水曜スクール最後の生徒

工藤が行う水曜スクールは、平成25年度で終了する予定です。
今後は基本的に土曜スクールへ移行し、平日スクールは来年度より別のコーチで行う準備をしています。

そんな仲、先日エントリーした水曜スクール最後のDNAで紹介した選手が、墨東五区の選抜Bに選出されました。
後期トレセンに続き、墨東五区選抜に選出されたことは本当にうれしいニュースでした。

反面、昨年まで一緒にスクールにいた同じチームのGKが結果としてGKとしてゲームには出場できないのか・・・と思うと、彼はどうしているのだろうかと気にもなってしまいます。

気を取り直して・・・彼には中学に進むことを考えて10月から5号球に変えて、その重さであったりスピードに慣れてもらうためのトレーニングをしています。
近距離でのパント練習、ゴールキーパーもフィールダーの一人であることを意識した前後、左右のパス、左右、上下のセービングの練習と、個人トレーニングに結果としてなっているスクールでは、集中してゴールキーパーとしての練習ができます。

中体連に進むと聞いていたのですが、このところの頑張りを見ているとクラブチームも考えた方がいいとも思っているため、本人に考えるようにも促しました。
葛飾区の中学校でコーチがしっかりしているところは限られているため、彼が通う範囲では難しいためというのと、やはり葛飾区であればクラブチームの方が優れた練習ができる、周囲の環境がしっかりしているなどと考えるため、できればクラブチームとも考えています。

ただし選ぶのはやはり本人と保護者の方ですから、将来どういう環境でやっていくのか、目標をどこにおいているのかで変わってくると考えますので、結論を待つだけです。

高校選手権東京予選準決勝展望

小野寺湧紀
写真:ゲキサカより・Copyrightは写真中にあります

11月の予定準備のため全く動くことができていないため見に行くことが残念ながらできませんでしたが、一番気になっている修徳は勝ち上がっていました。

Aブロック準決勝
・成立学園 vs 東海大高輪台
 準々決勝は成立が実践学園に1-0で、高輪台は延長で高輪を1-0でそれぞれ下し、準決勝に進んできました。
 双方とも強豪とあたり勝ち上がっているため油断はできないのですが、やはり自力で成立学園の方が有利ではないかと感じています。
 ただしもう一方の山では東海大菅生が勝ち上がってきているため、決勝での東海大決戦を狙っていることもあるでしょうため、一発を狙って勝利をもぎ取ってくる可能性もあると考えています。

・東海大菅生 vs 修徳
 東海大菅生は都立の雄、東久留米総合をPKで破っての準決勝進出です。
 それに対して修徳は都立保谷に4-2、都立狛江に3-0と楽な勝ち上がりをしてきたため、戦力温存ができているとも考えられます。
 個人的には小野寺(写真)を擁する修徳を応援しているのですが、逆の山と同様東海大決戦を狙ってくるであろう菅生が、修徳を必死で倒しに来ると考えているため楽な戦いにはならないと思っています。
 9日はどうしても観に行くことができないため、決勝での小野寺の姿をみたいのです!

Bブロック準決勝
・帝京 vs 駒澤大高
 帝京は1-0、1-0と決して楽ではない勝ち上がりに対して、駒澤は2-1、4-0とゴールを量産して勝ち上がってきました。
 一時期の迫力がないと言われていた帝京もあてにはならないと言われているTリーグで3位、駒澤は2位ということを考えればどちらが勝ち上がってもおかしくはないと言えるのかもしれません。
 個人的には帝京に憧れていた年代であるため、帝京の復活を見たいとも思っています。

・東京実業 vs 國學院久我山
 地区からの勝ち上がり決戦で都立国分寺を下した東京実業が、準々決勝で暁星を下した國學院久我山にチャレンジします。
 準決勝の中でチャレンジと言えるのは正直なところここだけだと思いますが、サッカーほどジャイアントキリングが起こりやすい球技もないと思っているので、東京実業の頑張りに期待をしたいとも考えます。
 ただしインターハイでも活躍した國學院久我山は相当高い山であるのは間違いがないでしょう。

選手権予選10/13の結果を見て

高校選手権の東京予選が行われていますが、二回戦でさっそく番狂わせが起きています。

Aブロックは順当に勝ち残っていて、三回戦は以下のとおりになっています。
・成立 vs 実践
・高輪 vs 東海大高輪台
・東久留米総合 vs 東海大菅生
・狛江 vs 修徳

Bブロックは二つの波乱がありました。
一つは昨年ブロック準優勝だった関東第一が国分寺に0-1で敗退しました。
もう一つは正則学園が東京実業にPKで敗退しました。
東京実業は主審で入った時に丁寧なサッカーをするなあとは思いましたが、まさか正則学園にPKとはいえ勝利するとはたいしたものです。
対して関東第一はここで負けるのか?というショックでしかありません。
今年のチームは選手権に出られるだけの力がある(昨年もですが)と思っていただけに、二回戦での敗退というのは残念でしかありません。

Bブロックの三回戦は以下のとおりです。
・帝京 vs 三鷹
・野津田 vs 駒沢大高
・国分寺 vs 東京実業
・暁星 vs 國學院久我山

Aブロックの成立 vs 実践は決勝でもおかしくない対戦です。
実際Tリーグやプリンスはトップチームが出ていないこともあって参考にはならないのですが、まちがいなくこの二チームは決勝に進んでもおかしくないチームです。
成立はインターハイにも出場しているのですが、実践も当然選手権を狙ってくるので凄まじい戦いになることは必至です。

地区からで勝ち残っている高輪は、T-1残留を決めた東海大高輪台と近隣対戦となりました。
やはりトーナメントにシードで残っている学校に勝つのは容易なことではないので、高輪の健闘を見てみたいと思います・・・が20日は審判割り当てがあり難しいようです。

修徳は葛飾小学校出身で11番を背負う二年生小野寺がおり、ぜひ選手権での活躍を見たいのでこんなところでつまずいてほしくはありません。

都立勢で選手権の可能性が・・・となると東久留米総合ですが、ここからはどこも強敵ばかりですので厳しい戦いとなるように感じます。
都立の中では間違いなく良いサッカーをしているので、善戦を期待しています。

Bブロックは関東第一と正則学園がいなくなったことで、國學院久我山の可能性が高くなったように感じています。
関東第一には知っている選手もいたので応援をしていたのですが、残念でなりません・・・

兎にも角にもあと三回の試合しかないわけで、東京の代表が決定するというのに、審判割り当てが今年は昨年よりも厳しいため、決勝まで見ることができないかもしれません。
そう考えると修徳には選手権に出てもらわないと、私は小野寺の活躍が見られないことになります。

一昨年度の伊東(群馬・桐生第一)以来の葛飾小学校卒業生の選手権出場が叶うのか、興味を持ってみています。