全国地域チャンピオンズリーグが終わって

JFLチャレンジでもある全国地域チャンピオンズリーグが終わりました。

結果はJFAのサイトにも上がっていますが、FC今治(ワイルドカードで進出)、ヴィアティン三重がそれぞれJFLへの昇格をほぼ決定しました。

FC今治は全勝での勝ち上がり、ヴィアティン三重はFC鈴鹿アンリミテッドとの一勝一敗同士で迎えた三重県ダービーに勝利し、それぞれ昇格を手にしました。

この10年M.I.E.ランポーレ時代からFC鈴鹿アンリミテッドを見ていましたが、本当に残念な、あと一歩届かなかったことを残念に思っています。

そして同時にランポーレから応援し続けていた鈴鹿のサポーターの皆さんを、私はチームと同様かそれ以上に応援していたのだと感じました。

鈴鹿の応援席はきっとほかのクラブにはない、子供や女性も安心して応援できるような、そんなサポーター席になるのではないかと期待しているだけに、FC鈴鹿のチャレンジを止めていただきたくないと思います。

それにしてもFC今治の決勝リーグの進め方は上手であったと思いました。

初戦の鈴鹿戦を2-1で退け、ヴィアティン線を3-0とすることで、二日目には二位以内を確定させていました。

今回は三菱水島に全国社会人からの流れのような強さを感じることができず(結果は三敗でした)、二戦目で昇格を確定させたFC今治は試合巧者であったのだと感じます。

ゼットエーオリプリのスタンドにもJFA関係者が多くいたことでもわかるように、FC今治は注目されていたわけですが、それに確実に応えたということでしょう。

岡田代表の二戦目勝利後の笑顔にすべてが表れているように思いました。

ヴィアティン三重は三戦目が背水の陣だったのだと試合後に感じました。

FC鈴鹿アンリミテッドは、一戦目を落としながらも二戦目は三菱水島に3-0で勝利しました。

対してヴィアティン三重は0-3でFC今治に負けていたのですから、チームの勢いからいけば鈴鹿だったのではないかと思います。

そして直接対決ではペナルティエリア内でファウルを受けた鈴鹿が、PKを確実に決め1-0とリードします。

しかし、前半途中までは鈴鹿の流れであったものが、中盤を過ぎたあたりからヴィアティンが有利になり、前半で逆転をします。

後半で切り替えをしたかったものの、結果として後半最初にゴールを奪われてしまった鈴鹿は、落ち着きを取り戻すことができずに敗戦しました。

サポーターの方々は最後まであきらめずに応援していましたが、ピッチ内の選手たちは三点目を奪われてしまったときに腰が折れたように見えました。

そして四失点目・・・そこで勝負がついてしまいました。

FC鈴鹿アンリミテッドは三回目の地域決勝大会から含めた三度目のチャレンジで決勝リーグに進みましたが、結局今迄の経験を生かすことができなかったと思います。

継承すべきスタッフが全くいなかったのが原因の一つであると感じますし、これは東京23FCにも言えることだと思うのですが、経験者をうまく使うことができなかった、そう感じました。

来年度はFC鈴鹿アンリミテッドは11年目の東海リーグを戦うことになり、ヴィアティン三重はJFLでの戦いとなります。

しかし、今までのJリーグの昇格に対しての姿勢をみると、鹿児島の例を見てわかるとおり、そのクラブの体力から考えると、J3を目指すのであればヴィアティン三重がFC鈴鹿アンリミテッドがJFLに昇格するまでの間にJ3昇格を決めない限り、単独でのJ3昇格は難しいのではないかと感じます。

つまりは三重県のクラブとしてなんらかの方策、具体的には合併などをしていかなくてはJリーグとしては昇格を認められないなどとなるのではないかと思っています。

まして鹿児島の例を見るとわかるとおり、J3に入ってもスタジアムや環境面でJ2に昇格ができないなどの点も挙げられるわけで、オール三重県のクラブでJリーグを目指さないといけないのではないかと感じています。

FC鈴鹿アンリミテッドとしてはクラブの生き残りを考えるなら、来年JFLへの昇格を勝ち取りJFLにまずは昇格しなければならないと考えます。

そのうえで、三重県サッカー協会が何を提案するのかというのが興味深いわけです。

それにしても体力のないクラブが多すぎるのも問題です。

栃木ウーヴァはJFLから降格するところでしたが、降格したら解散するのではないかと囁かれていました。

J3に昇格できなければ解散の危機にあるクラブは多いのではないかと感じるわけですが、それはまだ日本のサッカー文化への投資がなされていないことと、スポンサーの安易な目標と計画があるのではないかと思っています。

スポンサーとなるからには、地域や文化ということを考えていただき、ただの広告塔としての期待をするのではなく、それほど大きなものにチャレンジしているのだということをご理解いただきたいと願います。

スポーツへのスポンサードは広告塔としてよりも、文化を作り上げていく手伝いと認識していただきたく思います。

だからこそ三重県のそれぞれのクラブのスポンサーの皆様は、それぞれのクラブを盛り上げていただきたく、そう願います。

全国地域サッカーチャンピオンズリーグ一次トーナメントが終わって

全国地域サッカーチャンピオンズリーグの一次トーナメントが終わり、以下のチームが決勝リーグに進むことになりました。

・三菱水島(全国社会人1位)
・ヴィアティン三重(全国社会人3位)
・鈴鹿アンリミテッドFC(全国社会人2位)
・FC今治(四国リーグ)・・・ワイルドカード=各グループ2位の中で勝ち点などの評価で最上位

大会の名前が示しているのは「全国の地域チャンピオン」のはずなのですが、グループ一位抜けしたのはすべて全国社会人トーナメントで出てきたチームでした。

東京では関東を制した東京23FCが出場していましたが、初戦のPK勝ち(90分以内勝利が3点、PK勝ちが2点、PK負けが1点の勝ち点方式)が響き残念ながら決勝リーグに進むことができませんでした。
※勝ち点5で最終戦に鈴鹿アンリミテッドFCと闘い、0-2で敗退して勝ち点5のままでした
PK勝ち以上が必要だったのですが、試合を見ている限り鈴鹿アンリミテッドFCにさまざまな面で負けていたように感じました。
極端な力の差はなくとも、結局地域決勝で三度目のチャレンジ(過去二回は東海チャンピオンとして出場、当時の監督は高木成太:FC鈴鹿ランポーレ)にて決勝リーグに進むことができたわけで、その執念というのもあったのではないかと思われます。

この大会で2位以内に入るとJFLに進出することができるわけですが、とうとう三重県にJと名のつくところに所属するサッカークラブが誕生する可能性が高いこととなりました。

個人的に思うのは、上記の二つのチームが合併して鹿児島のようにJ3に上がるだけの選手層と金銭的体力をつけてほしいと思います。

その意味で勝った方をJFLにし、負けた方はセカンドチームとして東海リーグに残るなどのことも考え、三重県にJリーグのチームを誕生させてほしいと思います。

M.I.Eランポーレ時代から鈴鹿を追いかけてきた私としては、それが三重に初のJリーグクラブ誕生になるのだと、そう考えています。

残念だったのはFC今治以外の地域チャンピオンでしょう。

北海道は毎回同じ顔ぶれとなってしまうのですが、コンサドーレ以外のJと名のつくところのリーグに所属できる本格的なクラブはまだ望むべくもないのか・・・と残念でなりません。

下部組織も含めて、コンサドーレのライバルとなり得るチームが存在することにより、離島とはいえサッカーの北の大地ができあがるであろうため、そちらの強化も願っています。

一番残念なのはFC刈谷でしょうか。

東海チャンピオンでありながら、グループ4位(3敗、PK負けの勝ち点1のみ)となり、同じ東海リーグの鈴鹿と三重が決勝リーグに進んでしまったことは、残念以外の何物でもないでしょう。

しかしながらここ数年を見ていると、地域チャンピオンが決勝大会ころには疲れ切ってしまっていて、今年がその最たる例になってしまいましたが、昨年のラインメール青森と同様、全国社会人トーナメントからの出場チームが勝ち残ってしまう、ある意味この時期にピークを持ってきて全国社会人に賭けるというようなチームが今後も現れてくるのではないかと思っています。

ですから東海リーグでは圧倒的な強さを誇ったFC刈谷でしたが、残念ながらそのピークを地域決勝に持ってこられなかったのは後悔というものではすまないのではないでしょうか。

今月25日から市原のゼットエーオリプリで決勝リーグが行われますが、果たしてどのチームがJFLに昇格するのかを興味深く見ています。

特に三重県から初のJのつく場所へ・・・叶うのかどうか見届けたいと思います。

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審判の笛について

審判に欠かすことのできないものの一つに笛というものがあります。

たくさんの笛がありますが、ここでは私が通常見聞きするものと、最後に私のお気に入りの笛を紹介します。

Jリーグで使用されているのはmoltenのバルキーンです。

私は持っておらず、今後買おうかな?とは思っていますが、4500円ほどするものですのでここ!という時に使う笛なのかな?と自分では思っています。
音は素晴らしいと思いますし、アクティブレフェリーでバルキーンを持っていると「おお~」という感じでしょうか。

最近はコルクレスが主体になっていますが、私が過去にやっぱりいいなあと思ったのは、葛飾区にある「野田鶴声社」のホイッスルでした。

写真は2002年の日本と韓国で共催したワールドカップの記念モデルですが、ワールドカップでも使われてきたホイッスルはとても甲高く澄んだ音で、世界一のACME社から製造を依頼されたのも納得の一品です。

そもACME社といえば、映画「タイタニック」で船員が吹いていた笛の製造会社でもあります。
もちろんレフェリー用のコルクインタイプのホイッスルもいい音でした。

老舗メーカーの音を楽しむにはぜひという製品です。

そして、どちらを使っている審判が多いのか?という一方がmoltenのドルフィンです。
私もこれを使うことが多くなっていますが、通る音が素晴らしい一品です。

写真はKPという咥える部分にゴムがついているタイプのものです。

もう一方はモルテンのFOX40です。
私も一時使っていましたが、少し小さいため(私の手が大きいという方もある(笑))現在は使っていません。

しかし、音は良いと思いますし、モルテンというのはいい笛を売っているなあと感じます。


そして最後に私が愛する一品ですが、老舗メーカーであると紹介したACME社のTornado 2000です。
UEFAでも使われていたもので、東京都サッカー協会の牧野委員長が指導部でインストラクターをなさっていた際、私のTornado 2000をみつけて「吹いたことないやつだね。どんな音か吹いていい?」と言っていただいた品です。
tornado2000
とても通る笛ですし、なにより持っている人が少ないので、隣り合ったグラウンドがある場合には、まずかぶることがない笛です。

グラウンドが隣り合っている場合、笛を変えることによって隣のグラウンドの笛と間違えないように、審判同士が「どの笛を使う?」なんて相談をしたりします。

今年の東京カップの清瀬内山で、元Jリーガー審判の御厨さんとも清瀬内山で「なに使います?」と相談をしました。
※彼はバルキーン、私はTornado 2000にしました

ところがこのTornado 2000なんですが、日本では入手困難でAmazonでも売り切れが続いている状況です。

なので、そのうち米国から仕入れて売ってしまおうかなどと考えていたりします(笑)

本当にいい音ですので、おすすめです。