカーが嫌いになってしまったら元も子もありませんので、必ず試合や練習を見に行くことをおすすめします。

インストラクターという立場もあるため、社会人から小学生までさまざまな試合を見させていただいていますが、一種(社会人、大学)であっても未だに選手に対して「てめえなにやってんだよ!」なんて声もきかれますし、対等ではない関係の中で(コーチと学生なんてそうですよね)まるでパワハラのような怒鳴り声が聞こえてくることがまだまだあります。

そのようなところに、例え強豪だとしても選手たちが伸び伸びと楽しくサッカーを行うことは難しく、到底「厳しい」というのと「パワハラ」は違うわけで、根本的にその厳しさが異なってくると考えます。

中学年代においてはそのコーチや監督の言動が、後々の人格形成にもかかわってくると感じるため、到底そのような監督やコーチがいるところはおすすめをしません。

J下部のクラブに言ってみればわかりますが、練習の「厳しさ」は怒鳴るとかそういうことではなく、身体をイジメる、試合で使うテクニックを身に着けるための厳しさであって、選手に対してのコーチからの圧力ではないということがよくわかります。

前に子供がピアノを習っていた時のある先生(すごく著名な方です)の言葉を思い出します。

「わたし子供の頃に厳しい先生で、よく怒鳴られていたんですよね」とある保護者の方がその先生に聞いたところ、その先生は「ああ、そういうアマチュアな指導者と呼ばれる人がいるんですよ。つまりは自分の伝えたいことを子供達に伝えられないから、できないことに対して怒鳴るんです。子供たちは素直ですから、わかる言葉で伝えるだけでいいんですよ。それがプロです」という言葉でした。

なるほど、怒鳴る人と言うのは結局のところ選手たちに伝えきれないことを怒鳴ることで「言うことを聞かせよう」としているだけのことであって、例え強豪だとしてもそのコーチはアマチュアでしかないわけだということです。

クラブチームは決して安くない会費を払うことになるわけですから、アマチュアの指導者であってはならないと考えます。

その観点から言うと、本来クラブチームではコーチとしてプロフェッショナルが求められるが、中にはアマチュアのコーチがいて、伝えられないことを怒鳴ることで発散するということになるわけです。

まあ、私たちの世代には怒鳴られて育てられたため、それしかできないという人がいますが、それはいい加減考え方を改めなければならないというわけです。

さて、ではどういうクラブをおすすめするかといえば・・・「選手にあったレベルで、楽しく行うことができるクラブ」ということになります。

これは極めて難しいことなのですが、しかしクラブは一つしか選ぶことができないため、私がヒントとしてお伝えするのは、優れた指導者は〇〇と△△と××にいます、レベルはこうですとお伝えして、実際に見に行くことをおすすめするのです。

優れたコーチというのは決して強豪だけではなく、市井にいらっしゃいますのでT-3であろうとも選手の育成を考えた指導をしている監督やコーチがいらっしゃいます。

将来、プロを目指すならT-1や関東なんて考えますが、あまりにも多い選手数に、試合の最中に見学や声出しだけなんてのは、ただただ残念な時間だと思います。

私であれば、声出しの時間はもったいないのですから、別のところで練習や練習試合をした方がいいと思います。

ただし、それが例えば関東大会に進出するところであったり、全国大会出場を決めるという大会なら別ですが、リーグ戦であるとしたなら、そのような応援は不要だと考えます。

まして、そうした強豪はパイの数は決まっているわけですから、セレクションが必ずありますし、確実に入ることはできないわけです。

セレクションに通れば素晴らしいことですが、もし中学年代で成長が一時止まってしまい(もしかしたら高校年代で伸びるかもしれない)試合に出られることがなかったりしたら、それはそれでもったいないため、どこを目指すのかという明確な目的は必要だと感じます。

例で言えばとうとうこの四月で国士舘大学の四年生となる澁谷雅也の例を挙げますが、彼は江戸川区の中央SCからジェファU-15を経由して國學院久我山へとすすみました。

彼は小学校の頃から「プロになりたい」という明確な目標があり、小学校6年生の時にはJ下部にチャレンジしましたが叶わず、しかしその後の努力で高校時代にはJリーグのチームからも目を掛けられるような選手になっています。

今年は四年生になるため、プロとなる最後のチャンスだと考えますので、彼の小学校からの夢がかなうのか見届けたいと思っています。

彼のように例えばプロになりたいという明確な目標があればいいのですが、そうではなく「できるならプロになってみたい」とか、プロは無理だけれど自分のできる一番いい条件でやってみたいとか、その個人のレベルにあったチーム探しというのがキーになると思っています。

T-3のあるチームでも高校の強豪に入ってプロを目指した子も見ました。

残念ながらうまくいかなかった子もいましたし、アジアでプロサッカー選手をやっている子もいます、ですので今だけを考えるのではなく、将来どうしたいのかという目標設定をしてみて、そこに到達するための中学年代を過ごすクラブを探してみようという目標を立てるのが「自分にとっていいクラブ」を探すコツだと考えます。

そこに保護者が役に立てるとしたなら、大人の目線であのコーチはプロフェッショナルなのかという目であり、育成をどこまで本気で考えているのか(コーチの中にはその順位が生活につながるような人もいるため、目先の勝利しか考えないような人もいらっしゃるようです)ということを、大人の目で見てアドバイスをすることができればと思います。

少し抽象的な部分もありますが、ぜひお子さんにあったクラブチームがみつかるようにと願っています。